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2014/05/28 21:47
ごたごたしていた維新が分裂した。結の党が、石原共同代表がいる維新とは合流しないと言っていたからだ。石原氏が主張する自主憲法について、結の党は承諾しないと言っているが、それだけではないと考えている。維新の中でも、旧太陽の党と元祖大阪維新の間で相入れないからであろう。今後、誰が石原氏グループに付いていくか見ものである。維新の橋下氏も内心はほっとしたのだろう。維新とみんなは、集団的自衛権を容認している。これほど豹変した党はない。民主党に票を入れていた有権者が維新に随分流れたと思うが、分党した石原氏が居る党には誰も投票しないだろう。
今日から集団的自衛権等について、衆議院予算会議が開かれた。後半から聞くことが出来たが、これほど無理筋のやり方をする安倍首相だから、どこかの党は安倍首相を追い詰めることが出来ると思っていたが、安倍氏を立往生させた党はない。出鱈目な安倍氏を論破できるような党がいないということは、これまた情けない。
この中でも一番安倍首相に食い込んでいたのは、共産党の志位委員長であった。志位氏は集団的であれ個別的であれ、憲法解釈で9条を反故にした場合、自衛隊員が紛争に関与して血を流すことが起こる可能性が極めて高いが、それを安倍首相は容認するのか、しないのかと迫った。これには安倍首相も困った顔をしていたが、はぐらかした答弁でかわしてしまった。しかし、はぐらかしの答弁で首相が何を言ったか覚えがない。はぐらかす能力が、首相の資質の大きな一つであると言えるが、相手に言質を与えない答弁は空しい。
明日の参議院では、同じテーマで集中審議があり、政府はそれで集団的自衛権の話は終わりにするつもりである。後は、公明党さえ納得させれば、閣議決定に持ち込む。これで閣議決定をすれば、憲法改正投票をやらずして憲法9条を無効化し、首相の一存で、有事に関与出来る国になってしまう。その行き着く先には自衛隊員の死が必ず訪れ、それに伴い、平等責任の名の下に「徴兵制度」が復活するだろう。
今、日本は将来に向かって大きな分水嶺に差し掛かっている。正に日本の国民の見識が掛っている。
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