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2014年 05月 28日
今週から、テニスの全仏大会が始まったのだが。今月、世界ランクTOP10入りを果たした錦織圭は、負傷で練習が十分にできなかった影響が出て、残念ながら1回戦でストレート負け。
またmewが大応援しているクルム伊達公子も、フルセットの末、1回戦で敗れた。(~_~;)
この後は、ウィンブルドンに向けて、二人ともどちらかと言えば得意な芝のシーズンにはいるので、ともかく体のケアをしっかりとして、調子を上げて頑張って欲しい。 o(^-^)o
で、今、日本女子ではTOPの(44位)の奈良くるみが米国のタチシビリをストレートで破り、全仏での初勝利をおさめ、2回戦に進出したとのこと。(^^)
くるみちゃんは、まだ22歳。昨年の全米、今年の全豪と3回戦進出をして、実力や自信がどんどん増している感じがあるので、ここからさらに飛躍して欲しいと願っている。 o(^-^)o
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ところで、つい先ほど、維新の会の分党が決まったというニュースが飛び込んで来た。 (・o・)
『日本維新の会の石原慎太郎、橋下徹両共同代表は28日、名古屋市内で会談した。石原氏は結いの党との合流問題に関し、「自主憲法制定を容認しない政党と一緒になることはできない。別の行動を取る」と述べ、維新の分党を提案した。橋下氏も了承したという。会談後、石原氏が記者団に明らかにした。(時事通信14年5月28日)』
『日本維新の会は、結いの党との合流に向けた基本政策を巡り、石原共同代表の主張に沿って、「憲法改正手続きを踏まえた自主憲法制定による統治機構改革」などとする文言を盛り込みたいとしていましたが、結いの党は、「『自主憲法制定』は今の憲法を破棄する意味に取られかねない」などとして、受け入れられないという考えを重ねて示しています。
こうしたなか石原、橋下共同代表は28日午後4時から、名古屋市のホテルで先週に続いておよそ20分間会談し、今後の対応を協議しました。
会談終了後、石原氏は記者団に対し「わたしの言うことを了承していただいた」と述べました。
石原氏は、このあとNHKの取材に対し、「自主憲法の制定は、みずからの政治信条だ。自説は曲げたくない」としたうえで、「結いの党とは憲法観が大きく異なっており、合流は認められないので党を二つに分ける分党をするよう求めた。橋下氏もこれを受け入れ、日本維新の会を分党することで一致した。残念だがしかたがない」と述べました。(NHK14年5月28日)』
<追記『これについて維新の会の松井幹事長は大阪府庁で記者団に対し、「まだ橋下氏からの留守番電話しか聞いていないが、石原氏からはきれいに分党しようという提案があったということだ。そんなに長い話し合いではなく、石原氏もさばさばして『もういいよ、俺は俺でやるから』ということだったのではないか。これ以上、結いの党との合流に向けた基本政策の表現のしかたに気を遣うのは耐えられなかったのだろう。石原氏から分党したいという提案があれば、無理やり羽交い締めはできない。今後のことは橋下氏や松野国会議員団幹事長と相談して決めていきたい」と述べました。(NHK14年5月28日)』
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当ブログでは、維新の会が結党した当初から(しかも、大阪維新の会の頃から)、同党はいずれ分裂すると書いて来たので、mew的には、「お〜、やっと分かれるのか〜」という感じなのだけど。(@@) nagakatta〜
『安倍の解釈改憲を悪しき前例にしてはならない+維新と結いの合流難航は、橋下の自業自得http://mewrun7.exblog.jp/22047055/』などにも書いたのだが・・・。
石原慎太郎氏や平沼赳夫氏らは、安倍首相と同じ戦前志向(戦後体制を否定する)の日本会議系の超保守派で。全ての国政のベースとなるべき国家観や憲法観が、一般の保守政治家とも大きく異なるし。
彼らは、自民党と連携してでも、自主憲法制定や軍事強化を実現することを第一に考えているわけで。これから国会で、集団的自衛権の行使や改憲準備などが大きな争点になる中、結いの党や維新のふつ〜の保守派の議員と一緒にやって行くことには、どうしてもムリがあるし。(~_~;)
<おまけに、維新橋下派と結いは「脱原発」だけど。石原氏らは「原発推進」「核武装も検討」だしね。(-"-)>
