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2014年 06月 01日
今日はJRAでダービーが行なわれるのだけど。<mewは仕事があるんだよね〜。 (ノ_-。)でも、ダービーの時間帯はしっかり確保した。(^ー^)>
今週は地方競馬も、ダービーウィークで。今日1日の九州ダービー(佐賀競馬)を皮切りに、岩手、北海道、東京、兵庫、東海ダービーが6日連続で開催されるです。(@@)<特設サイトがコチラにhttp://www.keiba.go.jp/derbyweek2014/>
また今日1日から南関競馬のSPAT4では、「トリプル馬単」の発売を開始。50円から10円単位で購入することができて、何と最高払戻金額は50円に対して3億円になるとか。 (・o・)<関連サイトはコチラにhttp://www.nankankeiba.com/info/spat4loto/>
どうやらJRAはチョット売り上げが上がっているようなのだけど。何とか地方競馬も盛り上げて行きたいと思っている、勝手に広報係のmewでした。(^^♪
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ところで、先月29日、日本維新の会の石原代表と橋下代表が、それぞれ記者会見を行ない、正式に分党することを発表した。(・・)
維新の会には衆参62人の議員がいるのだが。執行部は、6月5日までに所属先としてどちらのグループを選択するか意思表示を求める予定だという。
党内には、「橋下、石原両代表の会談だけで、勝手に分党を決めるのは乱暴だ」「橋下、石原どちらかのグループにつかなければならないのは、おかしい」などの批判の声も出ているようなのだが。<確かに、60人以上の議員を擁する国政政党としては、乱暴かも。^^;>
現段階では、2つのグループに分ける(政党資金も分ける)方向で、話が進んでいるようだ。(~_~;)
今後は、橋下グループが「日本維新の会」の党名を使用するとのこと。橋下維新は、来月にも結いの党と合流。さらに民主党やみんなの党の一部を巻き込んで、自民党に対峙し得る政党を作るべく、野党再編を目指すという。(・・)
他方、石原&平沼陣営は、旧「た」党系を中心に新党を作り、みんなの党の一部を含め、超保守系の議員+αを結集する予定。<あの田母神俊雄氏も入党候補だとか?^^;>
彼らは、安倍首相と同じく「新憲法の制定」や「集団的自衛権の行使」などの軍事強化、「教育再生」などの超保守的な政策の実現を目標としているので、いざとなれば自民党と連携or連立して、安倍カラー政策の実現をアシストして行くつもりでいるようだ。(~_~;)
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mewは、以前から書いているように、日本が民主主義の国として発展して行くためには、まず国民にわかりやすい&国民の意思を反映しやすい政党の枠組みを作られるべきだと。
そして各党の議員が自分の主張をはっきりとオモテにできるような環境を作るためにも、できるだけ同じような国家観や政治理念を持った人たちが、同じ政党やグループに集まるべきだと考えているので、今回の維新の分党は、歓迎&評価したいし。国民にとっても、いいことなのではないかと思っている。(・・)
<どうせなら、自民党の安倍首相&超保守仲間も、石原新党に移ればいいのにね。(++)>
ただ、維新の分党は、政界再編の引き金となって、国会での勢力地図が大きく塗り替えられる可能性が大きいし。それが安倍自民党を利する可能性も否定できないだけに、今後の2党の動きに警戒感を抱いている部分がある。(-"-)
またmewは、前記事で安倍首相が、集団的自衛権の行使の解釈改憲で切羽詰っているという話を書いたのだけど。<『安倍、米にせっつかれ、解釈改憲で切羽詰まった状況に+公明党が連立離脱を示唆し、抵抗』http://mewrun7.exblog.jp/22066408/>
ここに来て、安倍首相が、いざとなったら解散を打つのではないかというウワサが広がり始めているのも、気になるところ。^^;
<今回の維新の分党や、政界再編に向けての各党の動きもそれを意識したものだという見方もあるのよね。(^_^;)>
mewとしては、日本は「保守vs.平和&リベラル」の二大政党を中心とした政治体制を作ることが望ましいと考えているので。ここで、選挙対策を意識するあまりに、保守二大政党制への流れができるとマズイな〜と憂慮している部分もある。(-_-;)
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今回は、橋下維新の側のことをメインに扱いたいと考えているので、石原新党に関しては、また後日、ゆっくり扱いたいと思うのだけど・・・。
