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渡辺恒雄氏と自民党に秋風 首相靖国参拝で立場の違い鮮明に
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140610-00000007-pseven-soci
週刊ポスト 2014年6月20日号
“盟友”の中曽根康弘氏と緊密な関係を持ち、政界の黒幕として暗躍してきた読売新聞の渡辺恒雄・グループ会長兼主筆(88歳)だが、時の政権との緊密な関係に微妙な変化が生まれている。
昨年8月上旬、渡辺氏は複数の自民党若手議員に巨人戦の観戦チケットとともに自身でしたためた「手紙」を送ったという。
「内容は、2014年4月に実施予定の8%への税率アップを見送るべきだ”と、読売社説で展開されていたのとほぼ同じ趣旨だった」(自民党関係者)
しかし、安倍晋三首相は渡辺氏に耳を貸さず、消費増税を決定する。さらに両者の立場が分かれたのが、昨年末に強行された安倍首相の靖国神社参拝だ。渡辺氏は1月6日、東京本社の賀詞交換会で、靖国参拝について「失望している」と発言。読売の社説でも〈中国に日本批判の口実を与え、国際連携を弱めたのは否めない〉(2014年1月6日)と批判的論陣が張られた。
もともと渡辺氏は総理大臣が靖国神社を参拝することには反対。過去には、「安倍さんとは歴史観が違うんだ。僕は少年時代から反戦でね。A級戦犯が合祀されている靖国には参拝しない。彼は戦争を知らないから、仕方ないけどね」(毎日新聞2007年6月1日)と発言している。そんな思いを無視する形で、安倍首相が参拝を強行したのだから、渡辺氏が面白く思うはずはない。
「オバマ米大統領の訪日の前後に展開されたTPP交渉をめぐる記事に関しても、読売は官邸側が否定しているにもかかわらず、1社だけ『実質合意』を前提にした報道を繰り返した。この時、政治記者であれば誰でも“読売は安倍官邸とうまくいっていない”と思ったはずだ」(民放幹部)
実際、今年に入り、安倍首相と渡辺氏の会食は1月17日に読売新聞の新社屋の最上階で行なわれた1回のみ。昨年は計7回会食しているため、一気にペースダウンしている。
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