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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140524/plt1405241530001-n1.htm
2014.05.24
野中広務元官房長官(88)が23日、公明党の支持母体・創価学会にかみついた。学会広報室が集団的自衛権の行使容認を批判したことを問題視したのだ。しかし、野中氏は議員時代に学会と親密な関係を築いており、集団的自衛権にも反対している。にわかに飛び出した学会批判の背景には、何があるのか。
「政教分離と言いながら、特に憲法について発言したのは非常に問題だ」
23日のTBS番組収録で、野中氏はこう述べ、創価学会を批判した。ただ、野中氏自身も同番組で「憲法は解釈で決定すべきものではない」とも述べており、学会の立場と変わらない。
野中氏は小渕内閣の官房長官だった1999年、反学会の急先鋒だった亀井静香氏らを説得し、公明党との連立政権を実現。2001年には森喜朗元首相を辞任に追い込む際、学会幹部と連絡を取り合うなど、学会・公明党との太いパイプで知られている。
その野中氏が学会を批判する理由について、政治評論家の浅川博忠氏は「安倍晋三首相の周辺には学会とのパイプがない。学会批判をすることで自分の存在感を示し、学会との裏の交渉を担うことで首相官邸に恩を売ろうとしているのではないか」と分析する。
とはいえ、野中氏は、かつて新進党を支援した学会を攻撃するため宗教法人法改正を目指したこともある。昨年11月には、学会の天敵とも言える共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に講演内容が取り上げられた。野中氏が“先祖返り”した可能性はないのか。
「そんなことをしても野中氏にメリットはない。狙いは、政界の『奥の院』への復帰だ」
前出の浅川氏はこう述べる。集団的自衛権の行使容認をめぐり、野中氏が自身の存在感を示すためだけに論争を利用しようとしているとすれば、国民にとって迷惑な話だが…。
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