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20日に閣議決定を予定&公明と文案の攻防に+国民軽視の安倍の信念&政党差別(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/602.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 6 月 10 日 11:36:13: EaaOcpw/cGfrA
 

http://mewrun7.exblog.jp/22097320/
2014-06-10 08:33

 これは『安倍が「決める時は決める」と今国会中の閣議決定を示唆+自公が最後の攻防http://mewrun7.exblog.jp/22088251/』のつづきになるのだけど・・・。

安倍首相は、今国会中に「集団的自衛権の行使の解釈改憲の閣議決定」を実行に移すことを決断。7〜8日に、関係者に最終的な文案の作成を含め、解釈改憲の準備を進めるように指示をしたという。(-"-)

 官邸&自民党幹部は、17日までに自公与党協議で結論を得て、実質的な国会最終日の20日までに閣議決定を行なうスケジュールを立てているとのこと。(今国会の会期末は6月22日なのだけど。21、22日は土日なのよね。^^;>
 いまや、いかに公明党の了承を取り付けるか、公明党が納得するような文案を作るのかという最終的な段階にはいっていると見ていい。(-"-) 

 安倍首相の決意を受けてか、自民党の高村副総裁は8日に出演したNHKの番組で「今国会中の閣議決定を目指す」と断言。さらに、番組終了後、記者の前で「絶対X3」のアピールを行なった。(~_~;)

「公明党の了解が絶対、今国会中が絶対。『集団的』の3文字を入れるのも絶対。これらが成り立つかどうか。今、不可能を可能にするよう努力している」 

<mewは、絶対に「解釈改憲」を阻止したいし、阻止すべきだと思っている。(`´)ここからは、フルモードで解釈改憲反対に走るぞ! (・・) 
 日本が立憲民主主義国家である以上、憲法9条を改正しない以上、集団的自衛権の行使を認めることはできないわけで。不可能なものは、不可能なのだ!(**)>
 
* * * * *

 『政府・自民党は、集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈の変更について、安倍晋三首相の強い意向を受け、22日までの今国会会期中に閣議決定する準備に入った。自民党は10日の安全保障法制整備に関する協議会で、本格的な議論を始める方針で、慎重姿勢を崩さない公明党の説得に全力を挙げる考えだ。
 政府高官と自民党幹部は6日に会談し、会期内の閣議決定を目指す方針を確認した。政府・自民党は、公明党との協議が調えば、首相と同党の山口那津男代表による党首会談で正式に合意した上、閣議決定する段取りを想定している。(時事通信14年6月7日)』 

『安倍晋三首相は8日、谷内正太郎国家安全保障局長らを公邸に呼び、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更に関し、22日に会期末を迎える今国会中の閣議決定に向けて文案策定を加速するよう指示した。(共同・東京新聞14年6月8日)』

『安倍晋三首相は、今国会の実質的な最終日となる20日までに閣議決定する方針を固め、自民党幹部に与党協議の加速化を指示した。(産経新聞14年6月8日)』

『党内論議が追いつかない公明党に配慮し、10日の与党協議会での提示は見送るものの、安倍晋三首相は今国会中の20日にも閣議決定する構え。政府・自民党が公明党に早期の決断を迫る構図に変わりはなく、22日の会期末に向け、与党の綱引きは正念場を迎える。(毎日新聞14年6月10日)』

* * * * *

 自公与党協議では、10日から「集団的自衛権の行使」の議論にはいる予定なのであるが・・・。

 本来は、自公与党協議の結論を受けて、集団的自衛権の行使+αの解釈変更を行なうか否か、また解釈変更する場合の文案を作るはずだったのだけど。
 肝心な部分に関して、一つも議論を行なわないうちから、堂々と「首相が閣議決定の文案作成を指示した」という報道が出て、官房長官もそれを認めること自体、何だかな〜と思ってしまうところもあったりして。(-"-) <一応、自民党幹部が文案作成を政府に要請したという形はとっているとはいえ・・・。^^;>

