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2014年05月18日
安倍首相が、新聞テレビ各社を引き連れ福島の住民の健康調査(放射能事故データ収集)している医療機関などを視察した。首相は自ら「フクイチは私のコントロール下にある」と世界に宣言しただけに、真実が語られることを極度に怖れているようだ。「美味しんぼ」の表現が風評被害を助長するものであると主張するのであれば、製作者に、そのような表現をさせないだけの情報開示を実行すれば良いだけのこと。
向きになればなるほど、「何か重大な被害を隠している」と云う疑心暗鬼が生まれるのである。情報の隠蔽こそが「風評被害」を拡声するのである。60歳近い男が裸でフクイチを歩こうが、福島で育つサクランボや桃、米を食べようが、影響が軽微なのはデータ的にわかっている。問題は、そんな映像を映さなければ、国民、県民の疑惑に答える手段がないこと自体、対策の手詰まり感を表している。放射能除去装置アルプスは稼働時間より停止時間の方が多い印象だし、地下水の水質にも目を瞑り、湾に放水する事態になっている。凍土壁などと云う雲を掴むようなお伽話で、希望的観測アドバルーンを上げている。内閣総理大臣までが、言論弾圧に乗り出す事態は、異様としかいえない。
我々の見えない部分で、ビックコミックの小学館側には生きていたけれ風な圧力がかかっているだろうし、行政全体を敵に回してしまった出版社及び編集に携わった人々は、リアルに生活や生命の防衛に回らざるを得なかったものと推量できる。県及び市町村、そして霞が関、官房長官。遂には内閣総理大臣までが「美味しんぼ」に言及、只事とは思えない慌てようだ。逆にここまで逆上すると云うことは、「美味しんぼ」の伝えた「鼻血疑惑」などは、実は「ホントかも?」と疑わせるに十分な状況証拠をみせつけている。日本の司法で裁けば、完全に有罪な状況を、茶坊主記者連中引き連れて”物見うさん”、この人完全にトチ狂っている。
≪ 「美味しんぼ」一時休載へ
最新号で「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解 19日発売
東京電力福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血や倦怠(けんたい)感を訴える描写や、「今の福島に住んではいけない」などの表現で議論を呼んでいた漫画「美味しんぼ」を連載する小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」最新号(19日発売)に、「ご批判、お怒りは真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」などとする編集部の見解が掲載されていることが16日、分かった。自治体や有識者による描写への賛否両論を並べた特集も掲載された。
併せて、美味しんぼを次号からしばらく休載することが明らかにされた。編集部によると、休載は以前から決まっていたという。
「『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見」と題した特集では、有識者13人の意見や福島県庁、同県双葉町、大阪府・大阪市から送られた抗議文が10ページにわたって展開された。
この中で、立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)は、1シーベルト超の被曝(ひばく)をしなければ倦怠感は表れないが、漫画で第1原発を見学した際 の被曝線量ははるかに低く、倦怠感が残ったり鼻血が出たりすることは考えにくいと指摘。「率直に申し上げれば、『美味しんぼ』で取り上げられた内容は、的が外れていると思います」「200万人の福島県民の将来への生きる力を削(そ)ぐようなことはしてほしくない」と訴えた。
福島県川内村の遠藤雄幸(ゆうこう)村長も「多くの読者がいる御社の雑誌の一言一言は重い。自主避難者支援は理解できますが、全ての被災者が同じように受け止めることができるかどうかは疑問だと思う」とした。
一方で、岡山大の津田敏秀教授(疫学、環境医学)は「チェルノブイリでも福島でも鼻血の訴えは多いことが知られています」「『低線量放射線と鼻血に因果関係はない』と言って批判をされる方には、『因果関係がない』という証明を出せと求めればいい」と擁護。「こんな穏当な漫画に福島県の放射線のことが描かれたからといって文句を言う人のほうが、むしろ放射線を特別視して不安をあおっているのではないでしょうか」とつづった。
同号には一連の問題描写が載っていた美味しんぼ「福島の真実」編の最終話も掲載。主人公らが福島県飯舘村から北海道に移住し畜産に挑む男性らを訪ねたり、福島の伝統料理を食べたりする内容で「偽善は言えない」「真実を語るしかない」との会話もあった。 ≫産経新聞
