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2014-07-01 11:48
今日7月1日には、安倍内閣が「集団的自衛権の行使」を認める憲法解釈変更(閣議決定)を行なう予定になっている。(ーー)
<ど〜しても今日中にカタをつけたいためか、何と朝7時半から自公与党協議を開いて、合意をとりつけていたです。(@@) ここから各党が、担当部会や総務会(公明は中央幹事会?)で了承を得て、オールOKになったら、夕方に臨時閣議を開いて、閣議決定するんだって。(>_<)>
以前から、このブログを読んで下さっている方はご承知のように、mewはこの8年半、極端な話、ともかく「集団的自衛権の行使だけは認めたくない」という思いで、このブログを続けて来たようなところがあるし。
特に安倍晋三氏が自民党の総裁に復活した12年秋からは、安倍自民党が政権をとったら&大勝したら、「集団的自衛権の行使の解釈改憲」を強行する可能性があるので、マジで「日本がアブナイ」と。何とかこれを阻止したいと訴え続けて来たわけで。
このブログを始めてから、いや日本の国政という面では、この世に生を受けて以来(?)、今日ほどブル〜な日はないと言っていい。_(。。)_ <限りなく暗闇に近いブル〜ね。 (ノ_-。)>
しかも、一度、集団的自衛権の行使を認めてしまったら、そう簡単に引き返すことはできない。(ーー゛)
安倍内閣は、今月から米国との間で、日本が集団的自衛権の行使できることを前提にして、本格的に日米ガイドライン(防衛協力の指針)の見直しの検討にはいるし。また豪州など他のいくつかの国々とも安保協定を結ぶための協議を行なう予定になっている。(-_-;)
そして、いったん外国との間で、安保軍事に関する約束事をしてしまったら、あとから「やはり、やめました」という拒否することは極めて困難なことだからだ。^^;
* * * * *
でも、mewがもっとコワイ&アブナイと思うのは、今日、日本が戦後最大の転換点を迎えようとしているにもかかわらず、メディアや国民の多くが、何事もないかのようにやり過ごしていることだ。(~_~;)
この解釈改憲は、実質的に憲法9条の改正を行なうに等しいことなわけで。戦後69年の中で、日本の国や国民のあり方が大きく変える重大事であるはずなのに。<2014年7月1日の憲法解釈変更は、日本史や政経の教科書or資料集に記される可能性が高いと思うです。>
メディア、特にTVの大部分は、ず〜っとほぼスル〜状態だし。その影響もあってか、国民の間でも、さして関心も危機感も高まっていない感じがあって。mewは、むしろそのことに愕然としてしまっているところがある。(@@)
せめて今朝ぐらい、TV各局が「今日は、日本の国や国民にとって超重大な閣議決定があるんだぞだぞ〜」と国民に伝えて欲しかったのだけど。
ニュース&ワイド・ショーも、ほとんど取り上げておらず。淡々と「今日、閣議決定が行なわれる予定だ」と事実を伝えるだけのところが多いのが実情だ。^_^;
<昨年暮れの「秘密保護法案」の時の方が、まだマシだったかも。^^;>
きっと国民の大多数は、今日の解釈改憲の閣議決定で何がどう変わるのかもよくわからず。実質的に9条が改正されたことにも気づかないまま、日々が過ぎて行くのだろう。(-"-)
* * * * *
政府もメディアも、この件をほとんど国民に説明しないこともあって。いくつかの調査によれば、いまだに国民の半数近くは「集団的自衛権」の意味が正確にわかっていないとのこと。
mew周辺では、もしかしたら、女性の7割ぐらいは「???」かも知れない。^^;
<「集団」+「自衛」の文字から、また安倍首相らが「国民を守るために」と強調していたことから「米国などと一緒に、日本を守ること」などと勘違いしている人が少なくないし。
オバマ大統領の来日時に「集団的自衛権の行使を支持した」「尖閣諸島も安保の適用範囲になると言った」ということがセットで大きく報道された影響もあって、「集団的自衛権の行使を認めないと、米軍と一緒に尖閣諸島を守れないってことでしょ」ととらえている人も何人かいたです。^^;>
安倍首相らが、やたらに「国民の生命を守るため」とアピールしていることから、「日本人や日本の領土を守るためなら、仕方ない」と思う人もいるようなのだが。別に「日本の国民や領土を守るため」なら個別的自衛権でも対応できるわけで。見事にだまくらかされているような感じがあるし。^^;
世論調査では、「限定的ならいい」という声も少なからずあるようなのだが。一体、どれだけの人が、今回の解釈改憲案で、どこまで集団的自衛権の行使が限定されるのかを知っているのかも疑問だし。こちらも、見事に「まやかし」の限定容認論にハマってしまっているような感じがある。(~_~;)
<自公与党の間だけで議論され、解釈改憲の文案作りが進められていたので、国会議員の中にも、何がどうなっているのか、よく知らないorわかっていない人が結構いたりして?^^;>
* * * * *
そして、いつか「自衛隊が海外で武力行使や交戦をした」「自衛隊員or他国の人が、戦後初めて殺傷された」というニュースを見て、「え?いつの間に、こんなことをしてよくなったの?」って思うのかも知れないし。
いつか日本の国民や領土が戦争やテロに巻き込まれた時に、(それはあなたやあなたの家族、友人かも)「あの時に解釈改憲をしていなければ」と悔やむ人がいるのかも知れないけど。^^;
それに気づいた時には、まさに「時、既に遅し」なのである。(ーー゛)
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すっかり意気消沈しているmewは、記事を書いていても、ついつい恨みがましい文になってしまうとこがあって。思い切って、後半はカットすることに。<そのうち恨みを書き連ねるかも知れないけどね。^^;>
日刊ゲンダイに、『「集団的自衛権」1日閣議決定 国民は黙って見過ごすのか?』と問いかける&『やめろと言わないのは“許した”のと同意』だと訴える力強い記事が載っていたので、自分を励ますためにも(?)、ここにアップしておきたいと思う。
『「集団的自衛権」1日閣議決定 国民は黙って見過ごすのか?