 まあ、『安倍が「決める時は決める」・・・』にも書いたように、この与党協議というのは、オモテ向き「連立与党の公明党さんとちゃんと議論をしましたよ。公明党さんの意見にも配慮しますよ」という、あくまでも形式的な体裁を整えるものだと思うし。

 安倍官邸は、既に閣議決定用の文案をいくつか用意しており、特にここ1〜2ヶ月は、オモテで与党協議を行いながらも、ウラでは公明党との間で文案の調整が続いていて。水面下でギリギリの攻防が繰り広げられているのではないかと察する。(・・)
 
☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 実際、複数のメディアが先月から、自民党の幹部や長老(高村、石破、大島氏など)が、公明党の幹部(北側、井上、漆原氏)とマン・ツー・マンで対応する形で、日々、説得工作や意見調整を行なっていると報じているし。^^;

 それは、8日のNHKの番組で、公明党の北側副代表が、「高村さんとは、毎日のように会って協議している」と語っていたことからも伺えた。^^;

<高村氏は、ちょっとバツの悪そうな顔をしていたけど。(~_~;) 逆に、高村氏が「公明党の理解を得て」と強調しながら、期待を込めて北側氏の方を見た時には、北側氏は完全に顔を違う方向に向けて、目をそらしていたりして。(^_^;)>

* * * * *

 自民党幹部は今、官邸と公明党の間に挟まれながら、どのような文案、表現にすれば、公明党がOKするのか、両者と交渉を行なっているようなのだが・・・。
 メディアも利用する形で、様々な駆け引きがなされている様子。

 この記事の冒頭部分に、高村副総裁が「『集団的』の3文字を入れるのも絶対」と言ったという話を書いたのだけど。それは、産経新聞8日が、政府・自民党が「集団的」の文字を外す方針を決めたという記事を出したからだ。^^;

『政府・自民党は7日、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈見直しに関する閣議決定について、「集団的」との表現を盛り込まない方針を固めた。集団的自衛権の行使容認に慎重姿勢を崩さない公明党に配慮することで、閣議決定に向けた理解を取り付ける狙いがある。(産経新聞14年6月8日)』(全文*1)

 この「集団的」の3文字を消すという案については、これまでにも何回か報道されたことがあるのだけど。たぶん、そうした方が公明党の了承を得やすいと考えている人たち(官邸の一部か自公関係者?)が、報道陣にリークして、首相や他の関係者の反応を見てるのではないかと思われる。(~_~;)

 ただ、この産経の報道に関して、高村副総裁は同日のNHKの番組ですぐに「きいたことがない」と否定。菅官房長官も9日に、文案作成に着手したことを認めた上で、「集団的自衛権」という言葉を明記する意向を示した。^^;

* * * * *

 また、今は、閣議決定の文案にこんな表現を用いるか否かが焦点になっているらしい。(・・)

『安倍政権は、集団的自衛権の行使容認に向け、今国会会期内に安全保障法制に関する閣議決定を行い、「切れ目のない法整備が必要」と明記する方向で調整に入った。政権幹部が7日、明らかにした。自民、公明両党内では、行使を禁ずる憲法解釈の変更を検討課題として事実上先送りするための妥協案と位置付けられている。行使容認の明確化を求める安倍晋三首相の判断が焦点となる。週明けから閣議決定の文言をめぐる調整が本格化する。

 閣議決定で法整備を打ち出すことによって、関連法の改正作業に着手できるメリットが首相側にある。公明党は「解釈変更を認めているわけではない」と説明が付く。(共同通信14年6月7日)』

<そう言えば、昨日9日に菅官房長官もわざわざ会見で、同じフレーズを主張していたです。
『公明党は依然として憲法解釈の変更に消極的ですが、菅長官は、「国民の生命財産と国の安全のために、切れ目なく法整備をしてしっかり守るために必要だ」と述べて、理解を求めていく考えを強調しました。(TV朝日14年6月9日)』>

 ただ、mewか見ると、何だかどんどん本質論を離れて、「言葉遊び」に走っているような感じがある。(~_~;)

* * * * *

 政府側は、9日に公明党に文案を提示したものの、公明党はこれを拒否したとのこと。しかし、政府は、今国会中に閣議決定する方針を絶対に変える気はないようだ。^^;

