http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/582.html
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Gegen diesen Comic hat sich eine breite Allianz formiert: Autor Tetsu Kariya berichtet von den Umständen im verstrahlten Fukushima.
Bild: PD
『美味しんぼ』問題とドイツ新聞
http://m-hyodo.com/atomic-energy-83/
2014年05月17日 兵頭正俊 兵頭に訊こう
最近の『阿修羅』で、 Emi Kiyomizu の和訳が1位になっていた。篤厚の方がいて、投稿してくださったらしい。
ドイツ外遊中の安倍晋三を批判的に扱ったドイツ新聞の記事だったが、こういった外国の新聞記事が1位になるというのは、画期的なことであるし、すばらしいことだと思う。
さすがは『阿修羅』である。アクセスする人のレベルが高いのだと思う。 Emi Kiyomizu にも励みになったろうし、わたしも嬉しかった。
今は、比較的簡単に、状況を立体的に掴むことが可能な時代である。ウクライナ情勢ひとつをとっても、米国、ロシア、中国、ヨーロッパと、様々な見方が手に入る。その大切さは情報が立体的になり、日本の状況がわかるということだ。
日本の新聞やテレビが365日にわたっていっていることは、考えない、反抗しない、長いものには巻かれろ、という死せる人間の勧め、奴隷の受容である。その結果は見事なもので、政府に怒ったら選挙で棄権する、世界でも珍しい民度を築き上げた。
そういった国内状況に雁屋哲の『美味しんぼ』が一石を投じた。
『美味しんぼ』問題について、わたしは、ツイッターやフェイスブック、それにメルマガで多くを語ってきた。ここでは繰り返さないが、 Emi Kiyomizu が紹介してくれたドイツ新聞『BASLER』紙と、日本の新聞との明確な違いは、『BASLER』紙が明確に99%の側に立つのに対して、日本の新聞の多くは1%の側に立つということだ。
ドイツ新聞『BASLER』紙(2014年5月12日の記事)
http://bazonline.ch/kultur/buecher/Dieses-FukushimaManga-erzuernt-die-japanische-Regierung/story/31006851
「漫画『美味しんぼ』は、福島被災地の、被災者の健康被害の真実を描き、日本政府を激怒させた」
(和訳開始)
「漫画『美味しんぼ』は、福島被災地の、被災者の健康被害の真実を描き、日本政府を激怒させた。
日本政府を激怒させた理由は、福島第1原発事故による、福島被災地の、被災者たちの健康被害の真実の状況を、漫画に描いたからである。
漫画原作者の雁屋哲氏は、福島第1原発事故の健康被害を漫画で描いたため、日本政府や環境大臣までも、憤慨させた。
日本の多くの市民たちは、月曜日の夜にスーパーマーケットに行き、漫画『美味しんぼ』を買っている。
毎週漫画『美味しんぼ』は、新シリーズを掲載し、現在、福島第1原発事故による、福島被災地の、被災者の健康被害の真実を描いている。漫画『美味しんぼ』は1984年から販売されている漫画である。
1週間前に販売された漫画『美味しんぼ』には、福島の多くの人々が放射腺被曝により鼻から出血している絵を花咲明氏が描いている。
双葉市は、福島第1原発事故後、放射腺で死の町になった。
日本政府は、小学館の出版社に対し漫画『美味しんぼ』の原作者雁屋氏が、福島第1原発事故による被災者の健康被害について嘘を描き、放射線被曝について何の研究もしていない個人的な意見を書いたと批判した。
日本政府は、福島第1原発事故を起こしたのに、反省もなく、原発を推進していく姿勢だ。
漫画『美味しんぼ』は、最新作で、福島の土壌を除染しても放射腺は減少していないと描いている。
大阪の住民たちは 福島第1原発事故で出た放射腺瓦礫が焼却され、それが原因で鼻血が出た、と憤慨して大阪府に抗議をしている。
元双葉町長井戸川氏は、2011年3月の福島第1原発事故で、日本政府が福島の住民たちや子供たちを守らなかったし、ヨード剤も与えなかった、そして放射線のスピーディ情報も与えなかった、と日本政府や福島県を批判している。
井戸川氏は、自分自身も放射腺に汚染されてたことを明らかにするために、鼻血の写真を公表した。
漫画『美味しんぼ』に対して、自民党の環境大臣石原伸晃氏は、この漫画『美味しんぼ』が描いていることは事実でないと批判した。
かれは、放射腺専門家が福島第1原発事故の放射腺と、鼻血との間に因果関係はないと説明しており、国民に悪質な噂を広めることで悪い影響を与える、と述べたのである。
日本では、福島第1原発事故について、真実を伝えていくことはタブーである。
漫画『美味しんぼ』の原作者で72歳の雁屋雁屋氏は、
「わたしがこの鼻血の事実を描けば、抗議が起こるとは思っていたが、怒りの嵐が日本政府から起こるとは思っていなかった。わたしが福島第1原発事故の真実を描き、日本政府がわたしを批判することは、わたしは理解できない」
とかれのブログに書いている。
漫画『美味しんぼ』の原作者雁屋哲氏は、2年間にわたり、福島第1原発事故による原発事故の状況や健康被害の状況を調査していた。
「確かに、福島第1原発事故は疑問もなく、まったく問題がないと漫画に書けば国民はもっと喜んだと思うが、わたしは国民に真実を伝え続けなければならない、日本政府の圧力に決してわたしは負けない」
と、刈谷氏は述べている。
来週には、漫画『美味しんぼ』の新作が発売される。もっと明確にした福島の真実が描かれ、発表される。
匿名を希望した別の漫画家は、「福島では、現在福島第1原発事故について話すことは、ほとんどタブーになっている」と話した。
誰も、「福島産の野菜を購入しない」とは書かない。もし誰かが書いたら、すぐにインターネット上で攻撃される、と話した。
「インターネットで、福島の真実を書いたら、出版社がたぶん止めると思う。漫画『美味しんぼ』は連載が禁止されるのが心配だ」とかれは話した。
そうなると、日本国民は、福島第1原発事故の健康被害や福島第1原発事故の真実を知ることもできない状態になるのである。
(和訳終わり Emi Kiyomizu 訳)
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