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「今まで報道されてたより、ずっとひどい状況だったんだなあ。⇒複数都議がヤジ 議場の音声分析:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14571.html
2014/6/29 晴耕雨読
朝日、いい仕事をしましたね。
今まで報道されてたより、ずっとひどい状況だったんだなあ。
こうなると、鈴木都議を人身御供にして終了、とはいかないんじゃないの?
⇒複数都議がヤジ 議場の音声分析「自分が産んでから」も - 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/f4me
<どっちもどっち>て表現だけどね、例えば今回の閣議決定みたいに、自民も公明も悪さには差がないという意味で『自民も公明もどっちもどっちだ』と使うのであれば、ま、有効な議論だと思う。
でも野次問題をこの言葉で裁くのは、ちょっとどうなのかね?これには、閣議決定と違って両者に対立がある。
⇒⇒ひとつの出来事で対立しているAとBに対し、『どっちもどっちだ』と裁いてしまうことは、言わば、思考停止だからね。
それだと、どうしても本質からズレてきますよね。
ま、AとBよりも自己を上に置く感じになるから、ちょっと高踏的で、こう評したくなる誘惑は分からんじゃないですけどね。
最近、子供も含めた社会的弱者には辛く当たるのが正しい、みたいな空気が醸成されつつあるんじゃないかと思えて怖くなる事があるね。
ま、あくまでもネット言論の範囲での話ではあるけど。
リアル社会ではそんな事は全く感じない。
となると、ネットに言論を提供する人の状況や心性の問題になるのかなあ。
民間人も含めた総理側近の人が、安倍さんの暴走を許すのは、自分を重用してくれるからだよね。
ネトウヨの支持も似たようなもんで、自分達を理解してくれる初の宰相と見なしたんだろう。
でもなあ、自民のリベラル勢にはそんな動機はないはずなんだよね。
私には、そこがどうしても理解できないんですよ。
だけど、カジノ法案を成立させると、刑法における賭博罪の、賭博を罪だとする根拠は、
<日の丸組の賭場のシノギに手え突っ込む奴は許さんのじゃけえ>
ということしかなくなるよなあ。
集団的自衛権の閣議決定は、残念ながら不可避の状況のようだけど、ひょっとして総理はそれが今後もずっと変わらない国是になるとでも考えてるのかな?
んなもん、早くマトモな政権を作って、新たに閣議決定し直し、<内閣によって解釈改憲はできない。よって安倍決定は無効>と表明すればすむ話ですぜ。
ただし、閣議決定に基づいて自衛隊法その他を改訂して、法整備を終えたあとだと、なかなか手続きが難しくなってくるから、法整備前に政権を変える必要がありますよね。
> 読売社説は「従来の見解とも一定の整合性を維持した合理的な範囲内の解釈変更」だと言うが、政府は従来、集団的自衛権は憲法の制約から行使できないとしていた。それをひっくり返した。どこに「整合性」があるのか。
「憲法解釈の変更」であって「解釈改憲」ではない、というのは、いかにも苦しい。
<「憲法解釈の変更」であって「解釈改憲」ではない>てのも凄い理屈だね。
これだと、<「強姦」ではなく、「明確な合意の意思表示の手続きを踏まない性交」だ>みたいな理屈も成り立つことになっちゃうよなあ(^^;世の中には<絶対に変えられない事>てのもあるんですよね。
むろん時代の制約は受けるけど。
<女性蔑視はダメ>なんてものその一つですよ。
それを一所懸命、塩村都議が悪いことにしようと頑張る動機が分からないな。
そりゃ社会に不満を持つ一部の人は共感するだろう。
でも普通は悪辣と見なされるのに。
南京大虐殺はなかった、慰安婦強制連行はなかった、日本軍は侵略ではなかったなんぞと旧軍を美化し、あたかも正義の軍団のように主張する人があるけどさあ、それならばそれで、どうして、そんな軍ですら、ぐちゃぐちゃに負けて大変な思いをするんだから、戦争は絶対反対! という理屈にはならないの?最近はラジオが一番、信用できるメディアみたいになってきたなあ。
安倍政権批判もきちんとやるし、今回のヤジ事件についても、ラジオでの論評が一番、マトモ。
時間を取って、きちんと解説もしてますしね。
あ、もちろん、民放ラジオですよ。
NHKはTVもラジオも大差ないからね。
ヤジ問題について、はっきりと<久しぶりにティピカルな莫迦を見た>と、切り捨てられるマスメディアはラジオだけでしょう。
私には、高村さんはもう、ヤケクソになってるとしか思えない。
この人、集団的自衛権問題の矢面に立たされるようになってから、ずっと捨て鉢な態度ですよね。
でも、公明党は党内を纏めきれるのかな?
