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偽メールに騙され代表を辞任
重要ポスト密約で維新入り!?前原誠司が元気になった理由
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4064
週刊文春 2014年6月19日号
「努力が足りない」
6月7日、民主党の海江田万里代表をこう斬って捨てたのは元代表の前原誠司氏。さらには、親交の深い橋下徹大阪市長との合流の可能性を「100%」と明言し、野党再編に意欲を見せた。
民主党政権時代は国交相、外相などのポストに恵まれ、グループの「凌雲会」は40人を越えるなど、わが世の春を謳歌した前原氏。だが、野党に転落すると、精彩を欠き、最近ではASKA逮捕の際に、パソナグループに縁のある議員としてマスコミを賑わせた程度だった。
民主党中堅議員が語る。
「凌雲会は代表選出馬に必要な20人を割り込んでいる上、細野豪志前幹事長に近い議員もいて一枚岩ではない。前原氏は党内での展望を見出せず、焦っているのではないか」
前原氏の決断を後押ししたのが、5月末の維新分裂だ。
分党が決まる6日前の5月22日昼、前原氏は凌雲会の会合で「民主抜きで維新やその他の野党の連携の動きが出てくると完全に存在感がなくなる。野党連携は急を要する!」と突如踏み込んだ発言を行い、出席者を驚かせた。実は、前日の21日には名古屋市内で維新の橋下徹、石原慎太郎両共同代表が緊急会談している。「前原氏は橋下氏から維新の動きについて逐一報告を受けている」(維新関係者)ことを踏まえれば、前原氏はすでにこの頃から橋下氏と軌を一にしていたようだ。
石原系と袂(たもと)を分かつことが決まった「橋下維新」の最大の弱点は、当選1回の若手議員が約7割を占めるという経験値不足。前原氏は当選7回で重要閣僚、党代表の経験もあり、維新入りすれば党幹部での処遇は確実だ。ある全国紙の野党担当記者は「前原氏が若手を連れて維新入りするシナリオがもうできているという話があります。国会議員団代表などの重要ポストで前原氏を処遇すると橋下氏が手形を切ったという噂も流れています」と明かす。
ただ、前原氏は「言うだけ番長」との異名を持っていることも忘れてはいけない。民主党内では「落ち目の前原氏について行くのは、橋下氏の支援が欲しい近畿選出の数人だけ」(前出・民主党中堅議員)との冷ややかな声も聞こえる。今回の発言は、政界随一の目立ちたがり屋ゆえのパフォーマンスか、それとも焦りから思わず飛び出した本音か。久しぶりに番長の動向が注目を集めそうだ。
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