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都知事選の頃は謙虚でした
就任5カ月でゴーマン復活 舛添要一都知事の野望とは
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4134
週刊文春 2014年7月10日号
就任から約5カ月。舛添要一東京都知事のゴーマンぶりが全開になってきた。唐突な東京五輪の施設見直し、独自の対中外交――。都議会でのセクハラヤジ問題も相まって、注目度はうなぎのぼりだ。
「まったく聞いてなかった。これまでは大人しくしてたけど、地金が出てきたね」
こう憮然とするのは知事与党幹部だ。舛添氏は議会で突然、五輪施設の建設計画の変更を検討すると宣言。根回しされていなかった自民党や公明党の都議たちは驚くことしきり。そもそも東京五輪の施設が「オーバースペックで見直しが必要」との考えは、コンセンサスになりつつあった。それを根回しなしで「変更」を宣言し、主導権を握ろうとの思惑が露骨というわけだ。
もう1つは「外交」。安倍政権下で悪化したままの中国との関係をめぐって、4月には北京市長に招かれて訪中し、すっかり気をよくした舛添氏は都市外交を担当する「儀典長」を「本格的な都市外交をやるために名前を変える」と宣言した。もともと儀典長は「外務長」の名前で設置されていたが、石原慎太郎元都知事が2003年に名前を変更した。7月にはソウルへの訪問を計画しており、自民党幹部は「安倍内閣でおかしくなった中韓の関係を自分が正してやるとでもいわんばかりだ」と吐き捨てる。
舛添氏は自公両党の支援を得て、悲願の都知事に当選しただけに、当初は自公と安倍政権にも殊勝な姿勢をみせていた。また、就任会見では「女は生理があるから政治家に向かない」などの過去の発言をメディアから追及されても、終始低姿勢だった。
だが、最近は国家戦略特区では「上から目線であれやこれや言うべきでない」と国を批判し、記者会見では記者に「逆質問」してやりこめたりする場面が目立ってきた。
学者、タレントから国会議員になり、当選2回で厚生労働相に抜擢されるも、自民党が落ち目になると執行部批判を繰り返して離党。自民党が政権に復帰すると、今度は支援を受けて都知事に転身するなど、「日の当たる場所を歩き続ける能力は抜群」(前出の自民党幹部)。自民党時代は青木幹雄・元参院議員会長、最近は菅義偉官房長官との関係は良好で、権力の所在への嗅覚には定評がある。
そろそろ本領を発揮してきた感のある舛添氏。「外交への色気など、やっぱり最後の狙いは国政復帰と首相じゃないか」との観測がもっぱらだ。
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