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飛び交う北朝鮮「核実験強行」説…日本は拉致と米国の板挟み
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150853
2014年6月10日 日刊ゲンダイ
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日朝交渉を続けられるのか/(C)日刊ゲンダイ
どうする、安倍首相?
「固く閉ざされていた扉を開くことができた」――と、安倍首相が胸を張った日朝合意。「拉致は解決済み」と日本の要求を突っぱねてきた北朝鮮が一転、「すべての日本人の再調査」を約束した。安倍首相は「半年以内に成果が欲しい」と高揚しているらしい。
「日本と北朝鮮は“ゼロ回答”はなし、必ず拉致被害者を帰国させることで合意したといいます」(外務省事情通)
ところが、安倍首相の計算を狂わせる衝撃情報が飛び交っている。北朝鮮が6月中にも4回目の核実験を強行しそうだというのだ。
菅義偉官房長官は、8日の民放番組で、核実験を実施した場合でも「日朝協議」はつづける考えを明らかにしたが、アメリカが許すはずがない。安倍首相は窮地に立たされる可能性がある。果たして核実験はあるのか。
「6月ではなく、8月に核実験を強行する可能性が高いと思います。8月下旬、米韓が朝鮮半島で大規模な軍事演習を実施する予定だからです。いま北朝鮮は、アメリカに対して“軍事演習を中止しろ”と強く要求しています。米韓に軍事演習を行われたら、“先軍政治”の北朝鮮も対抗せざるを得ない。しかし、ただでさえ疲弊している北朝鮮にとって軍事演習は負担が大きい。かつて金日成は、銃1発で鶏1羽を失う、大砲1発で牛1頭を失うと漏らしていた。北朝鮮の要求を聞き入れず、米韓が軍事演習を実施したら、金正恩は核実験に踏み切ると思う」(コリア・レポート編集長の辺真一氏)
北朝鮮が核実験を強行した場合、安倍首相は「拉致問題」と「アメリカ」の板ばさみになりかねない。
「いずれ北朝鮮は『拉致被害者を帰国させるからアメリカと韓国に軍事演習を中止させろ』と日本政府に訴えてくるはず。しかも、帰国情報をどんどん流して、安倍首相さえ決断すれば、拉致問題が解決しそうだというムードをあおっていく。しかし、安倍首相に米韓に向かって『軍事演習を見送って欲しい』と言う胆力があるかどうか。まして、核実験後、菅官房長官が言うようにアメリカの反対を押し切って日朝交渉をつづけられるのか。安倍首相は難しい判断を迫られますよ」(外交関係者)
このタイミングで北朝鮮が「再調査」に応じたのは、安倍首相を利用するとんでもない深謀遠慮があったのではないか。
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