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パソナ講演会で飛び出した竹中平蔵氏「平成の福沢諭吉」宣言
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151303
2014年6月25日 日刊ゲンダイ
格差社会の立役者/(C)日刊ゲンダイ
「ASKA事件があって、南部(靖之)代表が何を話すのか、社員も注目していたんです」(パソナグループ関係者)
23日午後、東京・文京区の文京シビックホールでパソナの社員向け講演会が行われた。日刊ゲンダイ本紙は南部代表のほか、竹中平蔵会長も出席、約2時間に及んだ講演会の録音テープを入手した。
「パソナグループの役割って何? 仕事って何? 人を生かす仕事です」
そう切り出した南部代表は日刊ゲンダイ本紙が伝えた淡路島での事業など、グループ構想について熱く語ったが、結局、36分のスピーチはASKA事件に触れずじまい。
「210人の新入社員も参加し、約1800人収容のホールは9割ほど埋まっていました。南部代表の周りには秘書らしき美女4、5人が、囲んでいました」(参加者のひとり)
■「偉人は常に批判される」
南部代表の話に社員は熱心にメモを取るなど聞き入っていたという。“熱い会場”を凍りつかせたのが、最後に講演した竹中会長だ。
「マルクス、シュンペーター、アダム・スミスにしても、歴史に偉大な名を残した人たちですけども、あの人たちは当時、それぞれに大変な批判を受けていたということなんです。もうひとつ発見したのは、(彼らが)徹底的に闘ったということ」
竹中会長は、「これは日本の偉人にも当てはまります」と、もうひとつの勤務先、慶大の創始者・福沢諭吉を例に挙げ、こう続けた。「福沢先生は、実はものすごい批判を受けています。日本で初めて授業料を取ったんです。その時、学問でカネ儲けするとはけしからんと。どうですか、皆さん。いかにもありそうな、しかし悪意に満ちた品のない、いわれなき批判なのではないでしょうか」
竹中会長は「私がなぜ今こんな話をしているのか。もう皆さんはお察しだと思います」と会場に問いかけると、一気にこうまくし立てた。
「今、パソナグループに対して、そして南部代表や私に向けてもいわれなき批判が送られています。あることないこと言われる。違います。ないことないこと言われます」「こういうときにこそ、ひるまず自信を持って徹底的に闘う姿勢を持って挑んでいかなければいけない」
自分が福沢諭吉のような偉人だから批判されるとでも言いたげだったが、“人の下に人をつくる”格差社会を広めておきながら、よく言える。
- 「外国人家政婦」は日本人の倫理観に合うのか?(産経新聞)ー竹中氏曰く「キャリア女子大生はメイドが欲しい」 JAXVN 2014/6/25 11:55:33
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