東京都議会で塩村文夏（あやか）都議（３５）が「早く結婚した方がいい」とヤジを浴びた問題で、複数続いたヤジのうち「がんばれよ」の声は民主の山下太郎都議（４１）が発していたことが２８日分かった。山下都議は「自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」と説明している。

　この問題では、朝日新聞とテレビ朝日が当時の音声を分析し、複数議員が立て続けにヤジを飛ばしていたことを報じた。報道を受け、山下都議が「『がんばれよ』と言ったのは私」と名乗り出た。

　１８日の都議会では、晩婚化対策を質問した塩村都議に鈴木章浩都議（自民会派を離脱）が「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばした。塩村都議が苦笑した後、「自分が産んでから」「がんばれよ」とヤジが続いて聞かれた。

　山下都議は「言葉に詰まる塩村都議を見て、自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」と話す。自民のヤジの内容は「聞こえなかった」という。

　また、その後、「動揺しちゃったじゃねえか」とのヤジを飛ばしたことも認めた。「自民席に非難するためだった」と説明している。「自分が産んでから」は発言していないという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00000009-asahi-soci

最大の問題は憲法違反を断行しようとしている現政府。
憲法では戦力の保持を禁止している。
法律により行政を執行すべき内閣が憲法破りを断行しようとしているときにそれを処罰する組織がない。
最高裁は憲法の番人と言われているが、イラク戦争、一票の格差、原発問題等でむしろ行政側についている。

都議会ヤジ問題はわかり易い身近な事例だ。
潔く名乗り出ることが結論ではない。
議会は調査して関係者（犯人隠匿者も含む）を追放処分することこそ議会の存在意義というものだ。
議会は自民党の所有物ではないことをはっきりさせるべきだ。
誰が鈴をつけるかという問題があるが、事務局内にその種の権限を持った組織を今回の件を参考にして作り関係者の追放を断行するべきだ。