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2014-07-01 07:29:04
居ても立ってもいられない人たちが昨日6月30日夜、安倍首相が陣取る首相官邸前に駆けつけました。勤務を終えて駆けつけた1万人以上の人々であふれ返り、警官隊が制止できず、道路になだれでるほどだったそうです(下の写真は、ネットに掲載されたものを転載させてもらいました)
与党協議なるものが本日7月1日朝に開かれ、公明党が「集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更案」を了承。自公両党の正式合意を受けて、午後には安倍内閣が解釈改憲を閣議決定するそそくさとした段取りです。
本日の閣議決定という儀式は、実質的に憲法9条の骨抜きにするものですよね。それを、たかが閣議という安直な方法で可能とする前例を開くことを意味します。黙民の見ている前で行う「憲法テロ」と言えます。
「平和の党」を掲げてきた公明党はそれなりの抵抗をして見せましたが、「池田会長の国会人喚問や、創価学会への課税」などをチラつかされると、たちまちダウン。山口那津男、北側一雄の正副代表は自民党にすり寄る一方の茶番になりました。
公明党が自民党筋からの脅しで国民の思いを裏切るなら、今度はリベラルの側から、政教分離問題を蒸し返し、池田会長の証人喚問を要求しましょう。創価学会への課税を求めましょう。
朝日新聞は本日朝刊で、「平和の公明 風化」を3面のトップ見出しとし、「公明が長年掲げてきた『平和の党」の旗は、皮肉にも結党50年の節目の年に大きく損なわれた」と記しました。
「大きく損なわれた」どころか、公明は「憲法テロ」の片棒を担ぎ、平和国家・日本の看板を引きずり下ろす役割を演じたのだから、「平和の国・ニッポン」を破壊したことでは自民党と同等のA級戦犯です。
しかし、本当のA級戦犯は、私たち有権者です。安倍という暴走車を止めることができなかったのは、ほかの誰でもない、有権者です。朝日の本日の38面は、99歳のジャーナリスト、むのたけじさんの談話を載せていました。
「安倍政権の問題じゃない。主権者である我々が、どのようにこの時代を収束させるのか。黙っていて、誰かに何かをしてもらおうというのが、一番悪いんです」と。
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