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PC遠隔操作事件について
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2014.05.21 きっこのブログ
保釈中だったPC遠隔操作ウイルス事件の片山祐輔被告が、自分で墓穴を掘って、また身柄を勾留された。本人が犯行をすべて認めているし、今度は物的証拠もあるので、間違いなく有罪になるだろう。
最初に片山被告が「容疑者」として逮捕された時、ネット上では彼を擁護する声が多かった。確実な証拠がないことや、本人が完全に否認していること、そして、何人もの無関係な人たちが誤認逮捕されていたことなどから、「今回も誤認逮捕じゃないのか」という見方をする人が多かった。中には、彼が「猫好き」だという点を取り上げて「猫好きに悪い人はいない」などと言い出す人までいた。
あたしが片山容疑者の逮捕の第一報をツイートした時には、すぐに数人の人から「まだ容疑者の段階なのにツイートするな」という批判のリプライがあった。あたしは、新聞の報道をそのままリンクしてツイートしただけで、自分の個人的な見解は何も書かなかったけど、それでも批判された。だから、あたし自身は直感で「片山容疑者が怪しい」と思ってたけど、そういうツイートはいっさいしなかった。何の根拠もないのに、直感だけでそんなことをツイートして、あとから「無実でした」なんてことになると、また粘着質な人たちから嫌がらせのリプライが殺到しちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしはこの事件にあんまり興味がなかったので、何かの報道があっても、ほとんどスルーしてきた。だけど、彼の勾留が半年を超えたころ、彼に対する疑念が大きくなった。だって、あれほど執拗に警察や検察を揶揄するメールを送り続けてきた犯人だったのに、彼が逮捕されたとたん、そのメールはピタリと止まり、半年間、ナシノツブテだからだ。
それまでの犯人からのメールの内容を見ると、警察や検察に恨みを持っていて、警察や検察に恥をかかせてやろうとしてることがうかがえた。だから、あたしは、「警察に恥をかかせることが目的なら、片山容疑者が逮捕されて勾留されている今こそ、またメールをして誤認逮捕だということを世の中に知らしめて、警察の無能さをあざ笑えばいいのに、何でメールをしないんだろう?」って思った。そして、犯人はメールをしたくてもできない状況にいるんじゃないか、と思い、片山容疑者に対する疑念が強まった。
だけど、そんなことを不用意にツイートしたら、また擁護派の皆さんから総攻撃を食らっちゃうから、あたしは「真犯人は警察に恥をかかせることが目的なのだから、片山容疑者の身柄が拘束されてる今こそメールをすればいいのに」とだけツイートした。これなら、片山容疑者のことを犯人扱いしてるワケでもないし、理解力のある人が読めば、あたしと同じ疑念を持ってくれると思ったからだ。
そしたら、1人の擁護派の人から、「真犯人は片山さんが起訴されてからメールをするつもりなんじゃないか?」というリプライがきた。ようするに、「片山容疑者」の段階でメールを送っても警察にしか恥をかかせられないけど、起訴されて「片山被告」になってからメールを送れば、警察にも検察にも恥をかかせられる、ということだ。
確かに、これはこれで一理ある。だけど、そんなことよりも、やっぱりあたしは、あれほど何度もメールを送っていた犯人が、片山容疑者の逮捕とともにピタリとメールをやめたことのほうが、どうしても「おかしい」と感じていた。犯人は相当の知識を持っていて、ハッキリ言えば警察や検察のことをオチョクッていた。そして、こうした愉快犯に共通する「目立ちたがり屋」で、自分のメールなどがマスコミに取り上げられて騒ぎになることを誰よりも楽しんでいたはずだ。そんな犯人が、半年も沈黙していられるワケがない。
‥‥そんなワケで、結局、去年の2月に逮捕されてから、今年の3月5日に保釈されるまで、1年以上も、犯人からのメールはなかった。それなのに、片山被告が保釈されて2ヶ月後の5月16日、ついにメールが届いた。あたしは、当日に落合洋司弁護士のツイートで知り、すぐに落合弁護士がブログに公開した全文を読みに行った。
この時点では、まだホントに真犯人かどうか分からないので、落合弁護士は「自称真犯人からのメール」と紹介してたけど、全文を読んだ感想としては、「限りなく真犯人と思われるブルー」って感じだった。まず、犯人しか知りえないような情報が具体的に羅列してあるし、この粘着ぶり、異常ぶりも、以前のメールと共通してるからだ。
このメールには、メールを送った理由として「片山氏がかわいそうになったから」的なことが書かれてたけど、あたしの疑念はピークに達した。だって、片山被告の勾留中、1年以上もピタリと止まっていたメールが、保釈されて2ヶ月後に再開したんだよ。普通は疑うよね。
だけど、そんなことをツイートしたら、やっぱり擁護派の皆さんからの総攻撃を食らっちゃうから、あたしは、「極めて信憑性の高い真犯人からのメールが関係各所に届いたけど、どうせなら片山被告の勾留中に送信してあげれば良かったのにね〜」という感じのツイートにとどめた。これも、暗に「片山被告の自作自演なんじゃないの?」っていう意味を込めてのツイートだった。
今回の「自称真犯人からのメール」で、多くの人は事実関係や「真犯人しか知りえない情報」の部分を重要視したけど、逮捕当初から一貫して「自分の直感」だけでこの事件を見てきたあたしには、他の人たちとは違う点で、すごく引っかかる部分があった。それは文中の「敬称」だ。
