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2014年06月27日 「ジャーナリスト同盟」通信
<憲法と国民を裏切った公明・創価学会>
6月26日の夜のNHK番組で公明党の山口代表が、憲法が禁じる集団的自衛権の行使を容認する考えを表明した、と同日の共同通信のネット新聞で確認した。与党協議の責任者で次期代表とされる北川と共に弁護士である。9条を学んで司法試験を合格した人物だ。支持母体の創価学会から「集団的自衛権は憲法改正で」と釘を刺されてもいた。だが、2人の法非は、それでも開かずの扉をこじ開けてしまった。結果的に、憲法と国民を裏切った公明・学会と言う汚名を永遠に着ることになる。戦争遺児・影山友子ら平和主義を信じてきた信濃町の信者らも、見事に裏切ったことになる。これは戦後最大の悪しき政治変革なのだ。戦争放棄を打ち破る安倍・国粋主義と信濃町の危険きわまりない談合政治決断は、日本の悪しき戦後政治史を飾ることにもなる。
<13億人の中国・アジアを裏切った公明・創価学会>
恐ろしい事態を新聞テレビはどう報じたものか。昨夜は久しぶりに日本を訪問した中国のベテラン元報道関係者とささやかな夕食をとっていて、夕刻のテレビ報道番組を見ていなかったが、結論は既に確定していたものでもある。それでも、公明代表の発言は、支持母体の学会を抑え込んだ悪しき記念日として明記されるだろう。
これによって安倍内閣は、集団的自衛権行使と言う他国・アメリカの戦争に、日本も戦争をするという憲法違反の閣議決定をする。
創価学会とその政党部門の公明党は、72年の日中国交正常化の時代から、北京と友好活動を積み上げてきた。憲法9条を守る双方を、中国の政府も党も13億人民も、そして全ての大学機関が信頼してきた。
その中国や韓国などアジア諸国民と政府を裏切ったことにもなる。中国の友人らの嘆きは相当なものである。
<国粋主義に屈した山口・公明党>
アメリカの連邦議会調査局というと、中国の社会科学院と同じ頭脳機関である。そこでの安倍レポートで「安倍はナショナリスト、ストロング・ナショナリスト」と分析している。これは正しい分析である。国家主義者・国粋主義者なのだ。オバマ政権が警戒する理由である。その証拠が昨年12月の靖国神社参拝である。
過去の侵略戦争・植民地支配への反省をしない国粋主義政権に対して、国際社会は重大な懸念を抱いている。既に隣国とは抜き差しならない関係にある。国益の損失は計り知れない。
そんな安倍政略に屈した山口・公明党と創価学会、国粋主義と提携した信濃町と言うことになる。
<見えない党内議論>
そもそも公明党は、まともな政党と言えるのかどうか。まず、ここに重大な疑問を内外の識者に与えている。日本の進路を大転換する問題が公に議論されていない。
戦争する日本への変革は、日本国憲法の戦争放棄を放棄するという重大な憲法違反である。従来から「9条を守る平和の政党」という公約をして、有権者の支持を得てきた宗教政党である。平和運動への共感が、政教分離原則をやり過ごしてきた、との経緯もあろう。
公約を放棄するという公約による選挙をしていない。もし、集団的自衛権行使容認で選挙をしていれば、今の議席は不可能である。それは自民党にも言える。
公約しないまま日本の進路を大変革する、これこそが民主主義の根幹を破壊した行動であろう。せめて党内議論、支持母体との公開討論を国民の前に見せる。この最低限のルールさえなかった。異様・不気味な宗教政党のまま戦争国家へと方向転換させてしまう。こんな暴挙が許されていいのだろうか。
<透明性ゼロの宗教政党>
新聞テレビの批判を封じ込めることが出来れば、民主主義などどうでもいいのだ、では、安倍独裁と変わるところが無い。
せめて議論の場にテレビカメラを入れるくらいのことをすべきだろう。最近の日本共産党を全く知らないが、同党にも秘密主義的な側面があった。ただし、官憲の監視という事情から、ある程度の秘密主義は許されても仕方ないだろう。