各地の地方議会が、集団的自衛権行使容認に反対する意見書を出してる状況でしょ?
公明の生命線は地方議員なんだからね。
そうすんなりいくとは思えないなあ。
7月の頭に集団的自衛権行使の閣議決定か。
私、7月5日が誕生日なんだよなあ。
1つ年を食ってみたら、それまでの半世紀以上の人生と、全く風景が変わることになるんだなあ。
まさか、この年になって、そんな経験をするとは思わなかった。
日本はそこだけはブレないだろうと信じてたんだけどね。
無念だ。
集団的自衛権行使を容認しても、日本は戦争なんかしない、という人がある。
私もそうあって欲しいけど、ここまで事を急ぐ以上、現政権にはその意思アリ、と考えておかなければならんでしょうな。
そして、それを避けるためには、戦争は絶対ノーという声を、国民が上げ続けるしかないよね。
辛い話だなあ。
今日、80代後半の人と話をしたんですよ。
大阪の空襲を経験した人でね。
その時の死体の悲惨さは今でも忘れられないそうです。
細かく話を聞いて、慄然ともしました。
その人は、そんな経験もなく、戦争の惨禍を知らない現政権が、戦争を玩んでるのがたまらなく悔しい、と仰ってました。
その人の話と、手塚治虫さんが「紙の砦」でお描きになった大阪大空襲の様子がよく似てたので、手塚さんの作品はお読みになったか尋いたら、読んでないと。
お二方とも強烈な記憶として残ってたんでしょうね。
その人は、阪大付属薬専の出身のはずだから、阪大付属医専の手塚さんとは経験も似てるのかも。
> 侵略戦争も自衛戦争もひとくくりにして「絶対ノー」とは短絡的です。向こうにとっては大変ありがたいでしょうね。民主主義国家の自国は信用しないのに、隣の独裁国家は侵略戦争を仕掛けないと信用するのですから。(自衛)戦争するくらいならチベットになった方がマシですか?
他国が攻撃してくるには、
1)攻撃可能な戦力を有する事、
2)その意思を持つ事、の2条件が充たされる必要がある訳ですね。
で、更に2の要素を充たすには、2)―1攻撃により利益が生じる事、という条件が前提となる。
それが充たされても、更に2)―2その利益が攻撃による損失を越える事、が必要。
そう考えたら、今、日本にわざわざ攻めてくる国はないと思いますよ。
ただ、集団的自衛権行使を容認して、アメリカの戦争に参加するようになると、アメリカの敵国からは日本も攻められるようになりますよね。
その時はおそらく、テロという形になるでしょう。
まあね、今時、G7や国連の安保理常任理事国に侵略してくる国なんかありませんよ。
利益がない。
しかも、損失が大きすぎる。
冷戦終了後の戦争は、民族紛争を中心とするわけだから、そこへ嘴を挟むアメリカと一緒に戦争ができるようにするのが、やはり、一番、アブないですよね。
今、報道されてる通りの文言で閣議決定したとしたら、国内向けにどう言い繕おうとも、海外では、専守防衛政策を転換したと読まれますよね。
それによる損失は大きいと思うなあ。
ツイッターを見てると、集団的自衛権の閣議決定が秒読み段階に入った今ですら、個別的自衛権との区別がついてない人があるようだね。
そういう人は、今の日本は個別的自衛権を有してないと考えてるのかしら?
>「中国が攻めてきてもボ〜っと見てるのか〜!!」とかですね。
ですね。存外、多いんですよね。
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