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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140528/plt1405280830002-n1.htm
2014.05.28 本音でズバッと
サッカー界最大のイベントであるW杯ブラジル大会が6月12日から開催される。日本の5大会連続出場は、21年前の「ドーハの悲劇」を乗り越えての堂々たるものだ。忘れもしない1993年10月、カタールのドーハでのアジア最終予選イラク戦で、日本代表は試合終了間際のロスタイムに失点し、初出場を逃した。
ザッケローニ監督率いる今回の日本代表は、過去最多、23人中12人が海外組だ。強豪ひしめく欧州チームで鍛えられたスピードと豊富な運動量を生かし、Jリーグの精鋭と歯車がかみ合えば、予選リーグを突破し、ベスト16以上を十分狙える。
この間、日本のサッカー界は、着実にすそ野を広げた。実業団に代わってJリーグが誕生し、育成資金調達のためにサッカーくじも作られた。今年からJ3が加わることになり、6年後の東京五輪も追い風となって、厚みを増してきた。
私の地元、東京都葛飾区にはサッカー漫画のベストセラー「キャプテン翼」の作者、高橋陽一さんが住んでおり、人気キャラクターの銅像が街角をにぎわしている。そのためか、20年前と比べ、少年スポーツ大会の参加はサッカーチームが最多となっている。
ちなみに、日本が初出場した98年のW杯フランス大会で、国際A級審判員の岡田正義氏が採用したホイッスルは、葛飾区の「野田鶴声社」で作られたものだ。これまでの大会で何度も公式採用されている。観衆のどよめきのなかでも鋭い音が通る、中小企業の生み出した世界水準である。
思い出すのは、2010年参院選の第一声だ。私はこの「野田鶴声社」のホイッスルを吹き、06年W杯ドイツ大会で採用された「レッドカード」を突きかざして、当時の民主党政権に退場を迫った。
いよいよ、ザック・ジャパンは、鹿児島・指宿での事前合宿を終え、埼玉でキプロス代表と壮行試合を行う。地中海チームのキプロスを予選リーグで当たるギリシャに見立て、合宿の成果を存分に試してもらいたい。
さて、先週20日から、集団的自衛権の行使容認に関する与党協議が始まった。
安倍晋三首相は「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の報告書を受け、今後の議論の方向性を、(1)グレーゾーン事態(2)PKOなどの国際協力(3)集団的自衛権の限定的行使−の3つに分類し、立法措置の検討を与党協議に委ねた。そして、与党協議の結果に基づき、改正すべき立法措置の方向性を閣議決定するとした。
これを受けて、与党の協議者は、政府に具体的事例を出させて、グレーゾーン事態から議論を始める。事例に沿って、安全保障上の必要性や現行法制の課題などを、結論ありきではなく、国民の理解を得ながら検討する必要がある。 (山口那津男・公明党代表)
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