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「私ではない」都議が“セクハラやじ犯”
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140624-1322973.html
東京都議会の本会議で、みんなの党Tokyoの塩村文夏(あやか)都議(35)が「早く結婚した方がいいんじゃないか」とのセクハラやじを受けた問題で23日、自民党の鈴木章浩(あきひろ)都議(51)が発言を認めて謝罪した。「産めないのか」など、他の発言は否定した。20日には「私ではない」とし、発言者は議員辞職すべきとの考えを示していた。議員辞職はしないという。他にもセクハラやじを飛ばした都議がいるものとみられ、都議会の自浄能力が問われている。
塩村都議と向き合った鈴木都議は、神妙な表情で謝罪の言葉を述べた。マイクなしで議場全体にヤジをとどろかせた持ち前の大声はなく、その言葉はカメラのシャッター音にかき消された。用意した文言を一方的に話した後、塩村都議に向かい、深々と頭を下げた。
その後の会見では、ヤジを飛ばした理由について「少子化、晩婚化の中で早く結婚していただきたいという思いがあり、発言した。したくても結婚ができない方々に配慮が足りなかった」と歯切れの悪い言葉を繰り返した。
ヤジ発言が出た直後から鈴木都議の名は、都議や議会関係者から挙がっていたが、申し出るまで5日を要した。言い訳も苦しかった。飛ばしたヤジは「早く結婚した方がいいんじゃないか」だけだと主張。他の「産めないのか」「まずは自分が産めよ」「子どももいないのに」などのヤジは自分ではないとした。「(他の)セクシュアルハラスメントみたいな発言が飛び交い、それが『誰か』という話になっていたので、謝罪する機会を逸してしまった」と釈明した。
都議会自民党会派の離脱申し出をし受理されたが、議員辞職は否定した。しかし、20日の囲み会見で「ヤジ発言者は議員辞職に匹敵するか」と聞かれた際、「まあ、そうでしょうね。議員自身が決めること」と話していた。発言主に関しても「私を含め(座席の)両側ではない。寝耳に水」と、平然と否定していた。
この日朝、都庁に向かう前の自宅前での取材にも「私ではない。早く名乗り出ればいいのに」としらを切った。一転して発言を認めた背景に組織的な圧力があったこともうかがわせた。
19日に行われた都議会自民党の吉原修幹事長による聞き取り調査では、ヤジが聞こえた場所を聞かれたが、自分が発言したことを明かさず、うそをついたことも認めた。
世界的ニュースにもなり東京のイメージが損なわれたが「都議会の正常化に向けて頑張っていきたい」と人ごとのように答えた。自身が発した以外のヤジ発言者特定については「名乗り出て謝罪すべきだ」と言った。
塩村都議は「確実に鈴木さん以外にもいる」と断言した。鈴木都議の発言だけで幕引きを図るのであれば、都議会への信頼は大きく揺らぐ。【三須一紀】
<18日の都議会>
午後1時から始まった本会議。最後から2番目の質問者として塩村都議が登壇した。同7時を回り、居眠りする都議もいた。塩村都議が女性の晩婚、晩産について質問中、鈴木都議から「自分が早く結婚した方がいい」と議場全体に届く声でヤジが飛んだ。それをきっかけに議場に笑い声と、複数のヤジが飛んだ。塩村都議によると「産めないのか」などの発言も聞こえたという。塩村都議は涙で声を詰まらせたが、最後まで質問を読み上げた。しかし、自席に帰ると涙が止まらず、ハンカチで目をふき続けた。
[nikkansports.com 2014/06/24]
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