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世論二分の集団的自衛権に田原総一朗氏「安倍首相は解散で国民に問え」〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/140.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 29 日 07:43:15: igsppGRN/E9PQ
 

世論二分の集団的自衛権に田原総一朗氏「安倍首相は解散で国民に問え」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140529-00000003-sasahi-pol
週刊朝日  2014年6月6日号


 5月15日、安倍首相は記者会見で集団的自衛権行使への意欲を見せた。世間でも賛否が分かれるこの判断。ジャーナリストの田原総一朗氏は「衆院解散で国民に問うべし」と指摘する。

*  *  *

「憲法の根幹 骨抜きに」

 5月16日の朝日新聞2面の大見出しである。そして社説では、「首相は集団的自衛権の行使容認を突破口に、やがては9条のしばりを全面的に取り払おうとしているように見える。これが『戦後レジームからの脱却』の本質であるならば、看過できない」と強調している。

 5月15日、安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が首相に報告書を提出したのを受けて、首相は「限定的」という前提つきで、この報告書を事実上認める記者会見を行った。朝日新聞の16日の記事は、それに対する反応である。

 毎日新聞は16日の社説で、朝日新聞よりも激しく、「根拠なき憲法の破壊だ」と断定した。

 東京新聞は1面に「『戦地に国民』へ道」という大見出しを掲げて徹底的に批判した。

 それに対して、読売新聞は社説で「日本存立へ行使『限定容認』せよ グレーゾーン事態法制も重要だ」と、強い是認の姿勢を示した。

 さらに産経新聞は、社説で「『異質の国』脱却の一歩だ 行使容認なくして国民守れぬ」とうたい、「安倍首相の記者会見を高く評価したい」と力説している。つまり朝日、毎日、東京と、読売、産経とが真っ向から対立しているわけだ。

 私は、首相の姿勢を大批判もできて、また大支持もできる現在の日本のあり方は、きわめて健全だと思う。そしてどちらの視点の記事も、それなりの説得力を持っている。

 率直に記せば、われら日本人の多くはこれまで、この国の安全保障について、それほど真剣に、それほど深くは考えてこなかったと思う。

 私はこれまで、BS朝日の番組「激論!クロスファイア」に、何度か自衛隊の元最高幹部クラスたちに出演してもらい、自衛隊がいかに戦えない存在かを、ぎりぎりまで語ってもらった。だが、彼らの苦悩や不満に対する反応は希薄だった。多くの視聴者が関心を持っていなかったのだ。

 あるいは、日米安全保障条約があるので、いざとなれば米軍が助けてくれると安心しているせいなのかもしれない。たとえば沖縄の米軍基地問題や尖閣諸島をめぐる日中の対立などを取り上げでも、視聴者の反応は芳しくなかった。はっきり言えば、視聴率が低かったのである。

 ところが、安倍首相が憲法の解釈を変更することで集団的自衛権を行使するという強い意欲を示した。そして、全新聞、テレビが連日のように、それも賛成、反対に分かれて大きく報じるために、誰もがいや応なく関心を持たざるをえなくなった。改めて日本の安全保障ということを考えざるをえなくなってきた。

 集団的自衛権の行使で、本当はどんなメリットがあるのか。あるいはどんなデメリットがあるのか。戦争が防げるのか、それとも逆に戦争に巻き込まれることになるのか。

 都合がよいことに、新聞によってメリット、デメリットをそれぞれ詳しく論じてくれている。集団的自衛権の行使によって日本が繁栄するという論と、破綻するという論が、それぞれ大まじめに論じられている。いまや、国民が日本の安全保障を考える大きなチャンスだといえる。

 国民に日本の安全保障を真剣に考えてもらう。そのために、安倍首相は思い切って衆議院を解散して、集団的自衛権の行使をテーマにして総選挙を行うべきである。


 

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コメント
 
01. 2014年5月29日 08:24:11 : 183U02GDLU
>そのために、安倍首相は思い切って衆議院を解散して、集団的自衛権の行使をテーマにして総選挙を行うべきである。
 

どうして憲法改正の国民投票でなくて、憲法解釈変更の総選挙なの?



02. 2014年5月29日 08:32:52 : L78L0NsNcg
集団的自衛権についても国民の意思を問うべきである。

こののままでは、憲法など無視してるようなものである、憲法改憲のハ−ドルが高く

すぐにはできないであろうから。

まず集団的自衛権で地球の裏側まで自衛隊を派遣できるようにするのかどうか、国民

の意思を問うべき。


03. 2014年5月29日 08:38:02 : 183U02GDLU
>>02

地球の裏側まで自衛隊を派兵して集団的自衛権行使はできないと憲法で定めたとき、北朝鮮は地球の裏側に含まれるのか? イラン・ホルムズ海峡は地球の裏側に含まれるのか?


04. 2014年5月29日 10:50:52 : qQo4zpJqE2
いくらアホの安倍でも解散はしない。
アメリカ様から政権頂いたら、懸命にアメリカ様にご奉仕している。
解散したら、自民は20%行かないであろう。
TPPも嘘付いた。
解散させて、日本の将来を危うくする安倍政権、倒閣させないといけないだろう。

解散するのは、どアホの民主党;野田くらいである。
議員定数削減、まだやってないぞ! 
野田怒っていないのか?
しっかり政治しろ!


05. パラノイア 2014年5月29日 12:29:18 : 5cZmKXh9BZOYo : nFy2aaOwEY
先の事はわかりませんが、今解散総選挙やっても自民党は勝つんじゃないかな。
対抗する有力な政党が無いし、メデイアの支持率調査ではまだ50%前後はあるんでしょ?w
田原氏はそれを見越して言っているんじゃない?
だって電波芸者なんだから。
これで単独過半数取っちゃったらそれこそアブナイよ。

06. 2014年5月29日 17:14:27 : BIgfJMRMNE
安倍は絶対に解散しないね。解散したら逆風に晒されまくる。

どうせ安倍自民なんぞ次の総選挙までの命運だから、「今のうちにやりたい事やっちまえ」的な。


07. 2014年5月29日 17:16:45 : BIgfJMRMNE
>05 パラノイアさん

マスコミの出してる世論調査は、週刊ポストで「安倍支持率操作に騙されるな」と思いっきり書かれてるけど。


08. 2014年5月29日 17:49:34 : 183U02GDLU
「安倍さん、安全保障政策ではちょっとアブナイんだけど、経済政策はガンバッテルわ、デフレ逆戻りはもうイヤ!」

という人は、憲法改正の国民投票ならば反対票を投じるだろうが、総選挙だと自民党へ入れる可能性が高い。

それをねらい、田原総一朗氏は安倍政権のために世論操作をしていると思われる。



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