このメールでは、真犯人は片山被告のことを「片山氏」と書いている。そして、あと2人、文中に登場しているのが「阿蘇山大噴火氏」と「江川紹子さん」だ。その部分だけを引用すると、次のように書かれている。
「阿蘇山大噴火氏の法廷傍聴ブログなどなどで情報を得て、それでこの人に決定したというわけです。」
「江川紹子さんのblogで紹介されている、ドコモ絡みで片山氏が書いたという2chの書き込みは、あとになって知りました。」
あたしは、この「江川紹子さん」という表記を見て、ピンと来た。それまで、ずっと、「片山氏」「片山氏」「片山氏」と書き続けてきて、「阿蘇山大噴火氏」に関しては、正しくは「阿曽山」なのに、漢字まで書き間違えている上に「氏」という敬称。それなのに、江川紹子さんだけ「さん」という敬称。
あたしは、直感的に、このメールを書いた人は、江川紹子さんに親近感を持ってる人なんだと感じた。そして、江川紹子さんは、片山被告の逮捕後から、江ノ島の猫の首輪に関する疑問点や、警察の捜査方法や取り調べの問題点などを指摘してきたこと。片山被告が保釈された翌日の3月6日にインタビューをしていること。そのインタビューの中で、片山被告が「江川さん」「江川さん」と呼んでいたことなどと重なった。
片山被告にとって、江川紹子さんは「自分の味方」ということになる。その上、実際に会ってインタビューまで受けている。親近感を持つのは当然だ。ただし、「真犯人は別にいる」ということをアピールするためのメールの中で、自分自身のことを「片山氏」と表記して「遠い存在」のように演出したのにも関わらず、「阿蘇山大噴火氏」と表記したのにも関わらず、つい「江川紹子さん」と表記してしまったのは、完全にウッカリミスだろう。
この敬称の表記から、あたしは、このメールは片山被告の自作自演だと確信した。だけど、こんな「あたしにしか分からない感覚」だけを根拠にして、そんなことはツイートできない。何しろ、擁護派の皆さんの擁護ぶりは尋常じゃないからだ。「片山被告が河川敷に埋めたと思われるスマホから、真犯人のメールの文面が見つかった」と報じられても、「それは検察が捏造したものだ!」なんて言うまでいるんだから、メッタなことはツイートできない。それで、19日に片山被告や会見を欠席してどこかに行方をくらませた時も、あたしは次のようにツイートした。
PC遠隔操作事件の片山被告、どうして会見をバックレちゃったんだろう?あたしだったらカンカンに怒って会見で「冗談じゃない!」って言って検察の証拠捏造を糾弾するけどな。自分が無実なら誰でもそうするよね?
2014.05.20 07:29
このツイートは、もちろん、「片山被告は真犯人だから会見をバックレたんだと思う」というあたしの推測を、擁護派の皆さんに批判されないような言い回しで表現したものだ。そして、次のツイートでダメ押しした。
検察がスマホを用意して、真犯人が送信したというメールを入力して、片山被告の公判時間に送信するようにタイマーをセットして、片山被告のDNAを付着させて、片山被告がいた河川敷に埋めたというのなら、これは検察の組織ぐるみの大犯罪なのだから、片山被告は逃げたりせずに徹底的に闘うべきだ。
2014.05.20 07:38
このツイートは、「いくら何でも検察がそこまでするワケないじゃん」という意味のツイートだ。だけど、これらのあたしのツイートに対しても、擁護派の皆さんからは、「保釈中は尾行されてるに決まってのに、スマホを土に埋めるなんて、そんなすぐにバレるようなことをするわけがない」とか「片山被告はスマホまで捏造されて精神的に追い詰められて失踪してしまったんだと思う」とか、果てしない妄想リプライが相次いだ。
だから、あたしは、とてもじゃないけど「真犯人のメールは片山被告の自作自演だと思う」だなんて言い出せなかった。そんなこと言ったら、擁護派の皆さんから寄ってたかって吊し上げられて、アッと言う間に「小保方きっこ」にされちゃうからだ。何しろ、「失踪しいてた片山被告から佐藤弁護士に連絡があり、今回のメールを送ったのも一連の事件もすべて自分が犯人だと打ち明けた」と報じられてからも、まだ「報道には『関係者によると』と書かれてるから検察の捏造かもしれない」なんて言ってる人がたくさんいたからだ。そのため、ここまで来ても、あたしは次のようにしかツイートできなかった。
これでホントに片山被告が真犯人だったら、今まで彼のことを擁護し続けてきた人たち全員を裏切ることになるね。
2014.05.20 09:50
片山被告が真犯人だったら、今まで「片山被告は無実だ」「警察と検察のデッチアゲだ」と言い続けた人たち、どうするんだろう?潔く謝るのかな?それとも「フェードアウト」でホトボリがさめるのを待つのかな?
2014.05.20 09:55
‥‥そんなワケで、この問題に関して、ここまで徹底的に気を使ってツイートしてきたあたしが、ずっと引っかかってた「メール中の敬称」についてツイートすることができたのは、片山被告の身柄が拘束され、移送され、自白が伝えられてからだった。佐藤弁護士が「(弁護士という職業は)『やっていない』と言っている人を信じることが理念だが、今回は騙されてしまった」とコメントしたのだから、さすがにここまで来れば、片山被告を「怪しい」とするツイートをしても、もう擁護派に批判されることもないだろうと思い、次のツイートをした今日この頃なのだ。
あたしが最初に「真犯人からのメール」の全文を読んだ時に「あれっ?」と思ったのが「阿蘇山大噴火氏」と「江川紹子さん」という敬称の違い。「このメールの差出人にとって、阿蘇山さんは遠い人だけど江川さんは近い人なのかな?」と漠然と感じた。
2014.05.20 15:11
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