http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/799.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/802e596a8435e68b016aa80b61b7abfd
2014年06月15日
本日は愚民の一人として、「2014 FIFA WCサッカー」を観戦のため友人の家のテレビを見せてもらいに行くので、コラムは休みと決めていた。ところが、面白い情報が目に留まり、ついつい一言書くことにした。マイナビニュースによると、SNS上でワールドカップへの言及されている程度を調査したらしいのだが、≪アドビのソーシャルメディアに対応する分析ソリューションである「Adobe Social」を使って、2013年6月から現在までのTwitterやFacebook、Google+、Instagram等のソーシャルメディアの データを収集し、分析したものだ。その結果、国別の言及率では日本が約37%と最も高く、2位以下に大差をつけての1位となった。≫のだそうである。
まあ、NHKなんてのはサッカー専用チャネル状態なのだから、日本人たちが嫌でも、日本代表のサッカーの話を根掘り葉掘り聞かされる。今日穿いているパンツの色まで聞いてしまうのではないかと心配になるほど、国民をサッカー漬けにしている。放送権料の見合う視聴率を得ないと、幹部の首が飛ぶのかと訝るほどの力の入れようだ。どの国でもマスメディアの方向性と云うもの、大衆を常に一定方向に向かせておく習性があるのだろうから、ある程度までは仕方がない。しかし、わが国場合、やはり異常な形で、大衆を一体化させる民族性があるのかもしれない。
どの国でも多かれ少なかれは理解する。しかし、アドビの調査によるSNS、ツイッターやフェースブック上の言及率は異常と云うか異様なレベルだ。世界230か国中のNO1、37%なのだ。それも、第二位の英国11%を大きく引き離しているのだから、これは超凄い。ちなみに開催国ブラジルは9%と驚くほど低調、それでも3位キープだが、日本の言及率の1/4なのだから、ブラジルが変か、日本が変かだ。決まっている、変なのは日本だ(笑)。4位がドイツで、5位がアメリカだそうである。
地域的観測によると、アジアパシフィック地域が全体の48%を占め、TPP同様の地域性を出しているようだ。筆者の感想だが、EU地域はウクライナを挟んだ米ロの対決姿勢が鮮明で、WCサッカーどころではない深刻なテーマがあるのだろう。中東・東欧・アフリカも同じように深刻な状況を抱えており、サッカーに現を抜かす気分ではないのだろう。筆者なども、サッカーはサッカーで興味があるが、MLBもルマンも全米オープンゴルフも同じレベルで興味がある。どうも、アドビがわざわざ調査に及んだ意味合いから、野球やゴルフよりも、世界的スポーツがサッカーだと云うことなのだろう。サッカー以外のスポーツだと、地域差が激しく、調べるまでもないと云うことなのだろう。
にもかかわらず、わが国だけがダントツ異常値を出している事実を、我々はどのように受け止めるべきか、かなり深刻に考える必要があるのかもしれない。山本七平の「空気」ではないが、民族的に「空気」に抗うのが困難な国民であるとすると、お祭り騒ぎに関しては、その罪状はモラトリアムにしてもらえるだろうが、外交防衛と云った国家の安全保障全般への意識が、この調子で「空気」に簡単に左右され、「世間のムードに抗う勇気はなかった」と終戦後の日本人の殆どが口にした言葉は、今後も反省の影もなく、繰り返されるのかもしれない。げに怖ろしき民族性だと世界から見られるかもしれない。
世界の多くの知識人からは、日本イコール「嘘」と云う言説が実しやかに、裏声で君が代を歌うように語られているそうだ。決定的だったのが、安倍晋三がオリンピック招致演説で「福島原発の放射能は、私のコントロール下にある。完全に汚染水はブロックしている!」この言葉が致命的に2020年五輪を決定させたと同時に、「嘘つき国家」をも決定づけたというのだから、痛しかゆしだ。否、五輪なんてのは1か月程度の祭りだが「嘘つき国家」の勲章は永遠ものだ。昨日のコラムではないが、世界の秩序は壊れたがっている。地球の内部が軋むほどヤバイ状況が各地域で起きている。平和ボケもいい加減にしないと拙いだろう。サッカーの話題も、LIVE中継中だけで良いじゃないか、世界全体を見つめ、何が起きているのかマジに考えないと、本当青天の霹靂なんて言葉は言い訳にもならないだろう。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK166掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。