今の公明党は与党・権力行使の政党である。公開が原則である。この当たり前すぎるルールさえも無視して、ひとり代表発言で決着をつけてしまう。戦争遺児が生きて今日を迎えたとすると、どう対応したであろうか。
透明性ゼロの宗教政党は、民主主義政党とはいえない。むろん、安倍・自民党も、である。日本は本当に深刻な事態にはまり込んでしまったのだ。
<統一教会・国家神道・創価学会を掛けると?>
異様・不気味な日本政治を分析する場合、誰もが回避する宗教学的側面から焦点を当てることで、白紙にくっきりとこの国の先行きを描くことが出来る。
主役は国家神道と統一教会と創価学会である。この3つの教団の核心的な原理を掛けあわせることで、将来の日本が見えてくるだろう。
安倍が信仰してやまない神社・靖国神社は国際社会で戦争神社として位置づけられている。過去を正当化する戦争神社である。背後には、無数の神社・神棚が、当初は強権を用いて、今ではありきたりの神社として、無知な日本人の精神を抑圧している。
安倍の支持者は、多くが神社信仰の者たちである。
彼の祖父以来、もう一つの信仰が韓国で誕生した反共キリスト教で知られる統一教会である。政治部門に勝共連合なる右翼団体を構えている。
そして公明・学会は、従来までは北京では友好、しかし国内では徹底した反共政党である。ここは統一教会と価値観を共有している。
<反共軍事国家>
おわかりだろうか。不気味な日本がくっきりと見えてくるだろう。
日本の神社信仰者の中には「今度は中国に勝つ」という日本人がいるらしい。反省と謝罪のできない日本人を極右と呼んでいるが、その代表が安倍ということになろう。靖国派といってもいい。国家神道がこびりついている輩でもあろう。
平和・友好を拒絶する面々はどこにもいるだろうが、この平和憲法下の日本にもいる。軍事国家志向・軍国主義者である。そんな内閣を新聞テレビは批判しない。そのマスコミ事情さえ知らない日本人とアジア諸国民である。これこそが危機の元凶なのだ。
これに反共主義を掛けあわせると、反共軍事国家ということになる。
<手始めが集団的自衛権行使>
安倍の国会での説明に必ず飛び出したのが、邦人を救出した米艦船が攻撃を受ける、その場合、自衛隊はじっとしていいのか、これである。
中国とアメリカが戦争する、という前提がある。これがまやかしの議論であることは、国際常識のある日本人であれば理解できる。荒唐無稽のお話でしかない。
米中戦争下、米艦船が真っ先に日本人を救出して乗艦させる?こんなことが起こりうるのか。荒唐無稽もいいところである。極右の被害妄想なのか。精神鑑定をまず安倍から始めるべきだろう。
要するに反共軍事国家体制の構築が、この悪しき3教団の狙いなのだろう。その手始めが集団的自衛権の行使容認でもって、平和憲法9条に風穴を開けようと言うのである。
<戦争放棄の9条に風穴>
戦争放棄の9条に風穴を開ける、これが極右教団の狙いということになろうか。学会も極右の仲間入りしたことを意味する。恐ろしい決断をした公明党と創価学会なのである。
<ヒトラーの手口>
これこそが麻生太郎が口にしたヒトラー・ナチスのやり口なのである。国民が気付いたら憲法9条は崩壊していた、という流れである。
特定秘密保護法は平成の治安維持法である。平和憲法・開かれた日本社会に反する。武器輸出3原則を放棄した自公政権は、遂に他国の戦争に参戦できる体制の構築に成功したことになろう。
<戦争遺児ら信者裏切る信濃町>
思うに、こうした懸念をぶつけると、戦争遺児・影山友子は断固として否定した。「そんなことはありえない」と断言したものだ。真面目な信者の当たり前の見解だったが、見事に太田・山口・北側が押し切ってしまった。
悪魔に魅入られた公明・創価学会なのだろう。記録に留めておく必要がある。誰も指摘しない危険すぎる悲劇的政治判断なのである。
2014年6月27日記
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