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厚生労働委員会で前回追及した「介護二割負担は可能」の虚偽説明について、今日の委員会の私の質問の冒頭、厚労省が異例の説明やり直しを。今までとは全く違う説明になるようです。その中身にもまた疑問が。今日も追及します!15時半頃からの予定です http://t.co/gNGO427YBB
― 小池晃 (@koike_akira) 2014, 6月 4
一定所得以上の高齢者の介護保険利用料値上げ(1→2割)。厚労省はモデル世帯で60万円余裕があるから大丈夫と説明してきたが、都合よくでっち上げた数字だった。参院厚生労働委員会での共産・小池晃議員の追及に、田村厚労相は「60万円の書きぶりは撤回させて頂く」と表明。嘘の説明は明確。
― 坂本健吾 (@k_sarasarani) 2014, 6月 5
介護保険の利用料2割負担を求める高齢者は年60万円余裕がある→「やりくり」して60万円余裕を生み出せば大丈夫、に厚労省がすり替え。田村厚労相は「60万円という書きぶりは撤回する」。参院厚労委員会で追及した共産・小池晃議員は「データねつ造と言われても仕方ない。法案撤回を」。当然だ。
― 坂本健吾 (@k_sarasarani) 2014, 6月 5
介護保険改悪 厚労相 2割負担の論拠撤回/データごまかし明確に 小池氏追及 中断たびたび/参院厚労委
「しんぶん赤旗」 2014年6月6日 日刊紙 1面
田村憲久厚労相は5日の参院厚生労働委員会で、医療・介護総合法案に盛り込まれた介護保険サービスの利用料引き上げ(1割から2割へ)の論拠について、“負担増の対象者は年60万円の余裕がある”という核心的部分を「撤回する」と表明しました。日本共産党の小池晃議員の追及を受け、論拠が完全に崩壊したものです。
◆関連A面
小池氏は「2割負担の論拠を撤回するということは、社会保障審議会での議論も国会での議論もすべて振り出しに戻る。データのねつ造だといわれても仕方ない重大な問題だ。法案は撤回するのが筋だ」と強調しました。
厚労省は、夫婦で年金収入359万円のモデル世帯は“支出より所得が60万円多いから負担できる”と説明していました。しかし3日の質問で小池氏がデータのごまかしだと追及。厚労相は「今日のところは許していただきたい」としか答えられませんでした。
この日の委員会で、原勝則老健局長は新たな資料を示し、消費支出を減らして「やりくりしていただければ」60万円の余裕が生まれるので負担できると釈明しました。
小池氏は「これまでの説明と全く違う。『やりくりすれば』などとはどこでもいっていない。最初の説明が間違っていたということだ」と批判しました。審議が中断し、与野党の理事が田村氏らを囲んで協議した後、田村氏は「60万円余裕があるような見え方になってしまったが、この60万円は撤回する」と答弁しました。
小池氏はさらに、厚労省が新資料で“平均的な年金受給世帯の消費水準までやりくりすれば60万円残る”としたのも、過少な消費水準のデータを使ったごまかしだと追及しました。厚労省側は答弁できず、再び審議がストップ。後日、再答弁することになり、ウソにウソを重ねる姿が浮かび上がりました。
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廃案にするしかない/医療・介護総合法案 審議で大失態が続々
「しんぶん赤旗」 2014年6月6日 日刊紙 1面
参院で審議中の医療・介護総合法案は、法案説明の重大ミスに始まり、法案の論拠を撤回するなど、前代未聞の大失態が続出しています。政府・与党は会期内成立を狙っていますが、廃案にするしかないことが明瞭になっています。
「『60万』という書きぶりは撤回する」−。田村憲久厚生労働相は5日の参院厚労委員会で日本共産党の小池晃議員の質問にこう述べ、審議中の法案説明を撤回する前代未聞の事態になりました。
同法案をめぐってはまったく無関係の法案の説明文が入った文書を全参院議員に配布するという前代未聞の大失態によって、参院での審議入りが10日以上も遅れ、厚労相が陳謝したばかりです。
法案は、社会保障の基本を「自立・自助」とする考え方にもとづき、160万人の要支援者に対する訪問・適所介護を保険給付から外し、「患者追い出し」を招く病床削減を進めるなど“介護難民”“入院難民”をさらにひどくする内容です。
日本共産党は、重大な改悪案を国民をあざむいて押し通すことは許されないと批判し、廃案にすべきだと主張しています。
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【関連記事】
(「しんぶん赤旗」 2014年6月6日 日刊紙 2面)
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