IWJサイトに掲載されている株式会社デイズジャパン「チェルノブイリ子ども基金」前代表広河隆一氏の公表データによると、放射能による「鼻血現象」は調査のデータを見る限り、放射能の影響が少なかった所と比べ、明らかに、鼻血を訴える被曝住民が多いことは事実だ。20%前後に見られる症状である点も、因果関係があることはある。問題は直接的か間接的な違いで、正反対のようだが、根っこは原発事故に起因するので、症候群的症状の代表例だと言える。ただ、鬱症候や眩暈などの症状も多く訴えられているので、放射能被曝により、即効で鼻血が出るかどうかの、明確ではない。被災、避難等々の生活環境の変化による自律神経の失調によっても、このような症状は表れる。鼻血の最終結論をどちらに断定するかは留保せざるをえないが、現実に5人に1人が鼻血症状を訴えているデータは存在する。相当因果関係か間接付随的関係なのかは、今後の研究を待つしかない。ただ、内閣総理大臣までが、「嘘だ嘘だ風評だ」と叫ぶこと自体疑惑が疑惑を醸成するだろう。
≪ 【チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血を訴えた】
2万5564人のアンケート調査で判明
■プリピャチ市(原発から約3キロ)の避難民アンケート回答者9,501人
「事故後1週間に体に感じた変化」という質問に、人々は次のように答えた。
頭痛がした 5,754人 60.6%
吐き気を覚えた 4,165人 43.8%
のどが痛んだ 3,871人 40.7%
肌が焼けたように痛んだ 591人 6.2%
鼻血が出た 1,838人 19.3%
気を失った 880人 9.3%
異常な疲労感を覚えた 5,346人 56.3%
酔っぱらったような状態になった 1,826人 19.2%
その他 1,566人 16.5%
「その人々の事故から約10年後の健康状態」
健康 161人 1.7%
頭痛 7,055人 74.3%
のどが痛む 3,606人 38.0%
貧血 1,716人 18.1%
めまい 4,852人 51.1%
鼻血が出る 1,835人 19.3%
疲れやすい 7,053人 74.2%
風邪をひきやすい 5,661人 59.6%
手足など骨が痛む 5,804人 61.1%
視覚障害 2,773人 29.2%
甲状腺異常 3,620人 38.1%
白血病 50人 0.5%
腫瘍 440人 4.6%
生まれつき障害がある 34人 0.4%
その他 1,715人 18.1%
■念のため、数は多くはないが、比較対象のために行ったモスクワ市民の集計(316人)は次のとおりである。
「現在の健康状態」
健康 173人 54.7%
頭痛 53人 16.8%
のどが痛む 27人 8.5%
貧血 6人 1.9%
めまい 22人 7.0%
鼻血が出る 10人 3.2%
疲れやすい 67人 21.2%
風邪をひきやすい 56人 17.7%
手足などの骨が痛む23人 7.3%
視覚障害 51人 16.1%
甲状腺異常 11人 3.5%
白血病 2人 0.6%
腫瘍 8人 2.5%
生まれつき障害がある 0人 0%
その他 22人 7.0%
■チェルノブイリ市(原発から約17キロ)の避難民のアンケート回答者2,127人 (人々は事故からおよそ8〜9日後に避難した)
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 1,372人 64.5%
吐き気を覚えた 882人 41.5%
のどが痛んだ 904人 42.5%
肌が焼けたように痛んだ 151人 7.1%
鼻血が出た 459人 21.6%
気を失った 207人 9.7%
異常な疲労感を覚えた 1,312人 61.7%
酔っぱらったような状態になった 470人 22.1%
その他 287人 13.4%
「現在の健康状態」
健康 58人 2.7%
頭痛 1,587人 74.6%
のどが痛む 757人 35.6%
貧血 303人 14.2%
めまい 1,068人 50.2%
鼻血が出る 417人 19.6%
疲れやすい 1,593人 74.9%
風邪をひきやすい 1,254人 59.0%
手足など骨が痛む 1,361人 64.0%
視覚障害 649人 30.5%
甲状腺異常 805人 37.8%
白血病 15人 0.7%
腫瘍 80人 3.8%
生まれつき障害がある 3人 0.1%
その他 426人 20.0%
≫株式会社デイズジャパン「チェルノブイリ子ども基金」前代表 広河隆一公表の抜粋 (アンケートの翻訳には、東京外国語大学のロシア語科の学生を中心に、約60名が協力してくれた)2014年5月13日
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