http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/801.html
Tweet |
2014/07/01 閣議決定と同時刻、その裏で行われた山本太郎議員らへの強制排除
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/150135
7/2 20:00 IWJ Independent Web Journal
安倍内閣は7月1日の夕方、総理官邸で開かれた臨時閣議で、従来の憲法解釈を180度変更し、集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定した。官邸周辺には閣議決定に異を唱える市民らが集まり、大規模な抗議活動を繰り広げていた。しかし一部では、警備の警官らが市民らを排除する一幕もあった。
記事目次
・山本議員と市民を襲った暴力的な強制排除
・山本議員「抗議行動に参加するのは自由だ」
■山本議員と市民を襲った暴力的な強制排除
午後5時頃、総理官邸前交差点のメイン抗議行動エリアの向かい側、国会議事堂駅1番出口付近では、官邸に抗議しようと集まった20名ほどの市民らが、「歩行者の通行の邪魔になる」「安全確保のため」といった理由で警察に移動を命じられた。
そこにたまたま通りかかったのが山本太郎議員だ。山本議員は、なぜ移動する必要があるのか、警官らに詳細な説明を求めたが、警官らは説明とも取れない説明を終始繰り返した。
「戦争反対」「抗議をさせろ」とシュプレヒコールを続ける市民らに対し、警官らは強制排除に踏み切った。市民らを30メートルほど離れた路上に力づくで押し返した。市民らは強制排除されながらも怒声を上げ、抵抗を試みたが、市民の3倍以上にものぼる圧倒的な数の警官を前に、為す術なく排除された。
山本議員は「排除される意味がわからない」と猛抗議。排除にあたり、山本議員は2度も地面に転倒させられ、他の市民も山本議員同様、腕力にものをいわせた強引な扱いを受けた。腕を掴まれ、ひねられた市民や、口を切って流血した市民もいたという。
「押すな」「暴力やめろ」「責任者は誰だ」――。
市民らは怒声を上げた。排除された山本議員は、警察と静かに、対話するように抗議した。「暴力で排除した理由を教えてほしい。理由が言えないならば、もとの(抗議していた)場所に戻してほしい。昨日はあの場所で抗議することが許されていた。現場責任者は正当な理由の説明ができないのであれば、道を開けてほしい」。
山本議員が粘り強く警官と交渉し始めてから約30分後、ようやく警官らは、市民らに官邸前に戻ることを許可した。
■山本議員「抗議行動に参加するのは自由だ」
山本議員はIWJのインタビューに対し、「警察は、昨日ここで(警察の警備の)決壊があったから安全性の確保が必要、というが、その排除の仕方があまりにも暴力的だった」と振り返る。「抗議行動に参加するのは自由。しかし、いきなり排除。ようは(官邸前交差点の)両側が決壊し、車道を規制することになるのが嫌だったようだ。しかし、(安全性を確保するのであれば)車道を一車線封鎖すべきだ」と述べた。
山本議員らが警察に強制排除されている間に、総理官邸では解釈改憲の閣議決定がなされた。これについて山本議員は、「その瞬間を見逃したが、まぁ閣議決定されるのはわかりきったことだった」と語る。
「特定秘密保護法にOK出して、日本版NSCにOK出して。ここ(解釈改憲)にいくためのそれだったわけだから。だからそこに対するブレーキは国会内にはほとんどなかった。だからもう、市民運動しかない」
さらに、「閣議決定後、16本の法整備に入る。時間は少し稼げる。秋から始まる国会をピークに、みんなで運動をどうやって作っていけるのか、ということ。運動は一人が一人の友だちに広げるのも運動だ」と語った。(IWJ・原佑介)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK167掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。