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尖閣侵略時の自衛隊出動は集団的自衛権ではなく個別的自衛権(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/238.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 31 日 16:12:50: igsppGRN/E9PQ
 

尖閣侵略時の自衛隊出動は集団的自衛権ではなく個別的自衛権
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140531-00000018-pseven-soci
週刊ポスト 2014年6月6日号


 昨今議論されている「集団的自衛権行使」とは具体的にどのような状態を指すのか。「尖閣侵略」が発生した場合に起こるケースを、防衛専門家たちの協力をもとにシミュレーションしてみよう。

 緊張状態が続く尖閣諸島に、中国が侵略を仕掛けてきた場合、自衛隊が出動する。島嶼(とうしょ)防衛である。しかし、軍事ジャーナリストの井上和彦氏は、「集団的自衛権とは直接関係しない」と指摘する。
 
「尖閣諸島は日本の領土なので、国土防衛のために自衛隊が出動する。これは集団的自衛権ではなく、現在の憲法解釈で認められている個別の自衛権になります」
 
 米国のオバマ大統領は尖閣諸島の防衛について、「日米安保条約の適用対象になる」と表明した。日米安保条約に従って自衛隊とともに中国軍と戦う用意があるということだ。米軍が自衛隊と共同で行動を取る場合、集団的自衛権が必要となるという。
 
「自衛隊の近くで米軍が中国から攻撃を受けた場合でも、現状では自衛隊は米軍を助けに行けない。しかし、集団的自衛権行使が容認されれば、助けに行くことができるようになる。憲法解釈の変更で変わるのはこの点です」(井上氏)
 
 ただし、そのとき日本はすでに中国と交戦状態に入っている。ならば、米軍が攻撃を受けているかどうかに関係なく、侵攻してきた中国軍を個別的自衛権で攻撃できる。現行の憲法解釈で、「米軍を守ったのではなく、中国の侵攻を排除した」という考え方をとることも考えられるのではないか。


 

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コメント
 
01. 2014年5月31日 16:29:24 : TGgfYEbPRU
米軍絡めて無理矢理「個別」->「集団」へ議論をすり替えてるのが安倍政権・・・。

02. 2014年5月31日 20:36:08 : qABQvdTAB6
>尖閣諸島は日本の領土なので、国土防衛のために自衛隊が出動する。これは集団的自衛権ではなく、現在の憲法解釈で認められている個別の自衛権になります


当たり前だよ。
何を今さら言っているのやら‥。

日本の領土である尖閣が責められたとき、日本が行使するのは個別的自衛権にきまっています。
小学生でもわかることだ。

集団的自衛権の行使が必要なケースは別にある。

安倍総理は集団的自衛権を行使する具体例をいくつか挙げたが、ここの投稿記事はそれを無視した意味のないものと言えるだろう。

集団的自衛権に行使に反対するのなら、安倍総理の挙げた例に対して反論すべきであり、尖閣の防衛は個別的自衛権などというわかりきったことでは、何の反論にもなっていない。

記事主は相当頭が悪いのだろう。




[32削除理由]:管理人特別処理

03. 一隅より 2014年6月01日 00:00:46 : PnbUj1IYwR18o : iyJ2MZrxS6
問題は、尖閣なんかじゃないと思う。

1.
要するに、まずアメリカから指示が出て、
  ↓

日米防衛指針、改定で合意へ 外務・防衛相協議(2013/10/3 日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0203R_T01C13A0MM0000/

「日米両政府は3日、都内で外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開いた。自衛隊と米軍の役割と協力のあり方を定めた日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を2014年末までに見直すことで合意する。・・」


2.
その指示の内容が、これ。
  ↓

〈仮訳〉日米安全保障協議委員会(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140518-OYT1T50020.html より力強い同盟とより大きな責任の共有に向けて
2013年10月3日 岸田外務大臣・小野寺防衛大臣・ケリー国務長官・ヘーゲル国防長官
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000016027.pdf

「2013年10月3日,日米安全保障協議委員会(SCC)・・において,閣僚は・・日米同盟の能力を大きく向上させるためのいくつかの措置を決定した。・・両国の戦略的な構想は,1997年の日米防衛協力のための指針の見直し(・・など)を基礎としていく。

この文脈で・・日本は,集団的自衛権の行使に関する事項を含む自国の安全保障の法的基盤の再検討(・・など)を行っている。米国は,これらの取組を歓迎し,日本と緊密に連携していくとのコミットメントを改めて表明した。・・」


3.
それに従っていま日本が大急ぎでやっているってわけだ。
  ↓

首相「与党合意、日米指針見直しまでに」 集団的自衛権(2014年5月29日 朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASG5Y30WZG5YUTFK001.html?iref=com_alist_6_02

「安倍晋三首相は29日の参院外交防衛委員会で・・日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を年末までに見直すことで合意したことに触れ、『それに間に合うように、本件についての方針が固まっていくことが理想的だ。・・』と答弁した。」



なお、「集団的自衛権の行使に関する・・法的基盤の再検討」だけでなく、それに関連して、日本版NSC設置・「情報保全の法的枠組みの構築」(=秘密保護法)・武器輸出三原則の見直しが指示され、さらに「京都府京丹後市経ヶ岬分屯基地へのTPY−2レーダーの追加配備」などがこのときあわせて指示・決定されている(どれもみな「2+2共同発表」にある)。

そして上記いずれも、それ以来(昨秋以来)、日本が大あわてでやってきた/やっていることだ。



さらに言えば、上記の「経ヶ岬分屯基地へのレーダー配備」とあわせて、取りあえずの「集団的自衛権」の狙いは朝鮮半島だということが明らかです。
  ↓

日米韓でミサイル防衛情報共有、米が首相に打診(2014年05月18日 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140518-OYT1T50020.html

 北朝鮮のミサイル開発をめぐり、米政府が日本政府に対し、日米韓3か国によるミサイル防衛(MD)システムの共同運用に向けた情報連絡体制の構築を打診していたことが分かった。
 具体的には、韓国のレーダーで感知したミサイル発射直後の情報を3か国で瞬時に共有することなどが柱だ。より効果的なミサイル防衛体制を整える狙いがある。


つまりは、「2+2」共同発表 → 集団的自衛権行使の準備 → (アフガン、イラク、リビア、シリア〔進行中〕の次の)狙いは朝鮮半島(とイラン)、ということのようです。尖閣じゃないでしょう。


04. 一隅より 2014年6月01日 00:12:02 : PnbUj1IYwR18o : iyJ2MZrxS6
追加

アメリカがなぜこんなにも「日本の集団的自衛権行使の準備」を急ぐのかといえば、相手が核とかミサイルとかを実用化し実戦配備するのとどちらが早いか、競争の問題だからでしょう。

要するに日本はその対策に組み込まれていて、いざとなれば使われる(投入される)ことが予定されているのだ。



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