石原新党に関して言えば、mewが、現時点で最も注目しているのは、同党に何人の議員が集まるのか、とりわけ参院に7人以上集まるのかということだ。(・・)
mewは石原氏&平沼氏らが、ここで維新の分党を決意したのは、単に結いの党と一緒にやりたくないがためではなく、今後、安倍陣営(首相&超保守仲間たち)の手助けをして、自分たちの目標でもある超保守的な政策を実現するために、自由に動ける体制を作りたいがためではないかと考えている。(@@)
安倍政権は、ここから集団的自衛権の行使の解釈改憲、軍事拡大の法整備、改憲の準備、教育再生などなど、超保守派にとって悲願でもある安倍カラー政策を一気に実現して行くつもりでいるのだが。そのネックになっているのが、連立与党を組む公明党だ。^^;
まあ、自民党にとって、公明党は単に「数合わせ」のためにとどまらず、選挙協力において超重要な存在なので、そう簡単に連立解消をすることは考えないと思うのだけど。<今年は7月に滋賀、11月には、福島、沖縄の知事選があるし。来春には統一地方選もあるし。>
ただ、自民党は衆院では295議席と単独過半数を有しているものの、参院は115議席と過半数に7議席足りないため、公明党との連立を解消しにくいのも事実で。
もし石原新党に参院で7人以上の議員がいれば、安倍内閣と同党が協力or連携する意向を表明することで、公明党に圧力をかけることが可能になるし。いざとなれば、公明党との連立解消も覚悟して行動したり、解散に打って出たりするなど、思い切った策をとって、勝負をかけやすくなる。(^_^;)
それを考えると、石原新党の衆参の議員数は、今後の政局の展開を大きく左右する要素になるのではないかと思うのである。^^;
<ここ何日かの報道によれば、石原新党に参加を表明しているのは、衆院議員が15人ほど、参院議員が2人なのだけど。みんなの党が参院議員が13人もいるので、彼らがどちらにつくかで、大きな違いが出そうなのよね。^^;>
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他方、橋下維新の方は、来月にも結いの党と合流して新たな形で国政政党を作る予定なのだが。問題は、そのあとだ。(@@)
橋下氏と江田氏は、その後、民主党の一部or全体を巻き込んで、野党再編を進めるつもりでいるからだ。(-"-)
ちなみに、維新の橋下代表は民主党の前原誠司氏に「分党の勧め」をしているとのこと。また結いの江田代表は、民主党の細野豪志氏と統一会派を組む話をしていたという。^^;
先に言えば、mewは民主党は「平和&リベラル志向」の中道民主政党であるべきだと。そして、自民党or保守タカ派の政党と正面から対峙する存在であるべきだと考えているので、その路線に沿う議員を集めたいところ。<ギリギリ穏健な保守&過度な新自由主義でない人までならOK!?>
その観点から言えば、まず民主党全体が維新と統一会派を組むことには、大きな抵抗がある。(ーー゛)
また、民主党の保守タカ派&新自由主義派が出て行くのは有難いことだし。結いの党と組むのはOKなのだけど、維新のタカ派、新自由主義派とは組みたくないというのがホンネだ。(@@)
ただ、報道を見る限り、ちょっとイヤ〜な流れが起きつつあるようなのだ。(~_~;)
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先週、『安倍がムキ答弁で墓穴を掘るかも&もっと国会審議を+橋下が石原切りを決意したわけ』という記事の最後にも書いたのだけど。
橋下氏と江田氏が24日に、石原氏の「自主憲法制定」明記の要望を拒否すると決めた現場には、民主党の前原誠司氏も同席していたとのこと。
この時、彼らは、石原太陽族と袂を分かち、自分たちが中心となって野党再編を進めることを決意していたのではないかと察する。(**)
『「野党再編がいよいよ動きだすのかなという期待感を持っている。主体的に進めていきたい」
民主党の前原誠司前国家戦略担当相は29日、国会内で記者団にこう語った。24日に京都市内で橋下氏と、維新との合流を目指す結いの江田憲司代表と会談したばかり。今後も連携を深めるものとみられる。
将来の代表候補とされる細野豪志前幹事長もこの日、国会内で維新の松野頼久国会議員団幹事長を見つけると、笑顔で握手を求めた。記者団には「本格的な野党間連携を模索していくべきだ。政策の合意ができる場合は会派を同じくする可能性も探るべきだ」と統一会派構想も披露した。(産経新聞14年5月30日)』
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橋下氏や江田氏らは、11年頃から民主党の前原誠司氏らの保守系議員と連絡を取り合っており、今後の連携について意見交換していたと言われている。(・・)
