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自公「限定容認」の全舞台裏 知恵をひねり出した谷内氏(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/723.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2014 年 7 月 01 日 10:01:22: AtMSjtXKW4rJY
 

与党協議会であいさつする公明党の北側一雄副代表(左)と、自民党の高村正彦副総裁


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140701/plt1407010830002-n1.htm
2014.07.01 永田町・霞が関インサイド


 7月1日の閣議で集団的自衛権行使容認に向けて憲法解釈変更を決定する−。

 先週末に会った政府高官は、紛糾したこの間の自民、公明両党の与党協議について「まあ、歌舞伎みたいなものですよ」と語り、週明けの決着を断言していた。

 確かに、公明党(山口那津男代表)にはそもそも「連立離脱」の選択肢はなく、同党および支持母体の創価学会のメンツを立ててくれるのであれば、最終局面で政府・自民党側に譲歩することは見えていた。

 26日夜のNHK「ニュースウオッチ9」に出演した山口代表は「個別的自衛権に近い形であれば、一部限定的に容認して国民を守り、国の存立を全うすることは許される余地があるのではないかと考えるようになった」と明言した。

 自民、公明両党が「限定容認」論で着地することは想定範囲内であった。

 与党協議会副座長である北側一雄公明党副代表が6月中旬の週末、地元に帰った際に同行記者数人に対しオフレコで語ったことにヒントはあったのだ。

 まず、その時期である。直前の13日、与党協議会座長の高村正彦自民党副総裁が「自衛権発動の3要件」(メディア報道では「新3要件」)を座長私案として提示した。

 そこには、問題となった「おそれ」という文言が入っていた。すなわち、「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から履されるおそれがあること」の件である。

 そして、その「おそれ」が公明党の要請で「明白な危険」に修正された。

 北側副代表のオフ懇の中身は、実は1972年の「政府見解」を着地点にすることで高村副総裁との間でほぼ合意しているというものだった。

 当時の田中角栄政権が示した「自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛権の措置」を認めるという政府見解を根拠にするということだ。

 こうした法律解釈に加え、日本を取り巻く国際情勢の激変、特に中国海軍力の膨張と不安定な北朝鮮情勢などを勘案して「知恵」をひねり出したのは、谷内正太郎国家安全保障局長(元外務事務次官・69年外務省)であり、その中心となったのが兼原信克同局次長(官房副長官補・81年)の旧条約局マフィアである。

 この問題では、防衛省(西正典事務次官・78年旧防衛庁)の存在感は皆無に近く、外務省(斎木昭隆事務次官・76年)が事実上、全てを取り仕切った。「外高防低」である。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)


 

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コメント
 
01. 2014年7月01日 10:12:25 : qQo4zpJqE2
集団的自衛権が憲法違反である事、司法に委ねれば自ずと答えは出てくるだろう。
憲法学者様の出番ですョ。

安倍は、憲法違反を犯した。

許せんな!!


02. 2014年7月01日 10:18:25 : YxpFguEt7k
はたともこ氏
「集団的自衛権行使容認の閣議決定を覆すには、政権交代、新たな閣議決定しかない。それまでは違憲立法阻止、国内周知徹底活動、国際社会へのアピール、無効訴訟等々あらゆる運動が必要。政権交代の為には、既存野党再編では全くダメ。新しい受け皿作りは、山本太郎議員と秘密保護法対策弁護団に期待!」
https://twitter.com/hatatomoko/status/483607700207464448

違憲立法阻止が当面の目標。


03. 2014年7月01日 10:20:34 : gzZRCP1X5M
また歳川か
リークと引き換えにすっかり太鼓持ちと化しているな
マスメディアの使われているのを取材と勘違いする堕落の一例

04. 2014年7月01日 10:40:15 : Ev1AaBAYq2
日本は、本日も「おしなべて事もなし」という感じね。

おそらく、安保立法をめぐる国会での攻防は、与党(公明党)を、野党(維新、結い、次世代、みんな)が、集団的自衛権のより広い行使容認を求めて突き上げるという展開になるんじゃないの。結いの代表なんか、15項目全て認めるといっているわけだから。「集団的」という言葉を使わないだけでね。

で爺


05. 2014年7月01日 10:58:25 : 62AhXnF8l2
>01
司法に委ねたってどうなるかだよ。
自衛隊だって違憲合法状態で存続してんだから、司法も長いもんに巻かれるんだろ。

06. 2014年7月01日 15:06:35 : W2KODMxWXk
しかし、あれだな。

「おそれがある」っていうのがどうゆう状況かとつらつら考えてみるに、それって「明白な危険がある」という状況に他ならんだろ。

日常の言葉じゃないんだから、法律(関係)の文書で「おそれがある」といえば、「なんとなくそう思った、そう感じた」では足らん。

それで「おそれがある」を、法律らしく誰でもどこでもいつでも当てはめることの出来る規範たるべく解釈せんといかんわけだが、一番苦情の出ない解釈の一つが「明白な危険がある」だろな。

たしかに日常の言葉の感覚では、曖昧さがなくなって歯止めになっていると見えるが、法律の言葉としてはほぼ同義反復なわけだ。

結局、公明党との「妥協」で政府自民党は何も失っていないわけで、公明党を「いい人」に見せるための政府自民党側の配慮、茶番だわな。

こんな茶番を「知恵」とかいってるバカどもら、戦争をできるようにしておきながら、てめえらでデッチ上げた「歯止め神話」で自家中毒をおこし、大層ご立派な武器購入にカネを浪費する以外、戦争回避の努力なんぞせんだろよ。なにしろ「最新鋭装備」様と「歯止め」様が鎮座ましましてござるでの、戦争にはならんはず・・・だから(笑)。

そして、全てが瓦解した後でこうぬかしやがるんだ。「戦争になるとは思いませんでした」ってな。原発の安全神話と同類の新たな「ニッポン神話」誕生の日だ。アベとナツオのホモ合体による創世神話(with 傍でキタガワが嫉妬w)、キモすぎてロクなもんじゃねえ。


07. 2014年7月01日 18:59:37 : YxpFguEt7k
集団的自衛権も国民の生命に関わる場合というような制限を付ければ大丈夫では?

石田雄氏
「1932年上海事変が起きる前に、数人の日本人僧侶が殺傷された。それをきっかけに当時の日本政府は邦人の生命を守るという名目で、上海の兵力を増強した。その結果、次第に戦闘が拡大し、本格的な日中戦争となった。そして、戦後、歴史家によって、この僧侶襲撃は日本軍がやらせたものであることが明らかになった。この事実からも分かるように、個別的自衛権の場合は領土内に敵が攻めてきた時ということが歯止めになるが、一度海外での武力行使を認めれば、邦人の生命を守るなどの名目であっても、戦闘は広がってしまう。」
http://www.news-pj.net/news/3001

さすが東大名誉教授ですなぁ。限定などできませんね。


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