http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/541.html
Tweet |
閣議決定に「集団的」を盛り込まず、集団自衛権行使容認への憲法解釈見直しで[産経新聞]
2014.6.8 07:30
政府・自民党は7日、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈見直しに関する閣議決定について、「集団的」との表現を盛り込まない方針を固めた。集団的自衛権の行使容認に慎重姿勢を崩さない公明党に配慮することで、閣議決定に向けた理解を取り付ける狙いがある。安倍晋三首相は、今国会の実質的な最終日となる20日までに閣議決定する方針を固め、自民党幹部に与党協議の加速化を指示した。ただ、首相は「集団的自衛権」の表現にこだわりを見せており、詰めの作業を急ぐ。
政府は当初、閣議決定に「集団的自衛権の行使容認」を明記する構えだった。方針転換したのは、今国会の会期が残り2週間に迫る中、公明党が与党協議を引き延ばし、閣議決定を先送りさせる姿勢を見せている事情がある。
公明党が「個別的自衛権や警察権で対処可能」と主張していることを踏まえ、「集団的」との表現を使わずに配慮を示す一方、行使容認に向けた憲法解釈の見直しとも読み取れる文案作成で調整に入った。具体的には、政府がこれまで集団的自衛権の行使が不可欠としていた自衛隊による米艦防護も、「個別的」と「集団的」の区別なく、「自衛権」で対処可能とする。
自民、公明両党は10日の「安全保障法制整備に関する与党協議会」で、本格的に集団的自衛権の議論に入る。政府・自民党は合意に至れば、首相と公明党の山口那津男代表による党首会談で正式合意した上で、閣議決定する段取りを想定している。
首相が今国会中の閣議決定にこだわるのは、年末にかけて、消費税率10%への引き上げ判断をはじめ、内閣改造・党役員人事や沖縄、福島両県知事選などの政治日程が控えているためだ。自衛隊と米軍の役割分担を定める「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」再改定に行使容認を反映させる思惑もある。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140608/plc14060807300003-n1.htm
- 集団的自衛権、閣議決定文案への明記に意欲 自民副総裁「集団的の3文字を入れるのは絶対」:安倍−公明−高村で役割分担 あっしら 2014/6/09 02:11:15
(0)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK166掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。