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「金目」伸晃氏発言 自公は逃げ切りへ
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140619-1320218.html
石原伸晃環境相が、東京電力福島第1原発事故に伴う中間貯蔵施設建設をめぐり、「最後は金目でしょ」と発言した問題で、野党各党は18日、衆院で不信任決議案、参院で問責決議案を提出する検討に入った。今日19日の参院環境委員会で石原氏の「釈明」を聞いて、正式に判断する。
石原氏の「最後は金で解決する」という見解は、福島県との交渉が難航する中、政府全体の認識として飛び出した可能性もあり、野党側は強く反発。石原氏は過去にも失言が多いが、今回は「担当大臣として絶対口にしてはいけない言葉」(野党関係者)。大臣の資質を問う声が強く、自発的辞任を求める声もある。
一方、自民、公明両党は両院で過半数を占め、不信任&問責両決議案が出ても粛々と否決する。進退に言及する声はなく、会期末を22日に控え、幕引きをはかりたい思いも透けて見える。第2次安倍内閣は12年12月26日の発足後、閣僚の交代はなく、同じ顔ぶれの内閣として戦後最長記録を更新中。今回の失言は、「安倍1強」に傷をつけかねない事態でもある。今後予定される内閣改造での交代も視野にあるとみられる。
ただ、自民党の石破茂幹事長は会見で、「苦難の中におられる福島の方々に、そのメッセージがどのように届くかを、まず第一に考えなければならない」と、石原氏に苦言を呈した。
民主党政権では11年9月、野田内閣の経産相だった鉢呂吉雄氏が、原発事故周辺地域を「死の町」と表現したなどとして、事実上更迭。当時、自民党の幹事長だったのが石原氏で、「首相に任命責任がある。気がゆるんでいるとしか言えない」と、任命した野田氏を批判した経緯もある。
石原氏は、当初優勢といわれた12年の自民党総裁選で安倍首相に敗れ、第2次安倍内閣で環境相に任命された。専門分野ではなく、当初から「試練の場」といわれていた。【中山知子】
<問題になった石原氏の主な発言と行動>
▼12年2月 BS番組で腹部に穴をあけて栄養剤を送る「胃ろう」措置を受ける患者を「人間に寄生しているエイリアンが、人間を食べて生きているようだ」と発言。配慮を欠く発言と批判を受ける。
▼同9月 民放テレビ番組で原発対策に関連し、汚染土壌の保管場所について「運ぶ場所は福島原発第1サティアンしかないと思う」と発言。サティアンは、オウム真理教の宗教施設の名称。「第1原発というつもりだった」と釈明したが、自民党福島県連が抗議。
▼14年3月 参院環境委員会に遅刻。渋滞に巻き込まれたと委員会で陳謝。
▼同 出席可能だった国賓の宮中歓迎行事を欠席。菅義偉官房長官から注意。
[nikkansports.com 2014/06/19]
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