『政府側は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の案文を9日、非公式に与党幹部に提示した。しかし公明党幹部は、「受け入れられない」と話していて、10日の協議での正式な提示は見送られる方向。(中略)ある政府関係者は、「17日には合意させたい」と話している。(NNN14年6月10日)』

『自民、公明両党は9日、10日の与党協議会を前に、政府から個別に説明を受けた。10日に原案を提示しないことについて、政府高官は「公明党も『首相が行使容認を絶対に譲らない』と分かってきた。急がば回れだ」と語り、遅くとも20日には閣議決定する考えを強調した。(毎日新聞14年6月10日)』

<尚、政府・自民党は、解釈変更の文面とは別に、集団的自衛権の行使の制限を盛り込んだ「指針」を作って発表するという案も検討しているのであるが。これも、どこまで実効性が担保されるかわからないため、公明党からOKが出ていないようだ。^^;>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 話は変わって・・・。昨日の参院決算委員会で、民主党の江崎孝氏が、安倍首相の国会での態度の悪さを指摘。首相がこれに色をなして反論し、やり合う場面があった。(@@)

 江崎氏は、自民党の河野洋平氏(元総裁&衆院議長)が、月刊誌「世界」5月号で、首相の国会での答弁に関して批判していたことを指摘。

<河野氏は同誌で、「安倍政権の姿勢には大きな危惧の念を抱かざるを得ない。答弁も国会議員に上からの目線で接している」「野党とりわけ少数政党に属する議員に対しては、相手を軽視するかのような姿勢で答弁している」「議員の背後にいる国民に著しく礼を失している」「国会議員に対するこのような態度は、行政の責任者として非常に不適切」と批判している。>

「参議院の立法府の議員として総理に指摘しておきたいのは、国会審議での総理の答弁の態度・語り口です。国会議員をバカにしたような言論、ポーズが往々にしてみられたことです」と、首相の態度を問題視した。

 これに対し、安倍首相は「わが党の大先輩からも厳しいご指摘をいろいろな場で頂いている。しっかり受け止めていく」「私の不徳のいたすところだ」などと応じていたのだが。
 何分にも批判をした大先輩が安倍首相らの天敵・河野洋平氏(安倍氏らが忌み嫌い抹消したいと考えている「河野談話」を出した人。解釈改憲にも批判的)であるだけに、しかも江崎氏に集団的自衛権の行使に関する大批判も浴びたこともあってか、そこから突然、「信念論」を展開。

「しかし、あえて申し上げればですね、自分のそれぞれ信念を持って政治家になっているわけでありますが 、みんなが自分と同じ信念を持てという気持ちは私は毛頭ないわけであります。このようなご批判も時には
恐れずに、私は自分の信念を述べていくつもりであります」
「信念を少し丸めてその場を取り繕ったとしても後々大きな禍根を残すことになることもあるわけであり、それは私は政治家として不誠実ではないかというのが私の考えです」」と、自分の思想、信念を貫くことを主張したのであった。(~_~;)   (発言部分はアチコチより)

* * * * *

 このブログでも何回か書いたことがあるのだけど。実際、安倍首相は前政権の時から、衆院よりも参院での審議、質疑を軽視する傾向にあるし。また、質問に立つ議員によって、態度が大きく異なるケースが多々あるのが実情だ。(・・)

 同じ超保守仲間の議員(特に先輩)には、他党であっても、時に相手をヨイショしながら、気持ち悪いほど丁重に対応するのだけど。

 でも、特に彼らが嫌悪するサヨク系の政党の議員(共産、社民、民主党左派など)への態度は、実にヒドイものがあって。
 安倍首相は、わざとなのか、無意識でそうなるのか、相手が質問をしている間、ソファに背をつけてふんぞり返ったような座り方をしたり、(あたかも「またサヨク野郎が、妙なこと言っちゃって。おまえらの言うことなんて、相手にするわけないだろう」と言っているかのように)小ばかにしたような笑いを何度も浮かべることがあるし。
<麻生氏にも、首相時代も含め、その傾向があるのだけど。2人で閣僚席で、何か話して小ばかにしたように笑っていることもあるんだよね。(-_-;)>