橋下氏も江田氏も前原氏も、ふつ〜の保守系議員で。(3者の保守度には程度の差があるのだが。少なくとも、安倍氏や石原氏のような戦前志向の超保守ではない。)また、中央官僚体制を好まない「小さな政府」論者であること、労組を含め既成の団体とのしがらみや古い政治体質を好まないという点で、共通した政治理念を有している。^^;
橋下氏は11年頃から、大阪都構想実現のために、大阪維新の国政政党化を検討しており、当初は江田氏も所属していたみんなの党と合流することを考えていたのだが。
当時、政権の座にあった民主党の前原氏も、彼らの考え方に共感し、維新と連携することで、民主党の保守化路線を進めたいと。そして、日本に保守二大政党制を築きたいと考えていたようなのだ。(-_-;)
結局、民主党の野田&前原氏は民主党の保守路線化に失敗した上、12年末の衆院選でも大敗。 その後ずっと、前原氏らがいつ民主党を出て、維新に合流するのかずっと注目されていたのだが、前原氏らは、超保守派の石原&平沼太陽族とは考えが合わないため、なかなか合流話が進まず。かと言って、同じく超保守派の安倍氏が実権を握る自民党とも連携できず。この1年半、動くに動けないような状態にあったのだけど・・・。
石原・平沼太陽族さえ維新から消えれば、こっちのもので。「今度こそ」と維新と連携、合流しての政治活動に意欲を燃やしているのではないかと思われる。(>_<)
また細野豪志氏も、早くから元民主党議員だった維新の松野頼久氏(国会幹事長)や、江田氏と
接触をして、連携を模索していて。13年7月には、参院選の投票日に3人で会っていたことが発覚し、問題になったことも。^^;
この3人は将来の連携or合流を念頭に勉強会なども主催しており、ここに参加している民主党議員が少なからずいる。(・・)
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ただ海江田代表は、前原氏や細野氏に比べて、平和&リベラル志向が強いし。まずは民主党が党の立て直しをして足元を固め、野党再編の中心になるべきだと考えているため、彼らとは考えが合わず。
近時は、その方針に反発している保守系の議員から、「海江田おろし」の動きや、代表選の前倒しを求める声が出るようになっている。(~_~;)
『維新の分党に触発された2人は前のめりだが、党の自主再建を掲げてきた海江田氏は慎重なままだ。
分党した橋下氏ら維新と結いが合流した場合、衆院の勢力は多くても50議席程度とみられる。55議席の民主は野党第一党を維持し、海江田氏周辺は「焦って野党再編に動く必要はない」と指摘する。大畠章宏幹事長も29日の記者会見で、「連携ありきだと国民から理解されない」と拙速な行動に否定的な考えを示した。しかし、党内では来年9月の任期満了前の「代表選前倒し」論が日々拡大している。(産経新聞14年5月30日)』
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そんな中、維新の橋下氏は、前原氏らに「分党のススメ」を説いたとのこと。^^;
『分党方針で石原慎太郎共同代表(81)と合意した日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長(44)が30日、民主党にも“分党のススメ”を説いた。
この日、大阪市役所で取材に応じた橋下氏は「民主党の中は、大きく2つのグループに分かれていることは間違いない」と指摘。同党の前原誠司元代表(52)ら、野党再編に前向きな議員に向けて、「維新がこうやってきれいに(分党)できたわけですから、おおよその方向性で分かれた方がいいのではないか」と、慎重な姿勢を見せる海江田万里代表(65)らからの分党を呼びかけた。(スポーツ報知14年5月31日)』
『「前原さんには民主党の一部を引っ張っていってもらいたいですね。一つ塊を作らないといけないのではないかと感じている民主党の方も多いと思います」
橋下氏は30日、大阪市内で記者団にこう語り、野党再編に前向きとされる前原誠司前国家戦略担当相のリーダーシップに期待感を示した。
一方、「自主憲法制定」という、たった一つの言葉に対する見解の相違で石原氏との別離を余儀なくされただけにこうも続けた。
「民主党の内部では亀裂が深いと思います。いまだに集団的自衛権の行使について、安倍晋三首相が出されている問題提起に対しスタンスが固まっていないですしね。そこは整理をしてもらってですね、国民のために自民党に対抗できる、与党に対抗できる、チェック機能を働かすことのできる野党を作るべきだと思いますよ。おおよその方向性で分かれた方がよいのではないでしょうかね」(産経新聞14年5月31日)』
