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日本はアメリカに守られていたから、戦争に巻き込まれなかった。そのアメリカが衰退している今、日本は何をすべきなのか。
日本は、今まで守られていたから戦争に巻き込まれなかった
http://www.bllackz.com/2014/07/blog-post_2.html
2014年7月2日 Darkness - ダークネス
アメリカは外交的に内向きになっており、それと入れ替わるように中国が国家膨張主義政策を取るようになっている。
そして、中国は韓国を鉄砲玉にして日本を破壊しようとあらゆる手段を使うようになっている。日本は、明確に破壊工作の対象になっている。
日本の破壊工作を進める上で、中国・韓国にとっては日本がいつまでも「戦争できない国」でいてくれる方がいいので、これらの国は、絶対に集団的自衛権の法改正を認めない。
そこで、外部からも激しい内政干渉を行うと共に、日本国内からもスパイを総動員して集団的自衛権の見直しができないように激しい反対工作を仕掛けていた。
実際、街頭でも激しいデモを展開しているし、インターネット内でも、やっと日本が本当の独立国になれるための大切な第一歩を破壊させようと、猛烈な工作を展開していた。
しかし、こういった日本を貶める動きは封じられた。
日本は2014年7月1日、集団的自衛権の行使を容認する方向に舵を取り、安保政策は大きく転換した。まさに今後の日本の動きを象徴するような、劇的な1日となった。
■アメリカが守ってくれていたから平和だった
アメリカは、もちろんこの動きを非常に歓迎している。そもそも、集団的自衛権の行使を容認は、アメリカが求めていたものである。
アメリカは今まで、「日本が攻撃されたら、アメリカが攻撃されたと見なして戦う」と言ってくれていた。
この意味が分かるだろうか。
日本が中国、韓国、北朝鮮等の敵対国に攻撃された場合、アメリカが「血を流して」それを防衛すると明言してくれていた。戦後から現在まで、アメリカはずっとそのスタンスを崩さないでいたのである。
もちろん、これはアメリカが日本を愛しているからではない。アメリカにとって日本が同盟国であった方が好都合であるからそうしていた。
しかし、今まで日本が戦争に巻き込まれなかったのは、このアメリカの力強い宣言があったからである。
日本人が世界から恐れられていたからではない。アメリカが世界から恐れられていたのだ。
もっとはっきり言うと、日本は戦後から今日までたまたま平和だったのではない。「アメリカが守ってくれていた」から平和だったのだ。
日本は武力を持たないが、「日本を攻めたらアメリカが黙っていない」というのが抑止となって日本は、今までずっと平和ボケでいられたのだ。
■日本の国民の安全は、日本政府が守るという基本
ところが、そのアメリカがすでに国力衰退のために、それができなくなりつつある。
もう、アメリカは経済的な疲弊が隠せなくなり、世界中から兵を引き上げようとしている。日本を守ることが現実的にできなくなりつつあるのだ。
日本を守ってきたバリアが消えている。
そうなると、日本は戦争できない無防備状態のままアジアの一角に取り残されることになってしまう。これが現実だ。では、日本はどうしたらいいのか。
自分の身は自分で守らなければならないという「当たり前」を早急に整備するしかない。日本国民の安全を、アメリカが守っていたということ自体が異常だったのである。
自分の身は自分で守るという普通の国がしていることを日本もするしかない。日本の国民の安全は、日本政府が守るという基本に立ち戻るのである。
安倍政権は、それをした。つまり、当たり前のことを淡々と実現した。
安倍政権を見ても分かる通り、そこには高揚感も何もない。やらなければならない当たり前のことをきちんとしたという姿勢だけである。
本来であれば、もっと早くそれは実現されていなければならなかった。しかし、歴代政権は無能だったので、それができなかっただけだ。
中国が膨張主義を取って、日本の領土を侵略しつつある今、それは早急に整備されなければならないものでもあった。日本は2014年7月1日、やっとのことで第一歩を踏み出せた。
■日本人は現実を見なければならない時が来ている
日本人は平和ボケしすぎて忘れているのかもしれないが、戦争や紛争、民族間の殺し合いは、珍しいものでも何でもない。それは常に起きている。人類の歴史で戦争が途切れたことは一度もないのだ。
今でもシリア・イラクやアフリカ各地で激しい殺し合いが起きているのは、そこから目を背けている日本人でもよく知っているはずだ。
戦争によって人間が殺されるという現象は、現実としてそこにある。世界中、どこの国の人間であっても、いつでも戦争に巻き込まれていく。
もちろん、日本人も例外ではない。
今まで、日本はアメリカが守っていたが、そのアメリカが世界から静かに撤退し始めている今、日本が戦争に巻き込まれる確率は今まで以上に強くなってきている。
中国が日本に戦争を仕掛けないと誰が言えるのか。中国の属国となりつつある韓国が、鉄砲玉として日本に襲いかからないと誰が言えるのか。
日本は、今まで守られていたから戦争に巻き込まれなかった。「血を流す」という汚れ仕事をアメリカに押しつけて、自分たちは良い子ぶって戦争反対と叫んでいた。
しかし、アメリカが衰退していく以上、もう日本はそういったご都合主義は終わりになったのだ。日本が攻められたら、日本人も命を賭けて自国を防衛しなければならないのだ。
同盟を組んでいれば、同盟国も集団的自衛権の範囲で助けてくれるかもしれない。
しかし、日本が攻められているのに日本人自身が戦わないのであれば、誰が日本を守るというのだろうか。
また、同盟国が窮地に陥っているのに日本が助けないのであれば、誰が日本が窮地に陥ったときに助けてくれるというのだろうか。もう時代は変わっている。
中国・韓国の日本人憎悪を見ても分かる通り、暴力の時代に入りつつあり、日本はその対応を迫られている。日本人は現実を見なければならない。
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