石原伸晃環境相が東京電力福島第１原発事故の除染に伴う中間貯蔵施設を巡る被災地との交渉について「最後は金目でしょ」と発言した問題で、参院環境委員会は１９日、集中審議を開いた。石原氏は「住民に誤解を与えたということであればおわびしたい。金で解決できるとは全く考えておらず、撤回させていただきたい」と陳謝し、発言を撤回した。また、国会閉会後に福島県を訪れ、謝罪することも明言した。

　石原氏は発言の趣旨について「地元の要望に応えるために予算を確保しなければならないということをストレートに言えばよかった。品位を欠く発言だった」と釈明した。進退については「職務をしっかり丁寧に全うしたい」と述べた。

　中間貯蔵施設を巡る地元交渉は、同県大熊、双葉両町の住民説明会が１５日に終了。政府は月内にも両町への交付金の具体内容を示して改めて建設受け入れを求める方針だった。石原発言で来年１月の稼働開始の目標が遅れる可能性が出ている。井上信治副環境相は「影響があるとは思わない」と否定したが、石原氏は「心からおわびしたい」と述べるにとどめた。

　こうした説明に野党側は納得せず、福島県選出の増子輝彦委員（民主）は「札束で被災者のほっぺたをたたくような行為だ。速やかに辞任を要求したい」と追及。野党８党は２０日の衆院環境委でも石原氏の説明を聞いた上で、問責決議案や不信任決議案を国会に提出する構えだ。【阿部周一】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000023-mai-pol

原発稼働ゼロの日々がまだまだ続く。２０近い公益原発関連法人の兵糧も減っていく。いつまでも何もしなくて飯を食うことはできない。彼らが今やっているのは放射能は食べても安全と教育・宣伝することだけ。

まもなく原発稼働ゼロが前提で経済が回るようになる。経団連、経済同友会の腐れ爺の足元も崩れ始める。代替電力で一儲けしようと虎視眈々の者もいる。

原発推進派の本音を多くの人が知るところとなった、その意味でこの石原発言は歓迎する。

　レッドカ−ド、退場、大臣辞任、謹慎処分当分すっこんでろ。