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他方、細野氏は昨日31日に、江田氏が主催した講演会に参加。ここでも、今後の連携、統一会派などについて話が出たという。(・・)
『結いの党の江田憲司代表は31日、横浜市で開いた自身の集会で講演し、分党を決めた日本維新の会について「大阪組を中心とした新党ができれば、すぐにでも(政策協議で)合意し、新党準備会に移行する」と述べ、橋下徹共同代表による新党と合流する考えを明らかにした。また「7月とか8月のお盆前、少なくとも臨時国会までには新党を作る」と述べ、今夏にも新党を設立する考えを示した。
江田氏はまた、民主党の一部も含めた野党再編を目指す意向を表明したうえで「民主党内で地殻変動が起き、野党再編モードにしなければならないという問題意識が急速に広がっている」と指摘した。また会合後、記者団に対し、今週に予定している民主の海江田万里代表との会談で再編に向けた政策協議を呼びかける考えを示した。
集会には、民主の細野豪志前幹事長も講師として出席した。細野氏は記者団に「(維新・結いによる新党と)統一会派を組む可能性を探るべき時期が来ている。民主執行部にもやってほしい」と述べた。(毎日新聞14年5月31日)』
『江田氏は「来週、民主党の海江田代表と会談し、自民党に対抗できる一大勢力を作る決断をしてくれませんかと強く申し上げる」と述べました。
また同じ会合に出席した民主党の細野前幹事長は「野党がそれぞれ勝手にやっていればよいという状況ではない。政策の協議をして同じ方向を向くことができれば同じ会派を作るくらいの覚悟で向かっていきたい」と述べました。(NHK14年5月31日)』
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海江田代表の任期は、来年9月まであるのだけど。前原氏らの保守系議員の一部は、この夏にも民主党の代表選を行ない、自分たちの擁立した候補を代表に当選させて、保守派が民主党の実権を掌握することを目指している。(~_~;)
民主党には、結党以来、約18年かけて築いて来た全国規模の組織があるし。(地方議員もいるし。)また、多大な政党資金がある。(++)
そして、前原氏らは民主党の結党以来のメンバーゆえ、自分たちも党拡大に貢献したという自負があるので、自分たちがそれを放棄して、党を出ることには抵抗が大きい様子。^^;
彼らにしてみれば、自分たちが民主党全体の支配権を持つ形で他党と合流し、自分たちの方針と反する(もともとジャマっけに思っていた中道左派の)議員が外に出るような形を作れればベストなのではないかと思うし。
それがかなわずとも、政党資金をしっかり分け合う形で、分党をしたいところだろう。(・・)
<ただ民主党は維新と異なり、政党助成金だけでなく、過去から蓄えている政党資金もあるし。党の地方渋谷講演組織も大規模&複雑なので、一口に「分党」と言っても、どのレベルでどのように分け合うことにするのか、それを決めるのも結構、大変だし。もめる可能性もあるです。(~_~;)>
細野氏の方は、中道左派系の議員とも交流があることから、最初は統一会派を組むことから始めるなど、もう少しマイルドな形で連携を行なう方法を考えているのではないかと思われる。(・・)
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ただ、海江田代表は、30日にも代表続投に意欲を示し、あくまでも民主党が中心になって野党再編を進める意向を表明したとのこと。
『民主党の海江田代表は30日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、党代表の交代を目指す「海江田おろし」について、2015年9月までの任期の途中での辞任を否定し、続投に意欲を示した。
前原誠司元代表などベテラン議員らが求める党代表選の実施前倒しに応じる可能性について、「少なくとも、私にはありません」と述べた。
海江田氏は13年7月の参院選直後に、1年後に成果を上げられなければ退陣する考えを示唆していた。海江田氏は「いろんな受け取り方がある。代表を辞める、辞めないは、私自身が決める」と語った。
野党再編については、「民主党が中心にならなければいけない。民主党が『頼りになる兄貴分だ』とみられるように努力してきた。いろんな動きがあるから、目配りしながら、(他党と)意見交換したい」と指摘した。(読売新聞14年5月30日)』
個人的には、ここは何とか海江田代表&リベラル勢力に頑張って欲しいところなのだけど。
果たして、維新が主導しようとしている野党再編が、民主党にどのような影響を及ぼすのか・・・。これから、ハラハラ・ドキドキの日々を送ることになりそうなmewなのだった。(@@)
THANKS
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