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2014年5月17日 くろねこの短語
『美味しんぼ』休載。小学館は自ら表現の自由を放棄したか&「双葉町に鼻血が有意に多い」調査結果&PC遠隔操作事件で真犯人からメール!?
昨日のエントリーで、「解釈改憲」宣言のその夜に、レレレのシンゾーと会食した時事通信の田崎、NHKの島田の両君以外の報道関係者とは誰なんだろうと書いたけど、判明しました。毎日新聞の山田孝男特別編集委員と朝日新聞の曽我豪編集委員だそうです。レレレのシンゾーは、会見後に「こう説明していけば国民の理解が得られる」と自画自賛したそうだから、みんなで祝杯でも挙げたか。にしても、解釈改憲しようと目論む権力者と、それも高らかに宣言したその日に、酒食を共にするその神経のなんと下衆なことか。
で、下衆の極みなのが、『美味しんぼ』の休載を決めた小学館です。鼻血騒動とは直接関係なく、休載は前から決まっていた、なんておためごかしを言ってるけど、そんなこと誰が信じるもんですか。明らかに圧力に負けたね。憲法をテーマにした市民集会の後援を拒否する自治体と同じようなもんです。
小学館は鼻血騒動を受けて、「ご批判、お怒りは真摯に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」そうだが、自ら表現の自由を放棄したようなもので、こんなこと言い出したら、賛否がわかれる事柄について、作者としての見解を表現することは一切出来なくなっちゃいます。批判があったから表現のあり方を見直す、なんてことを表明しちゃったんだから、今後は漫画に限らず、小説だろうが評論だろうが、およそ小学館の出版物は検閲されてるって思った方がいいかもしれない・・・なんて、妄想もしてみたくなろうというものだ。
・「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140516/dst14051623260014-n1.htm
でもって、鼻血については、「福島県双葉町では、鼻血などの症状の統計が有意に多かった」っていう調査結果があったてね。この調査は、2012年11月に実施されたもので、「その結果、双葉町と丸森町は、体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすいなどの症状で、木之本町よりも有意に多かった」っていうから、『美味しんぼ』で語られたよりも深刻な体調不良が起きていたってことになる。
・福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」
http://www.j-cast.com/2014/05/16204959.html?p=all
問題は、なんでこの調査結果が表に出てこないかってことで、おそらくここにも何らかの自主規制がかかってるんでしょう。なによりも、鼻血もめまいも、その他諸々の体調不良もなかったことにしないとまずいひとたちがいるってことなんだね。会ったわけではないけどね。
小学館に抗議して、その結果、『美味しんぼ』を休載に追い込んでしまったひとたちは、この調査を知ったら、さぞや寝覚めが悪いことでしょう。
寝覚め悪いのは、PC遠隔操作事件で片山君を犯人に仕立て上げた捜査関係者もさぞかしでありましょう。なんてったって、真犯人と名乗る「小保方銃蔵」からメールが届いちゃいました。いたずらということもなくはないけど、これで警察、検察はますます旗色が悪くなるのは確実です。冤罪が確定した暁には、警視総監の首くらいはとらないと間尺にあいませんよ、ったく。
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