やめろと言わないのは“許した”のと同意
安倍政権が1日、集団的自衛権の行使を認める閣議決定を強行する意向を固めた。菅官房長官が会見で明らかにした。この日程も安倍首相の外遊優先。豪州に出発する前の4日までに決めてしまおうというハラで、こんな乱暴な発想で平和憲法のもとで徹してきた「専守防衛」の看板を外すなんてムチャクチャ。憲法学界の重鎮は「国民は恥辱を受けたままでいいのか」と怒りの声を上げている――。
■戦争屋の“手品”にはめられ恥辱を受けたままでいいのか
「メンバーの中では議論が熟してきた」
27日に行われた与党協議の後、自民党の高村副総裁がヌケヌケとこう言った。これまでに行った与党協議の回数はわずか10回。それも1回が2、3時間程度のもの。しかも、この数週間で論点はあちこちに飛び、収拾がつかない状態だった。
これには専門家の間からも、「手品を見せられているようだ」と戸惑いの声が出ている。憲法学者・小林節氏(慶大名誉教授)はこう言う。
「本来は、集団的自衛権の議論だったはずが、いつの間にか、『集団的』も『個別的』も区別できていない15事例の検討に移り、それが終了していない段階で、自衛権行使の新3要件の議論になった。さらにそれも決着しないうちに、国連軍や多国籍軍の戦争にも参加させろという集団安全保障の話にすり替わった。あまりに論点がコロコロ変わるので、多くの国民には理解できなかったはず。うっかりしていると、専門家である我々でさえ、これが憲法議論であったことさえ忘れるほどでした」
論点のすり替えは、与党協議に“正義”がないためだ。安倍首相は、他国の戦争で母と子が逃げ遅れ、アメリカの艦船に助けられた場合……といった机上の空論を持ち出して議論を混乱させたばかりか、新3要件では、集団的自衛権を否定した1972年の政府見解をねじ曲げた。
公明党も、国民の生命、自由に「明白な危険がある場合」は集団的自衛権を発動、つまり“戦争をしていい”と追認したが、何が明白な危険であるかは時の政権の考え方次第だ。逆にどの場合に行使が認められないかについては、何ひとつ具体例を出さない。そもそも国民の生命に「明白な危険」があるなら、現行の個別的自衛権で十分である。
30日、小林節氏も名を連ねる「国民安保法制懇」が、「集団的自衛権行使は立憲主義の否定である」という緊急声明を発表する。
「今さら解釈変更に反対しても遅いという人もいますが、追いはぎや強盗に遭っているのに声を上げないのは、“許した”のと同意になります。黙って見過ごすのと、声を上げたけど、張り倒されてとられちゃったというのでは、やっぱり意味が違う。多勢に無勢で、恥辱を受けて押し切られたという状況をつくる。そうすることで歯止めにもなるし、解釈改憲論者たちは言い訳を始め、ボロを出すのです」(小林節氏)
1日の閣議決定で「戦争できる国」へ一気に加速する。国民は恥辱を受けても最後まで嫌だと抵抗すべきなのだ。(日刊ゲンダイ14年6月30日)』
* * * * *
昨日も全国各地で「集団的自衛権の行使」や「解釈改憲」に反対する集会やデモが開かれて、首相官邸前には1万人以上の人が(4万人という話も)集まったとのこと。(・・)
『30日午後6時半ごろから行われたデモには、主催者の発表で1万人を超える人が集まり、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行わないよう訴えました。集まった人の中には、『twitter』などSNSを見て参加したという若者の姿もみられ、デモは午前0時過ぎまで続きました。
「憲法は何のためにあったのか、それが守られてないのはおかしい」(デモ参加者)
「閣議決定が行われたとしても、国民は認めてないということを示したい」(デモ参加者)(TBS14年6月30日)』
『19歳の男子学生は「集団的自衛権の行使容認によって、海外で戦闘するような事態になりかねない。友人に自衛隊員がいるため、ひと事とは思えず、もっと関心が高まるよう声をあげたい」と話していました。
また、22歳の会社員の女性は「友人の中には、集団的自衛権についてよく分からないという人も多い。政治家の言葉だけに左右されないよう、まず事実を知って自分の意見を持って欲しい」と話していました。(NHK14年6月30日)』
* * * * *
そうだよね。小林節氏の言うように、ここで「もう今更」と黙ってしまったら、この解釈改憲の暴挙を容認したことになっちゃうんだもんね。(**)
安倍首相らは、強い政治権力のパワーを使って、公明党も押し切り、主権者たる国民やメディアなども押さえつける形で、自分たちの思想を実現するための「憲法クーデター」を起こして。そして、他の政治家や国民に、この流れにはもう逆らえないと思わせようとしているわけで。
もしここでメゲて、あきらめちゃったら、相手の思うツボになってしまうし。それこそ今からの方が、も〜っと「日本がアブナイ!」状態になってしまうのだから・・・。
まだまだ声を上げ続けなくちゃな〜と、自分に言い聞かせているmewなのだった。 o(^-^)o
THANKS
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