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2014年5月25日 くろねこの短語
百田センセイのボキャブラリーの貧困さには哀れさえ覚える&「鼻血は医学的根拠がある」という専門家の反論会見はスルーですか&集団的自衛権行使に前のめりの政治家センセイって、結局のところ戦争を舐めてますね。
もう相手にするのも馬鹿馬鹿しいのだが、売文家にしてNHK経営委員であらせられる百田センセイが、自民党岐阜県連大会で「軍隊は家に例えると、防犯用の鍵であり云々」と語った後に、軍隊を持たない国の例としてバヌアツとナウルの名前を挙げたあげくに「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」って罵倒したそうだ。
・「貧乏で泥棒も入らない」=軍隊ないバヌアツなどやゆ―NHK経営委員の百田氏発言
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2014052400310
まさに噴飯物ってやつだが、なんにしてこの男のボキャブラリーの貧困さには、呆れかえります。確か、都知事選の時にはタボガミ君の応援演説で他の候補を「人間のくず」呼ばわりしたこともあった。いかにもな無頼を装ったこうした発言というのは、ハッキリ言って品性下劣以外の何物でもありません。さらに言うなら、不偏不党が建前のNHK経営委員が自民党という特定の政党の定期大会で講演するっていうこと自体、そもそもヘテコリンなことなんであって、もう辞めなはれですね。
ヘンテコリンと言えば、『美味しんぼ』の鼻血騒動に対しては、官房長官や環境大臣までがさんざん風評被害だなんて喚いていたくせに、「鼻血は医学的根拠がある」って主張した専門家らによる反論会見については電波メディアはほとんど報道しませんね。大臣センセイも、相手が専門家じゃ文句つけることもできないようで、沈黙してます。ようするに、こうしたバランスを欠いた態度ってのがひとを疑心暗鬼にもさせるわけで、何度も書くけど、被災地のひとの健康問題というのは、鼻血が出た出ないなんてことを喧々諤々やり合っても何の解決もならないわけで、国がしっかりとした科学的データに基づいて健康被害があるならある、ないならないと証明する責任があるってことです。
・美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見
http://www.asahi.com/articles/ASG5R517DG5RUGTB00R.html
そうしたデータも示さずに、「放射能と鼻血の因果関係がないというのが専門家の定説だ」なんて、それこそ子化額的なことのたまっちゃうノビテルみたいなの政治家センセイがいるから困ったことなのだ。ま、データ隠しは、吉田調書なんかはその典型で、レレレのシンゾ一派の得意とするところですからね。
ところで、昨日のBS朝日『いま日本は』に、自民党の白髪頭の元自衛官・中谷君と時事通信のゴルフ焼けの政局評論家・田崎君が出演。集団的自衛権について、ジャーナリストの若白髪・青木理君と全日本おばちゃん党代表代行で大阪国際大学准教授の谷口真由美君を相手に、あーでもないこーでもないとゴタクを並べてました。
集団的自衛権会見のその夜に、レレレのシンゾーと酒食を共にした田崎君は、さすがにバツが悪かったんでしょう、番組の冒頭に「あれは会合のほうが先に決まってたもので」なんて言い訳してました。で、総理はどんな感じでしたかって振られると、「やるき満々ですね。解釈会見できると思ってます」なんて意味のことを自慢気にくっちゃべっとりました。みっともない。
で、この番組でつくづく思ったのは、集団的自衛権に前のめりになっている政治家センセイというのは、戦争どういうものなかまったくイメージすらついていないってことです。レギュラー出演している俳優の中村雅俊に、「集団的自衛権を行使したら、自衛隊員が血を流すこともあるわけですよね」(正確ではないけどこういう意味のこと)と質問されて、なんと中谷君は、「そうした危険性のないように配備します」「自衛隊員って優秀なんです」「指揮官がしっかりしてますから」・・・なんて意味のことをのたまっちまう始末だ。おいおい、戦地で危険性のないように兵を配備するってなんのこっちゃ。集団的自衛権行使ってのは、どう言いつくろったって、その心は戦争に参加するということでしょう。戦争を舐めてるんだね。こんな認識の政治家センセイが集団的自衛権行使を語るなんて100年早い。ましてや、解釈改憲なんて、もっての他です。
政局評論家の田崎君も負けてはいません。いろいろオバカ発言してた中でも、白眉とも言えるのが、青木君の「集団的自衛権行使容認したければ、少なくとも国民の意見を問うべきで、たとえば解散総選ということもあるのでは」という意見に対する反論(?)です。曰く、「いま総選挙して困るのは民主党です。維新もみんなの党も集団的自衛権には賛成で数的に勝っている」なんてわけのわかんないこと言い出す始末だ。いやあ、政局評論家の面目躍如ですね。青木君の意見への反論にもなってないし、何が言いたかったんだろう、このオッサンは。
谷口君と中谷君との集団的自衛権をめぐるやり取りにも、途中から口出しして、「それはずっと平行線で解決つかない。で、朝日、毎日、東京が集団的自衛権行使反対で、読売、産経、日経が賛成という構図で」って、こちらもトンチンカンなこと言っとりました。結局、このオッサンは、自分の意見はまったく言わないし、ひとの意見もちゃんと聞いてません。飲み屋での話だったら、真っ先に「おだまり」です、こういうオッサンは。
それにしても、こんなひとたちがレレレのシンゾーと一緒になって、酒飲んだりして国政を語っているかと思うと、ただただ背筋が寒くなるサタデーナイトなのであって。
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