mewは、超保守派の石原太陽族が支配する維新の会の勢力拡大することや、結いの党が彼らに数合わせで利用されることは、日本の国にとって大きな損失だと思っていて。両党の合流に反対していただけに、その点でも、ちょっとほっとさせられたところがあった。_(。。)_
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ただ、果たして維新の会の分党がスンナリと進むのかは、「???」だろう。(@@)
石原氏と平沼氏が率いていた旧「た」党のメンバーは、行動を共にする可能性が大きいけど。(もし離れる可能性があるとしたら、片山虎之助氏ぐらいかな。>
大阪維新の会の頃から、橋下氏と共に活動して来た松井一郎氏(幹事長、大阪府理事)や周辺の議員、山田&中田のW宏氏などなどは、実のところ、石原氏らと同じ超保守思想の持ち主だからだ。(=自主憲法制定派)(~_~;)
松井氏やW宏氏らの超保守派は、橋下氏の統治改革、地方分権などの政策に賛同しているし。橋下氏には、恩義を感じている部分もあるので、簡単には同氏から離れにくいところがあるかも知れないのだけど。
でも、思想的には、橋下氏や結いよりは、石原&平沼氏らに近いわけで。<山田氏らは、相変わらず、今日の国会でも、集団的自衛権の行使に賛同&河野談話の見直しにも積極的な姿勢を見せていたしね。>
結いと合流するに当たって、「憲法改正」や「集団的自衛権の行使」などに関して、どのように折り合いをつけるのか、ビミョ〜なところなのである。(~_~;)
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実際、先週も、維新とみんなの有志が、「自主憲法研究会」を発足させることを決めたばかりなのだけど。その維新側の代表は、山田宏氏が務めるとのこと。^^;
維新とみんなの党の有志約15人が20日、国会内で会合を開き、30日に「自主憲法研究会」を発足させることを決めた。月1回程度開催し、現在の衆院任期中に独自の憲法改正案の策定を目指す。
代表には維新の山田宏衆院議員と、みんなの松沢成文参院議員が内定した。研究会は、自主憲法制定に反発する結いを牽制(けんせい)する狙いがあり、山田氏は記者団に「こういった憲法の考え方を持つ人たちがいることは、合流にあたり十分勘案されるべきだ」と語った。(産経新聞14年5月20日)』
石原太陽族は、結いではなく、みんなのとの合流を望んでいるのであるが。山田氏の発言を見る限り、山田氏も憲法観を重視するなら、こちら側につく可能性がある。(・・)
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維新には、12年、13年の衆参院選で初当選を果たした40名以上の新人議員がいるのだが。
最初から大阪維新サイド、石原太陽サイドの候補として出馬した人は別として、どちらと言うことなく出馬&当選した議員は、いずれのサイドにつくべきか迷うことにもなるだろう。(~_~;)
政治的な思想や理念を強く持っている人は、それに従って判断することになるのだろうけど。
ただ、現実的には、どちらについた方が損か得かという打算も働くことになるのではないかと察する。(・・)
維新の会では、国会議員団の要職は石原&平沼太陽族が握っているし。国会や政治の世界での発言力、安倍首相や自民党とのパイプも、石原&平沼太陽族の方が強い。
それゆえ、もし橋下氏の方についた場合、国会議員としての立場や活動がイマイチになってしまうおそれがあるのだ。^^;
また大阪維新の会に所属している国会&地方議員の中にも、近時の橋下氏の人気低下(利用価値の低下)や独善的な主張を好ましく思っていない人が少なからずいるのも事実で。府議会では、何人かの離反者も出ている。(~_~;)
維新の会の国会&地方議員の中には、今日の分党のニュースを知って、「今後の身の振り方をどうしよう?」「どっちにつこう?」と困惑したり、慌てて周囲の関係者や仲間たちと相談したりしている人がかなりいるのではないだろうか?(@@)
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そして、結いの党は、この分党を受けて、維新橋下派との合流をせざるを得なくなるのではないかと思うのだけど。<mew的には、本当は民主党とくっついて欲しかったんだけどな〜。それとも民主党の保守派が、こっちに行きやすくなるかしらん?(~_~;)>
どうか憲法改正や集団的自衛権の解釈改憲について、橋下派にもいる(超)保守タカ派に押し切られることなく、自らの意思を貫いて欲しいと。切に願っているmewなのである。(@@)
<もし松野国会幹事長が残った場合は、松野&江田氏が維新国会議員団の中心になるのかな?松野氏はやや超保守&タカ派なんだよね〜。(~_~;)>
