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「大橋巨泉さん、安倍首相の会見を見て「この人は本当に悪い人だな」と:鈴木 耕氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14361.html
2014/6/5 晴耕雨読
大橋巨泉さん、安倍首相の会見を見て「この人は本当に悪い人だな」と。
安倍内閣、どこまで行くんだろう。
あの小泉元首相でさえ「自衛隊の行く場所は非戦闘地域」と繰り返してきたのに、ついに安倍内閣は「戦闘地域」「非戦闘地域」の区別をなくすという。
つまり、戦争の真っただ中へも自衛隊を送り込めるというわけ。
本気でこの国を戦争体制に引きずり込もうとしている…。
> 高田延彦 高村氏 の22日までに閣議決定を‥‥ 発言。急いじゃイカンて、解釈変更を閣議決定など断じてイカンて、要は立憲主義を冒?したらイカンて、もっともっと 深い議論を積み重ねる当たり前の努力をやらないとイカン案件ですよ。高村さんイカンて、
> ◆「福島の小児甲状腺がん多発は統計的有意」津田敏秀・岡山大学教授 http://t.co/l356O38rMq 「原因が被曝でないとすれば、原因不明の多発」とし極端に甘い条件を当てはめない限り統計的有意差は消えないと結論。
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http://t.co/KkjMD0D9XQ
スリカエやコジツケに満ちた安倍首相の集団的自衛権会見
この男に祖国を任せて良いのか
(週刊現代6月7日号:大橋巨泉の今週の遺言)より
去る5月15日、安倍晋三首相は記者会見を行って、集団的自衛権の説明
に懸命だった。ボクは旅行中の宿の部屋で、全容を見た。紙芝居のような
パネルを使って、「平易に叙す」ことを心掛けたようだが、その内容たるや、
「大ウソ」や「スリカエ」に満ちていて、見ていて気持ちが悪くなった。
率直な感想は、「この人は本当に悪い人だな」である。
大橋巨泉
まず日本人の母子らしい人が乗った米国の船を《防護できない》としたパ
ネルを出した。これを指しながら首相はいう。「紛争国から逃れようとしてい
るお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、子どもたち。彼らが乗る
米国の船を今私たちは、守ることが出来ないのです」「この議論は国民の
皆さま一人一人に関わる現実的な問題であります」だって。
皆さん、こんな話聞いたことがありますか?米国の輸送船で紛争国から逃
れた人など、かつて一人も居なかったはずだ。(管理人・私も同感でした)
肝心の防衛省さえ「聞いたことがない」と答えている。
今後も考えにくいだろう。たとえば今、米軍が日常的に駐留している国とい
えば韓国だ。ここは北朝鮮と国境を接している。そしてもし紛争が起こった
としても、米軍はまずアメリカ人を優先的に移送する筈。韓国軍に依頼する
なら韓国政府との交渉になる。
その前にかつてイランでもあったように、日本の民間航空機を利用すれば
良い。自衛隊が、日本人を紛争地域から退避させるのは、すでに自衛隊
法で規定されている。昨年のアルジェリアのテロ以来、車両による陸上移
送も可能になっている。
この紙芝居のような事はまず起こらない。それを「おじいさんから孫」ま
で登場させて、感情的に訴える首相の姿には、一片の知性も感じられな
かった。
(もう1枚のパネルについての感想は省略します)
そもそも日本政府は、湾岸戦争の時に、「金だけ出して、人的貢献がない」
として、クエート政府に感謝されなかった事がトラウマになっている。これは
ナンセンス。いつでも金は出したいが出せない国は沢山ある。そこで金を出
すのがなぜ悪い、とボクは書いた。悪いのは、貴重な金を出したことを適確
にアピールしない、政府・外務省の怠慢なのである。
(中略)
演説の後、当然、記者からは次のような質問が出た。自民党は前回の選挙
で公約にしなかったにもかかわらず、選挙に勝って多数を握ると、憲法解釈
を変えようとしている。その前に憲法の解釈変更を争点として解散し、国民
に信を問う気はないのか、と。すると安倍は、「公約には揚げなかったが、私
の演説を聞いた方は、国民の生命や国の領土を守るために全力を尽くすと
繰り返し述べた」と答えた。
果たして何人の人が演説を聞いたと思うのか。この人は知性的でないから、
総理なら何でも出来ると思っているフシがある。(中略)
このように、安倍首相の会見は、「ウソ」「スリカエ」「コジツケ」に
満ちていた。本当のこと、「アメリカの事情で急ぐ必要がある」な
どは、ひと言も出なかった。そして米軍と協力して日本の若者が
戦争に行くと思うと、やりきれない。
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