 さらに、答弁の際も、まともに相手の質問に答えようとしなかったり、けんもほろろという感じで対応するケースが、実によく見られるのである。(`´)

 河野洋平氏は、安倍前政権の時に衆院議長を務めていたのだが。当時から、議長席で安倍首相の答弁の様子を見ていて、そのような態度に問題を感じていたのではないかと察するのだが。

 安倍首相は、日本の行政府の長であって、思想信条を問わず、全ての国民に対する行政を担っている立場であるということを自覚して、もう少し真摯に各党の議員に対応すべきではないかと思う。(**)

* * * * *

 また、確かに、政治家の多くは、自分の思想信条や信念を抱き、それを実現するために国会議員になったり、政権獲得や、首相、閣僚などの立場を目指すのではないかと思うし。批判を恐れずにそれを主張しても、構わないのではないかと思うのだけど。
 ただ、民主主義の国では、主権者は国民であるわけで。自分の信念を実現するためには、それを国民にきちんと説明して、理解や支持を得る必要があることは言うまでもない。(・・)

 逆に言えば、国民の理解も得ようとせずに、「これが、自分の信念だ」「皆が自分と同じ信念を持たなくても、批判してもいい」として、強行しようとすることは、主権者を軽視した権力の横暴にほかならないわけで。
 昨日の国会でのやりとりを見て、このように民主主義を尊重せず、自分の信念だけで国を変えてしまおうと考えているような人は、改めて、1日も早く首相の座からおろしたい、いや、おろさなければと思ってしまったmewなのだった。(@@)

                  THANKS


 

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01. 2014年6月10日 14:59:01 : I0pFDmQFnU
行使容認の閣議決定案、「集団的」明記、首相譲らず
産経新聞 6月10日(火)14時49分配信

 集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更の閣議決定をめぐり政府は「個別的」と「集団的」の区別なく「自衛権」という言葉を使うことで調整を開始した。これに対し安倍晋三首相はあくまで「集団的自衛権」という言葉に固執、自民党幹部も盛り込むべきだと主張する。政府・与党内の攻防は激化している。

 政府内で先週練られた「必要最小限度の自衛権の行使が必要な場合には今後検討していく」とする閣議決定案に対し、7日に欧州から帰国した首相は拒否した。

 先週段階の案は、「集団的」という文言は消えるが、これまで集団的自衛権の行使が不可欠としていた自衛隊による米艦防護も「自衛権」で対処可能とすることで、集団的自衛権の行使容認と同等の意味合いをもたせようとした。集団的自衛権行使に慎重な公明党への配慮もあった。

 それでも、首相にとって「集団的」という文言が消えるのは本意ではないし、「検討」という表現も受け入れられなかった。自民党からも「検討では法改正に入れない」(幹部)と不満の声が出た。

 9日には「自衛権の行使を検討」から「自衛権を行使できる」となり、与党に提示された。「検討」でも拒否反応を示した公明党幹部は記者団に「飲めるわけがない」と切り捨てた。

 ただ、与党協議の公明党メンバーは9日、国会内で作戦会議を開き、集団的自衛権を行使しなければ対処できない事例と、そうでない事例とに分類、自衛隊による米艦防護の5つの事例についての「北側私案」をまとめた。自民党を説得するためだが、事例を細分化することで接点を模索しようとする姿勢の表れともいえる。

 与党協議の座長を務める自民党の高村正彦副総裁は8日、都内で記者団に「公明党の了解が絶対、今国会中が絶対、集団的の3文字を入れるのも絶対。これが成り立つかどうか。不可能を可能にする努力をしている」と語った。

 自民党幹部は9日夜、「集団的自衛権は閣議決定に入れる。ごまかすようなことはしない」と言い切った。菅義偉(よしひで)官房長官は9日の記者会見で「自民党の高村正彦副総裁と石破茂幹事長の調整を政府としては期待したい」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140610-00000542-san-pol


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