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話は変わって・・・ 麻生副総理が、またトンデモ発言を行なったらしい。 (・o・)
<mewは知人からきいて知ったのだけど。昨日の時点では、(投資家にはお馴染みの?)ブルームバーグしか報じていなかったです。(>_<)>
『麻生太郎財務相は26日午後の参院決算委員会で「俺が納めている税金で、ぐうたらな生活の人の医療を全部賄っているのは公平ではないのではないか、という気が正直しないわけではない」と述べた。
民主党の西村まさみ氏が、診療報酬改定に関連し社会保障政策の評価を質問したのに対し、自身 が「長期に入院したことは1回もない」と述べた上で語った。今年73歳になる麻生氏は同時に「身体がもともと弱い方などそれぞれなんで、こういったことは千差万別だ」との考えも示した。
制度の運営に関しては、「保険料だけでは賄えない。特例公債という借金で賄っている」と述べ、「今後とも社会保障制度を持続可能なものにするには、給付を抑えると同時に公的給付の範囲を見直すことも必要だ」と述べた。政府は社会保障費の増大などを賄うため、4月に消費税を8%に引き上げ、来年10月からはさらに10%まで引き上げる予定。
麻生氏は、昨年7月には憲法改正に絡み戦前ドイツのナチス政権を引き合いにした発言をし、その後、内外からの批判を受けて「真意と異なり誤解を招いたことは遺憾」と撤回した経緯がある。(ブルームバーグ14年5月26日)』
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麻生氏って、首相時代の2008年にも、経済諮問財政会議で、「67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる」「私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」と発言して、ヒンシュクを買ったことがあるのだけど。その時から、考え方が変わっていないのね。
<「高額納税者のオレさまの税金を、何でこんなぐうたらで不摂生な、よぼよぼのやつらのために」って!?(~_~;)>
実は、mewも、前年度に医療費を全くorほとんど使わなかった人には、ちょこっとは保険料の還付や軽減をしたらいいのではないかな〜と。その方が快く納付できるし。納付率も上がるのではないかと思うとこがあるのだけど・・・。(・・)
<今、収入のある人の国保の納付率が下がっているとのこと。いうのも、何百万円か収入のある人は国民健康保険でも50万円以上納めなければならないわけで。「自分はここ何年か、1回も医者に行ってないのに、毎年50万円とられるのはおかしいんじゃないかということで、保険料納付をしない人もいるらしい。重病ではない限り、保険証なしで3倍の医療費をとられても、その方が安く済むと。>
ただ、国民の多くは、自分の親族や他の国民の役にも立つようにと、地道に税金や保険料を納めているわけで。
みんなが麻生氏のように、「俺が納めている税金で、ぐうたらな生活の人の医療を全部賄っているのは公平ではない」、「自分は長期入院を1回もしたことがない」と言い出したら、日本の医療&保険制度は完全に崩壊することになるだろう。^^;
しかも、麻生氏は、日本の副総理&財務大臣たる立場にあるわけで。日本の国政、財政を担っている人がそのような発言を行なうことが、どれだけ問題性が大きいことなのか、麻生氏には理解できないのだろうか?(@@)
<そもそも健康保険&医療制度、年金制度なども含め、日本の社会保障制度がガタガタになってしまった最大の理由は、50年の間続いた自民党政権の下、各内閣や財務省、厚生省などが都合のいい試算に基づいて計画を作っていたり、後先のことを考えず、(保険料や税金を上げると投票が減ることも考えて)、困ったら他の予算や国債発行で補填すればいいという安易なしのぎ方を繰り返していたりしたことにあるわけで。それを考えると尚更に、自民党政権の副総理&財務大臣がこのような発言を行なうことは、あまりにも無責任なのではないかと、呆れ&怒りを覚えるmew。>
それにしても、この麻生副総理の発言について、国内のメディアが(mewの知る限り)伝えていないことには、大きな疑問を覚えるし。 (一つや二つの社は、伝えてもいいと思いません?)
安倍官邸のメディア支配(自発的な擦り寄りを含む)がますます進んでいるのかな〜と、イヤ〜な気分&アブナさを感じてしまうところがあったmewなのだった。(@@)
THANKS
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