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【永田町ノート】派閥ナンバー2の悲哀…
http://www.hochi.co.jp/topics/20140615-OHT1T50059.html
6月4日夜、東京・紀尾井町の中華料理店に、自民党に7つある派閥の事務総長が集まった。全派閥による事務総長会議は麻生内閣以来、5年ぶりだという。
参加したのは、塩谷立(町村派・当選7回)、竹下亘(額賀派・同5回)、森英介(麻生派・8回)、森山裕(石原派・4回)、望月義夫(岸田派・6回)、西川公也(二階派・5回)の6氏。大島派は、江渡聡徳氏(5回)が欠席し、伊藤信太郎氏(4回)が代理出席した。
事務総長というと一般にはなじみが薄いが、派閥運営の実務を取り仕切る番頭格、いわば派閥のナンバー2だ。かつては閣僚を経験した重鎮が就くケースが多かったが、現在、閣僚経験者は法相を務めた森氏、文部科学相を務めた塩谷氏らごく少数だ。
会議では「派閥同士で連絡をとりあって、さまざまな悩み事を相談しよう」(望月氏)と確認。今後、2か月に1回、集まることも決めた。党内では「安倍首相が今夏に行う内閣改造や党役員人事を前に、派閥の結束をアピールして、人事に影響を与えるのが狙い」との見方が出ている一方、「事務総長の悩み事は、派閥運営より、どうすれば自分が希望のポストに就けるかだ」と冷ややかな指摘もある。
だが、首相が派閥や事務総長の意向に耳を傾ける気配はない。小泉内閣以来、派閥は人事への影響力をほとんど失った。就職戦線は学生が企業を選べる「売り手市場」になりつつあるようだが、自民党は首相の一存で閣僚採用者が決まる「買い手市場」の真っただ中だ。
今の安倍内閣では、岸田外相、麻生副総理兼財務相、石原環境相らの派閥領袖も閣内にいる。その上、夏の内閣改造は小幅で、女性を積極的に登用するとの観測も流れている。派閥ナンバー2の「大臣のイス」への道は険しいとの見方が有力で、悲哀は続きそうだ。(ゆ)
[スポーツ報知 2014/06/15]
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