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【北朝鮮「拉致」再調査】「ジェンキンスさん」が沈黙を破ってぶちまけた! 「軍事大学284と拉致本部」「私が会話した日本人の男」「粛清現場の大合唱」〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140611-00010000-shincho-kr
週刊新潮 2014年6月12日号
北朝鮮の内情を知り尽くすその人物の口から飛び出したのは、安倍総理への「警告」だった。曽我ひとみさん(55)の夫、ジェンキンス氏(74)が振り返る北での忌まわしい記憶。その青い目でしかと見た、拉致被害者の姿――。
妻の曽我さんが帰国を果たした2年後の2004年、ジェンキンス氏は娘2人と共に、第三国のインドネシアを経由して日本に入国した。現在は新潟県佐渡市に家族4人で暮らし、観光施設「佐渡歴史伝説館」にある売店の“名物売り子”として働いている。
6月に入ったばかりのある日、ジェンキンス氏は開口一番、こう述べた。
「彼らを信じるんじゃない!」
北朝鮮が表明した拉致の再調査。その真意について、
「北が日本との交渉に応じるのは、日本から何がもらえるかを見通しているからだ。何ていう名前だっけ。エビ? アベさんだっけ。彼はバカだ! 安倍総理に電話して、“北朝鮮はいつもお前を利用しているぞ!”と警告したい」
ジェンキンス氏は語気を強めてそう語るのだ。
「外務省の齋木さん(昭隆・事務次官)は私の友達だ。私は、北朝鮮の担当者と齋木さんが話している会議室の隣の部屋に忍び込んで、北が話していることをこっそり聞いてみたい。奴らに言いたい放題言わせて、話が終わったところで、皆の前に姿を現してやる。奴らは心臓麻痒を起こすだろう。北は私に対して激怒している。私が真実を知っているからだ」
■おぞましい光景
米軍の下士官として韓国にいたジェンキンス氏が北朝鮮に入国したのは1965年。以降、39年をかの国で過ごした。
「私は“マンダヒー軍事大学”というところで英語を教えていた。軍事大学では、施設や組織を番号で表示していた。例えば、私がいた組織の番号は“5-8-4”。そして、軍事大学の“2-8-4”、それが拉致を担当している本部だった」
ジェンキンス氏が働いていた軍事大学には、日本人が1人いたという。
「彼が何という名前だったのかは分からないが、軍事大学で日本語を教えていた。ある時、彼は私にこう話した。“自分は、本当に小さな子供の時にここにさらわれてきたんだ”と」
その男性以外にも、北朝鮮ではたくさんの日本人を見た――と、ジェンキンス氏は振り返る。
「横田めぐみさんには一度だけお会いしたことがある。場所は平壌にある“楽園百貨店”だった。その時、私は妻と娘と一緒だった。私はめぐみさんのことを知らなかったが、妻が“めぐみさんよ”と教えてくれた」
それは、80年代半ばのことだった。また、彼は86年、有本恵子さん石岡亨さん夫妻にも同じ楽園百貨店で会っている。
「日本に入国してから写真を見て、それが有本さんと石岡さんだったことが分かった。有本さんについてはこんな話も聞いた。私と同じように北朝鮮に入った米国人の妻で、レバノン人のシハムという女性がいた。彼女が妊娠して入院した時、同じ病室に有本さんもいたらしい。で、有本さんが“私、拉致されたのです”と打ち明け、シハムも“私もそうなんです”と彼女に話したそうだよ」
“楽園百貨店”では、あのプリンセス天功を目撃したこともあるというが、
「北で生活していると、おぞましい光景に出くわすこともある。粛清の現場だよ。公開処刑は見せしめのショーだから、時間をかけてゆっくりやるんだ。子供の教育の一環として、公開処刑の見学も行っている。死刑執行人がこう言う。“我々はこの男に対してどうすべきか!”。集まった人々は、“殺せ! 死刑にしろ!”の大合唱だ。死刑執行人が両足、両肩に1発ずつ銃弾を撃ち込む。それから射殺する。全く、思い出したくもないシーンだ」
北朝鮮での忌まわしい記憶を辿るジェンキンス氏。彼は改めて「警告」する。
「私は北に39年もいたんだ、北のやり方は知っている。安倍総理には、こう言いたい。“北朝鮮が結果を持ってくるまで、何一つあげるんじゃない!”と。北は受け取れるものを先に受け取って、最後にこう言うだろう。“拉致被害者は見つかりませんでした”と」
果たして、この声は安倍総理に届くか。
※週刊新潮2014年6月12日号「北朝鮮『拉致』再調査で帰る4人の実名」より
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