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http://31634308.at.webry.info/201406/article_12.html
2014/06/12 22:31
原発推進がお仕事のような田中氏が、野党の反対を押し切り与党の賛成で原子力規制委員会の委員に承認されたことで、今まで慎重に審査されていた再稼働も、一気に解放されたと言っていい。「規制」委員会が、「推進」委員会になってしまう。これから、一気に再稼働が加速される。
こんな状態に、福島より大規模な原発を持つ新潟県知事の泉田氏が、柏崎刈羽原発敷地内に東電本社を置けと要求した。福島原発の事故時、本社と現場を中継で結んで悠長に会議をしていて、対策が後手後手に回ったことへの反省からの要求と思われる。
泉田知事のGood ideaである。強烈な皮肉である。自分達は、何かあっても安全な場所にいる。事故時の旧経営陣は、海外逃亡のように海外で暮らしているとネット情報ではなっている。
以前、役所広司が主演の「東京原発」という映画があった。知事が突然気がふれたように、原発を東京都内に作ると言い出したことに、どことなく似ている。本社機能を原発内に持っていくというものである。この映画の落ちは、知事は原発推進派ではなく、東京に原発を持ってくると言えば、都民も政治家も真剣に自分の事として原発を考え、やはり原発は止めようと思わせるために仕掛けたという筋である。
これから、電力は自由化となり、どこからでも電力を買えることになる。電気には、どこから発電されたかの色はついていないが、原発の電気はほしくないという人はいっぱいいるだろう。そうすると、おのづと、原発性電気は一番高いものになるはずである。未来の負担を食い潰して、現在の利益を享受している。多少高くても、再生可能エネルギーを買うことが、現代人の矜持であるはずである。
<柏崎刈羽原発>「敷地内に本社を」新潟知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140611-00000064-mai-soci
新潟県の泉田裕彦知事は11日の定例記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)について「(本社が)原発敷地内になければ、緊急時に責任ある対応ができない」と述べ、同原発の安全確保のため、東電から経営を分離し、同原発敷地内に本社を置くべきだとの考えを示した。
泉田知事は「東電社長の頭の中は、福島(第1原発)の汚染水や廃炉、賠償をどうするかで9割がいっぱいで、安全対策に思考が回っていない」と東電の対応を批判。同原発事故時の対応を引き合いに「本社が緊急時に対応できない足かせになっているのは、(事故後の社内テレビ会議の)ビデオで明らかだ。日本も発送電分離に踏み出しているのだから、(柏崎刈羽原発も)分離してほしい」と主張した。
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