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利権漁り東京五輪 二転三転しそうなゴルフ会場のドタバタ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151161
2014年6月20日 日刊ゲンダイ
夢の島ユース・プラザ/(C)日刊ゲンダイ
選手村から半径8キロ以内のコンパクト五輪を実現する――。
IOC(国際オリンピック委員会)に大見えを切ったはずの根底が大きく揺らいでいる。発端は、舛添都知事の会場見直し発言。バスケットボールとバドミントンを行う予定だった「夢の島ユース・プラザ」(総工費364億円)の建設中止を検討し、さいたまスーパーアリーナなどに移す案を明らかにした。葛西臨海公園のカヌー・スラローム会場も計画見直しの方向だ。
いったんタガが外れてしまうと、後は何でもアリ。岩手県花巻市がクレー射撃、宮城県もマラソン誘致に立候補。いくら震災復興とはいえ、こうなると、コンパクト五輪どころか“東京”五輪の冠自体も怪しくなる。
五輪招致委員会は、今回の総工費を3831億円と試算。そのために4000億円の準備金を用意していることを自慢していた。
「ところが、国立競技場の建て替えだけでも、当初計画の1338億円から3000億円に膨らみそう。費用の一部は東京都が負担するため、舛添都知事は真っ青です。しかも、来年に消費税は10%になるのに、建設費は消費税5%で計算しています」(都議会関係者)
建築資材や人件費の高騰なども加味すれば、総工費は当初予想の2倍になる可能性がある。一部報道では、カヌー会場の変更は野鳥保護のためとされているが、何のことはない、単にカネがないだけなのだ。
■「霞ケ関」に代って「若洲」が再浮上
そんなこんなで、今後も会場の見直し、検討が行われることになるのだが、複雑なのは、この機に乗じて、“利権”あさりに動きだした連中もいることだ。中でも注目はゴルフだ。
夢の島に近い都営「若洲ゴルフリンクス」(江東区)で行う予定だったが、交通混雑やコースコンディションなどの事情を考慮し、埼玉県川越市にある「霞ケ関カンツリー倶楽部」にひっくり返った。これを元に戻す動きがある。
「若洲ゴルフリンクスは平坦な埋め立て地に造られ、距離も6906ヤードと短い。96年に1回だけ男子ツアーのよみうりオープンを開催した際、優勝スコアは18アンダー(パー71)、2アンダーで予選不通過という“珍事”を引き起こした。相当にコースレイアウトを変更しなければならないし、もう9ホール増やしたり、観戦スタンドの建設場所が必要。しかし、これで建設業者はヨダレをたらしているのです」(ゴルフ担当記者)
2020年まで6年。まだ何が起こるかわからない。
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