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拉致問題の解決に執念を燃やす安倍首相。金正恩第1書記から被害者を奪還できるか
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140609/plt1406091535003-n1.htm
2014.06.09
北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、安倍晋三政権が激しく動き出した。先月末の日朝合意を受けて、拉致の疑いが否定できない特定失踪者のリストを北朝鮮側に提出したのだ。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記率いる北朝鮮から再調査の報告を受けた後、内容を検証する政府要員を北朝鮮に派遣するという。安倍首相の訪朝もささやかれるなか、政府は拉致被害者らの電撃帰国を勝ち取れるのか。
「日本側から特定失踪者といわれる方、名簿も含めて、しっかりと外交ルートを通じて北朝鮮に提出している」
菅義偉官房長官は8日朝、フジテレビ系「新報道2001」に出演し、こう語った。日本政府は、横田めぐみさん=拉致当時(13)=ら17人を拉致被害者として認定しているが、特定失踪者は約470人に上る。
これまで北朝鮮は日本を欺いてきただけに、再調査の結果を簡単に信用することはできない。
このため、菅氏は「北朝鮮から再調査報告書が出た段階で(政府要員が)北朝鮮に行って滞在し、内容を精査する。きっちりと調査できる態勢をつくる」と説明した。
北朝鮮のウソを見抜き、被害者の帰国につなげる政府要員は、外務省や警察庁らの職員で構成される見通しだ。
今回の再調査に対する北朝鮮の態度はこれまでとは違う。日朝合意を文書に残し、内容を国営メディアで発表している。中国との関係が悪化し、食糧や原油の供給が激減するなか、金正恩体制を維持するために、孤立状態の突破口を日本との関係改善にかけている様子も感じられる。
朝鮮半島事情に精通する元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏は「日朝協議で、具体的な話が出た可能性がある。官邸も『祖父の金日成(キム・イルソン)主席や、父の金正日(キム・ジョンイル)総書記とは違う』といった感触、手応えを感じているようだ。ただ、北朝鮮の交渉戦術の疑いもあり、油断は禁物だ」と語る。
当然、安倍首相は拉致問題に長年取り組んできただけに、解決に向けた意欲とともに、北朝鮮への警戒心は人一倍高い。
イタリア訪問中の6日、ローマ市内で同行記者団に「政府として拉致被害者の再調査に関する情報や進捗(しんちょく)をしっかり把握し、具体的な成果を得られるように取り組む。北朝鮮に(調査の履行を)要請していく」と語り、北朝鮮に対して「徹底的な調査を行い、被害者を全員返すように」とのメッセージを送った。
こうしたなか、拉致問題が進展した場合の、安倍首相の訪朝がささやかれはじめた。
前出の菅氏は「どういう調査結果が出てくるかによる」と指摘した。
自民党の高村正彦副総裁も8日のNHK「日曜討論」で「(安倍首相が訪朝する可能性は)ゼロでない」と語った。
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