http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/618.html
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最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。
[コメント]
■ 憲法改正は正論 与党も心ある野党も協同で進めるべき
>平沼氏は「憲法は日本の長い歴史、伝統、文化に立脚しなければならない」と訴えた。その上で「日本は進歩的だという理由で『革新』を全て善だと思っている。しかし、モノを改めるはずの『革新』からなぜ憲法改正論が出てこないのか」と述べ、護憲を掲げる国内の革新勢力を批判した。
平沼の主張する通りです。
この世に完全無比なものなど存在しません。
信者が盲信する宗教の教典は別でしょうがw
憲法は宗教の教典ではないのですから、不備な点、不合理な点、時代の情勢に合わない点に見直しをすべきなのは当然のことです。
与党も、維新、みんなの党などの心ある野党も協同で改憲を進めるべきです。
■ 一方で 即・改憲は現実には不可能 理由は憲法96条による国民主権を無視した縛りのため
改憲必要論はたしかにその通りなのですが、現実には今日明日どころか今年、来年にも改憲というわけにはいきません。
その理由は、不合理で国民主権を無視した縛りが憲法の中にあるためです。
憲法では、国会議員の2/3以上の議員が賛成しなければ改憲の発議ができません。
(憲法96条では、国会議員の2/3以上の発議後、国民投票の過半数で改憲と規定されている)
つまり、国民の過半数が憲法のある部分の改正に賛成していたとしても、国会議員のわずか1/3ちょっとが反対しているだけで、改憲の発議ができず、その結果国民投票が行えず、改憲が行なえない。
これでは国民主権無視もいいととろですね。
すなわち、憲法自体の記載が国民主権を無視しており、この縛りのために過半数の国民が改憲に賛成していたとしても、改憲をすることができないのです。
国会議員(出席議員だけではなく全議員)の2/3以上の賛成というのは、賛否両論あるアイテムの場合、民主国家では相当困難と言わざるを得ません。
それこそ戦前の大政翼賛会でもない限り、現実には相当困難です。
繰り返しますが、これは国民主権を無視した縛りであって憲法自身が国民主権を無視していると言えます。
まずは真っ先に、この憲法96の国民主権無視を改正しなければなりませんが、現実には相当困難という矛盾した状態なわけです。
■ 緊急対応は憲法解釈変更で対応すべき 改憲に向けた動きも同時に進める
以上のように、憲法自身に国民主権を無視した規定があるため、改憲は近々にはまず実現できません。
そうであるならば、解釈変更が論理的に正しいのなら緊急な課題には憲法の解釈変更で臨むべきです。
ちなみに集団的自衛権の行使は、憲法違反ではなく合憲です。
その根拠は下記で最高裁の判例と国連憲章を提示して、実証しています。(下記)
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/568.html
つまり結論としては、改憲は必須でありそれに向けて進むべきですが、緊急の課題には論理的に正しいのなら憲法解釈の変更で対応すべきということです。
そして集団的自衛権の行使は上記の通り合憲です。
[記事本文]
交詢社オープンフォーラム「危機の時代に憲法を考える」が8日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで開かれ、約500人が集まった。
日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表が基調講演し、平沼氏は「憲法は日本の長い歴史、伝統、文化に立脚しなければならない」と訴えた。その上で「日本は進歩的だという理由で『革新』を全て善だと思っている。しかし、モノを改めるはずの『革新』からなぜ憲法改正論が出てこないのか」と述べ、護憲を掲げる国内の革新勢力を批判した。
交詢社の鳥居泰彦理事長はあいさつで「日本は外交、国防、政治のあらゆる面で金縛りにあっている。『日本の憲法はこういう形をとるべきだ』という思いを固めていくときが来た」と述べた。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏をコーディネーターにパネルディスカッションも開かれ、保利耕輔・衆院憲法審査会長(自民)、岡崎久彦・元駐タイ大使、中西輝政・京都大名誉教授が出席した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140610/plc14061008520008-n1.htm
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