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「最後はカネでしょ」 福島を絶望させた石原環境相の大失言
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日刊ゲンダイ
親の顔が見てみたい/(C)日刊ゲンダイ
普段はまったく存在感がないのに、口を開けば失言暴言。石原伸晃環境相が、またやらかした。
16日、福島原発事故の廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐる福島県側との交渉について、「最後は金目でしょ」と言い放ったのだ。
この発言は、官邸で菅官房長官に中間貯蔵施設の住民説明会について報告した後、記者団の質問に答える「ぶら下がり取材」で飛び出した。
当然、福島側は猛反発。ただでさえ難航していた交渉が、暗礁に乗り上げそうだ。
慌てた環境省は、急きょ会見をセット。石原環境相は「発言をよく覚えていない」「最後はお金の話になるが、それは受け入れが決まるまで説明できないという意味だ」などと釈明したが、謝罪の言葉はなかった。自覚がないのだろう。
なにしろ、石原環境相には“前科”がある。
昨年8月にも、福島市内で開かれた会合で、中間貯蔵施設の建設について「(地元の)皆さんが福島のために自ら行動するという認識を持っていただくことが重要」と言ってのけた。これが、地元に責任を転嫁する発言だと福島側の猛反発を受けたのに、まったく懲りていない。
■「福島原発第1サティアン」
2012年9月にテレビ番組に出演した際も、原発事故の汚染土壌について「運ぶところは福島原発第1サティアンしかない」と発言して物議を醸した。それで、優位と見られていた総裁選でも惨敗したことを忘れたのか。
「こんな人が総裁候補だったことが恐ろしいですね。発言が軽すぎるし、学習能力もない。そもそも、伸晃氏は最初から環境相のポストが不満だったと聞きます。環境行政に興味もないし、原発事故処理で損な役回りをやらされていると思っているフシがある。父親の慎太郎氏がガチガチの原発推進派なのに、自分は環境相の立場で同調しづらいという鬱憤もあるのでしょう」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
この親子の政治感覚は独特だ。日本維新の会の分裂騒動でも石原環境相はシャシャリ出てきた。今月5日、慎太郎氏側につくことを決めた議員が議員会館の慎太郎氏の部屋を訪れた際、なぜか石原環境相も同席していたのだ。記者の間からは、「伸晃さんは何の関係があるのか」「公私混同じゃないか」との声が上がっていた。
「石原家に公私の区別はないのでしょう。慎太郎氏の威光にあぐらをかいて、政治家としての勉強を怠ってきたのが伸晃氏です。国会に遅刻したり、すぐに不用意な発言をするのも甘えがあるから。中間貯蔵庫をめぐる今回の発言なんて、本来なら即、更迭モノですよ」(山田厚俊氏=前出)
こんな大臣ひとり攻めきれない野党も情けない。
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