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北朝鮮への早過ぎる制裁解除…安倍政権の危険な「賭け」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151581
2014年7月3日 日刊ゲンダイ
勝算はあるのか/(C)日刊ゲンダイ
本当に拉致被害者が帰ってくるのか?
安倍首相は3日午前、会見を開き、北朝鮮への制裁措置の一部解除を決定したと発表した。4日の閣議で正式決定する。
解除する主な独自制裁の内容は北朝鮮籍を持つ人の原則入国禁止、北朝鮮船舶の入港禁止、北朝鮮への送金・現金持ち出し額の報告義務付け。一方、貨客船「万景峰号」の入港や航空チャーター便の乗り入れ禁止、輸出入の全面禁止は継続する。
制裁解除の裏には北朝鮮側との拉致問題解決に向けた交渉の進展がある。1日に北京で日朝政府間協議を開催。安倍首相は北朝鮮による特別調査委員会について「国防委員会、国家安全保衛部といった国家的な決断、意思決定できる組織が前面に出るかつてない態勢ができたと判断した」と評価した。
さらに政府間協議の場では、北朝鮮側が国内に生存しているとみられる日本人のリストを提示したとも報道された。けさの日経新聞によると、北朝鮮側は2桁の人数をリストアップ。そこに朝鮮語で人名や経歴などが記載されていたという。日本側は保有する拉致被害者や特定失踪者に関する資料との照合作業を始めたとも報じられた。
■互いに“成果”ほしさ
ただ、リストに拉致被害者が含まれているかははっきりしないため、制裁解除は“見切り発車”という見方もある。
「日朝協議でも北朝鮮側は早く制裁解除が欲しくて、会談時間を早めようと働きかけるなど、とにかく前のめりでした。その延長で、生存者リストも非公式の形で出した可能性があります。ただしその中に拉致被害者が含まれているのか、失踪者だけなのか、何人なのか、何歳の人が生きているのかなど、具体的なことは分からない。したたかな北朝鮮相手に、制裁解除を先行すれば、してやられてしまう可能性もある。そんなことは分かりきっているのに、解除に踏み切った安倍政権も北と同じく、成果が欲しくて前のめりになっているような気がします」(日朝協議を現地で取材したジャーナリスト・太刀川正樹氏)
菅官房長官は3日朝の会見で生存者リストの存在を否定した。拉致問題を巡っては、相変わらず何が真実なのか分からない。
安倍政権は北の策略に引っかかって終わり、なんてことになる可能性だってある。
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