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小沢一郎さんにお会いしてきました
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2014-06-21 反戦な家づくり
一昨日、国会最終日の前日に、小沢一郎さんとの面会をすることができました。
前職の渡辺義彦さんを中心に、西日本から7人の仲間が上京。昼から国会などを見学し、夕刻に正味30分足らずの時間をいただきました。
なかなか言いたいことのすべてはとてもお話ししきれないので、文章にしてお渡ししました。
その中から、多くの方にもできれば認識を共有してもらえればと思う部分を抜粋して、以下に引用します。
(省略部は特記しませんので、文章のつながりがおかしい場合があります。悪しからず。)
■■
私ども上京団は、西日本で様々な形で「国民の生活が第一」の旗印の下に活動をしている仲間です。 5年前の陸山会弾圧から4年前の民主党代表選、悪夢の総選挙を経て今日まで、在野市民の立場から政治を見つめ、悩み、話し合ってきました。そして、国民の生活が第一、自立と共生をこの国で実現するために自分たちに何ができるのか、試行錯誤を続けてきました。
■ 市民の中へ
従来、政治活動は政治家・候補者がまず立ち、それに支援者がついていくという形でした。反対に、市民運動家は政治を「きたない」と決めつけて忌避する傾向が強かったように思います。
しかし政権交代を目の当たりにした少なからぬ市民は、自立した市民運動としての政治活動を志向しはじめています。自ら街頭に立ち、あるいは集会を主催し、学習会を重ね、いざ選挙の際には微力ながら候補者の支援に入りました。
しかし、関西の地にあって、どの方向を向けばいいのか、何を指標とすればいいのか、今や五里霧中であることも事実です。もとより永田町の動きは私どもには分かりようのない話です。現在の国会議員や政党の離合集散よりも、私どもが求めているのは、本物の中心軸です。政治家でもなんでもない市民が、その下に集まれる一本の旗です。
私どものような支援者はもちろん、「入れるところがない」ために選挙に行かない膨大な有権者の前にこそ「国民の生活が第一」の旗を、はっきりと立てるべきではないでしょうか。その旗とは、なによりも小沢一郎さんという存在そのものです。
■ 前門の新自由主義 後門のファシズム
小沢さんは常々「民主党が中心になって野党再編」と言っておられますが、そのようなものを国民が望んでいるのか、私どもは確信が持てません。今年に入ってからの地方選挙等の結果も、もはや反自公の選択肢があれば勝つという状況ではなくなっているように見受けます。
大企業VS労働者ならびに中小零細という、比較的緩やかな対立関係であった時代には、2大政党で問題を解決できたのでしょう。しかし、現代は企業も労働者も、ともに新自由主義という怪物に食い荒らされ、その苦痛への悲鳴がファシズムへと暴力的に吸収されかねない情勢です。今必要なことは、その悲鳴をすくい上げ、「国民の生活が第一」の下に集めることです。
新自由主義に籠絡された民主党では、その役割を担うことはできません。もし民主党中心の統一野党だけが自公以外の選択肢になれば、国民の絶望とファシズム化は拍車をかけることになるのではないでしょうか。
新自由主義の痛みに耐えかねている層は、保守・革新など関係なく広範にわたります。彼ら彼女らの声を集めるためには、いわゆる右や左という壁を超えて、反新自由主義の一点で手をむすぶことが必要なのではないでしょうか。
■ 関西〜西日本の結集軸を
関西、西日本でも細々とながら多くの活動があります。直接に生活の党や小沢さんを支持する動きもあれば、そうでなくとも親和性の高い動きもあります。そうした市民を、小沢一郎さんという存在がおおきくまとめていく形を作れないものでしょうか。
1年半前の総選挙の時は、旧来の小沢さんの支持者から脱原発運動の若者など、各候補者の後援会以外に数十人の市民が選挙事務所に入って選挙活動のお手伝いをしました。しかし、参議院選では選挙区の候補者がいないこともあって街宣などに出てくる人は半減しました。それ以降、あきらかに市民の勢いは低調です。
今、動きははじめなければもう手遅れになるのではないかという危機感があります。政党がどのように離合集散しても、「国民の生活が第一」の旗の下に集まる組織があれば、右往左往せずに安心して活動できます。
1万人の自立した市民が動き始めれば、明らかな変化が生まれます。20万人のボランティアが走れば、日本はキッパリと変わることができます。2009が転覆された原因は、その後に20万の市民がいなかったからではないでしょうか。「国民の生活」という大きな旗印の下に、20万人の動く市民を集めること。これが唯一ありうる戦略ではないのかと愚考いたします。
■ この夏 ぜひとも大阪へ
この秋の政局が本格化する前に、ぜひとも大阪においでください。賑やかな大阪のオバチャンや、不機嫌な表情の若者や、汗をふきふき歩いているオッチャンに、小沢さんの生の声を届けてください。絶望しなくても、ファシズムに期待しなくても、生きていけるんだということを伝えてください。
「私には夢がある」あの小沢さんの演説は、聞く度に涙が出そうになります。ああ、こんな世の中になったらいいなあ そういうイメージがまぶたの裏に浮かびます。決して立て板に水ではない小沢さんの言葉には力があります。
末筆ながら、ますますのご健勝を祈念いたします。
(引用以上)
■■
実際にお会いした小沢さんは、こわもてとはほど遠い感じの方でした。支援者には気を使っておられるのかもしれませんが。口々に色んなことを訴えていましたが、丁寧に聞いてくれました。
面談中には、予期したとおり何分の一もお話しできませんでしたが、主旨だけはご理解いただけたと思います。
具体的に何をどうするのか、上京団のメンバーとともに、ここから詰めていかなくてはなりません。
それについては、追々ここでもお知らせします。
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余談。
国会の本会議場は、思ったより小さかった。(渡辺さんによると、議場内から見ると大きく見えるそうです)
国会内の食堂のアイスコーヒーは290円。ソーサー無し。でも結構オイシイ。
本会議も第一委員会室も何もやってなくて、傍聴はできず。残念。
隣の憲政記念館。なかなか面白い。安重根の撃った弾が展示されていたりする。
第一議員会館。食堂うまくない。議員の部屋、かなりミニマム。
総じて、国会というと何か何もかも巨大化したイメージで捉えがちだけど、意外と普通の空間だった。
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