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雲行き怪しい「日朝協議」 本当に拉致被害者は帰ってくる?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151546
2014年7月3日 日刊ゲンダイ
会談に入る伊原アジア大洋州局長(右)と宋日昊大使/(C)AP
結局、大勢の記者は安倍首相のパフォーマンスに付き合わされるだけなのか? そう思わされたのが7月1日北京で行われた日朝協議だ。取材記者だけで100人以上。北京駐在記者はもちろん、大阪、東京、さらには北海道からの記者もいる。ソウルからもやってきた。
しかし、ぶら下がり会見に現れた伊原純一外務省アジア大洋州局長は疲労困憊で、会見内容も中身なし。午前2時間、午後2時間半の合計4時間半も協議をしたのに、「ミサイルの発射は遺憾であると抗議した」「宋日昊大使から調査委員会の構成、役割、責任体制などについて丁寧に話を聞いた」と言う程度。あとは何を聞いても「東京に帰ってから」「総理に報告してから」と繰り返すのみで、結局、わかったのは「今回の協議では特別委員会はまだ発足していない」「経済制裁の解除はまだ行っていない」「次回協議の日程はまだ決まっていない」ことくらいなのである。これじゃあ、記者団は肩透かしもいいところだ。
何もかも秘密主義にして、安倍サプライズを演出するという見方もあるが、その一方で、局長は記者会見の前に深刻な表情で、「今回は出すものがない」「出せるものがない」と職員に呟いていたという情報もある。
それに対して、北朝鮮側は積極的だった。午前10時開始予定の協議を9時52分に始めようと提案したし、午後、日本大使館で行われた協議も10分ほど早く再開しようと提案したほど。宋日昊大使は「日本側の(制裁解除の)準備状況をお聞かせ願えればありがたい」と述べたという。
また日朝協議を前に韓国の東亜日報は横田めぐみさんの娘、ウンギョンさんの訪日説を報道した。このネタ元は韓国の拉致家族会の崔成竜会長だが、外務省が苦々しく思っているのは間違いない。
(北京・太刀川正樹記者)
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