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2014-05-26 09:37:14
防衛相は、航空自衛隊のOBパイロットを「予備役」としていつでも招集できる態勢を整えることにしました。読売新聞が本日5月26日の一面トップで独自ダネとして報じました。
一面トップの下には、「中国戦闘機 異常接近 米豪と協議へ 防衛相「常軌を逸した行動」という見出しで、東シナ海での中国側の動きを非難する記事を掲載しました。
東シナ海では、中国の艦船が領海侵犯を繰り返し、実質的に「制海権」を確立する動きを続けています。今度は新たに、空でも「制空権」を確率しようとしています。
小野寺防衛相は、「一つ間違うと偶発的な事故に繋がる危険な行為だ」と、中国軍を厳しく非難しました。偶発的な事故とは、端的にいえば銃撃戦のことになりますよね。しかし、この非難で中国側が素直に引っ込むことはなく、すでに中国とロシアの合同軍事演習では、初めて「防空識別圏」を訓練項目に加えました。
事態はエスカレートしつつあります。東シナ海はますますきな臭くなってきています。いまや一触即発のチキン・ゲーム状態です。
アメリカのオバマ大統領は、東シナ海での緊張の高まりを強く警戒しており、安倍首相にもしばしばシグナルを送りました。例えば、中国が反発している靖国参拝を思いとどまるよう、そして中国と紛争を起こさないよう明確なメッセージを度々送ってきました。それにもかかわらず、安倍首相は靖国に参拝してドヤ顔です。全く世の中の動きが理解できていない。現実の動きは黄色信号から赤色信号へ切り替わる寸前まできている印象です。
不思議なのは、なぜ、「平和を作りましょう」という話をしないのでしょうか。中国とは昔からの古い友人です。文字をはじめ、統治機構の律令制度など日本という国を形作るにあたっては多くの教えを受けました。嵐に遭う危険を冒して、遣隋使や遣唐使を派遣し、さまざまな新しい知識を得ました。
長い歴史の間には、豊臣秀吉の中国攻め、あるいは関東軍による中国進攻などもありました。しかし、平和な交易を続けてきた時代の方が長かった。だけど、自民党政権の中でも安倍政権は異常な時代遅れの反中政策を進めています。そのお蔭で失われた国富は計り知れません。
こんな異常事態を続けさせていては、日本は衰退するばかりです。日本自体が、大幅な人口減や急激な超高齢社会化の危機的トレンドに入っています。アベノミクスや3本の矢などで解決できるほど生易しくはありません。多くの都市が、県庁所在地を含めて消滅することが確実に予想できるのです。
安倍政権のもとでは、国はやせ細るばかりです。安倍政権は明瞭に「国賊」と断言できます。そんな政権を、朝日新聞も読売新聞も、あるいはNHKものんきに見逃しています。「安倍政権は退陣を」というキャンペーンを張るところっまでの認識ができていません。
しかし、事は旧を要します。一刻も早く、安倍政権を引き下ろすことが求められます。対中、対韓友好関係をめざす政権に取り変える必要があるのではないでしょうか。断っておきますが、中国や韓国の手先として主張しているのではありません。日本が独立国として、世界の中でも平和構築に貢献できる余地が大きいとする観点からの主張です。
日中両国が手を携えて東シナ海の恵みを共有する、共同で開発し、ウイン・ウインの成果を享受する。そんな状態を作り出す政権を産み出すのは、私たちの民意のはずです。
*昨日のブログ1979号「最高裁事務総局の闇と妥協した(?)森ゆうこ前議員(小沢一郎氏)」で、筆が少し走り過ぎたように思われますので、改めて真意をお伝えします。最高裁側と「手打ちした」と断定した書き方は、いうまでもなく実際に手打ちの現場を確認したわけではなく、そうした類のことがあったのではないかという、あくまでもボクの推測であることをお断りしておきます。
僕が言いたかったのは、最高裁にはきょあくともいうべき「闇」がり、その「最高裁の闇」をアンタッチャブルにしてはならない、ということです。もし、最高裁にとって都合の悪いことがすべてタブーにされるなら、この国の民主主義はおためごかし、あるいは偽物とそしられても仕方がない、ということです。
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