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セクハラやじ問題 自民うやむや決着か
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140625-1323481.html
東京都議会の本会議で、みんなの党Tokyoの塩村文夏(あやか)都議(35)が「早く結婚した方がいいんじゃないか」とのセクハラやじを受けた問題を受け24日、議会運営委員会(議運委)が今日25日の本会議に議員辞職を含む3つの決議案を提出することを決めた。ヤジを飛ばした都議会自民党とヤジを受けたみんなの党Tokyoが、同じ決議案に名を連ね、自民党会派の幕引きムードにのまれた形だ。日刊スポーツが入手した当初の自民案には「女性の人権侵害」さえ明記されていなかった。
午後2時30分開始予定の議運委は、同8時20分に始まった。「都議会の信頼回復」を目指す決議案について、各会派が互いの文言調整に長時間を費やしたが、一本化は出来なかった。
最終的な決議案は(1)自民、公明、民主、みんな、結いと維新の5会派案(2)民主とみんなの2会派案(3)共産党案の3つ。自民案に、ヤジを受けた、みんなが乗った、いびつな形だ。都議会民主党の石毛茂幹事長は「今と将来を考えた」と説明。2会派案が「今」、5会派案が「将来」だという。
自民案には鈴木章浩都議が23日に認めた発言「早く結婚した方がいい」の文言も書かれていない。議運委後、会見した都議会自民党の吉原修幹事長はその理由を「各会派が決めたこと」と明言を避けた。「産めないのか」など、発言者が不特定のヤジについても「会派全59人に聞き取り調査したが、聞いた人は誰もいなかった」とし、幕引き姿勢を前面に出した。
当初の自民案はさらに甘かった。他の会派が明記していた「女性の人権侵害」は自民案にはなかった。一部会派からの抗議もあり最終案には「女性の−」は追記されたが、鈴木都議の名前もなかった。さらに「産めないのか」など、他のヤジ発言者の追及についても触れなかった。
今日25日の本会議では冒頭、議長から全議員へセクハラやじ問題に関する発言をすることが決定。しかし、一部会派から提案された本会議での鈴木議員の謝罪さえ見送られた。3つの決議案が提出されるが、最大会派の自民案が決議される見通し。共産党都議団の大山とも子幹事長は「このままではダメ。これからも(追及を)続けていく」と唇をかんだ。世界から「女性差別」の烙印(らくいん)を押された都議会の資質が試されている。【三須一紀】
<セクハラやじに関する各会派の決議案>
(1)不規則発言が「女性に対する人権侵害と言われかねない」とし「人権侵害」とは断定していない。
(2)「早く結婚した方がいい」を明記。発言者が、3日以内と定められた懲罰動議から逃れる意図があったとも記した。鈴木都議の名前はない。出産に関する不適切発言についても明記し、名乗り出ることを要求。
(3)発言者が名乗り出ていない「自分が産んでから」も明記。鈴木都議の名前も記した。鈴木都議だけでなく他の発言者の議員辞職も求めている。
[nikkansports.com 2014/06/25]
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