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安倍首相が会見で集団的自衛権の容認を表明!有識者会議も集団的自衛権の行使容認を提言!自衛隊の海外武力行使を求める!
http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/463.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 15 日 18:54:25: igsppGRN/E9PQ
 

安倍首相が会見で集団的自衛権の容認を表明!有識者会議も集団的自衛権の行使容認を提言!自衛隊の海外武力行使を求める!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2552.html
2014/05/15 Thu. 18:31:05  真実を探すブログ



5月15日、安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が、憲法解釈で禁じてきた集団的自衛権の行使を容認するよう求めた報告書を提出しました。また、安倍首相は5月15日18時に臨時の記者会見を開き、この報告書と集団的自衛権について、「自国の安全を維持するために武力の行使は必要」などと述べ、集団的自衛権の容認を表明しています。


おそらく、これから一気に集団的自衛権を実行するための法整備が行われることになるでしょう。自民党の検討している集団的自衛権にはアメリカだけではなく、韓国なども含まれる予定で、このままだと自衛隊が米国主導の多国籍軍として海外に派遣されることになる可能性が高いです。


安倍首相は「安保の時も戦争に巻き込まれるとか言われてたが何も起きなかった」とか話していますが、それはちょっと違うと私は思います。あの時代は今ほどテロなどが起きていなかった上に、アメリカも中東とはここまで敵対していませんでした。更に言えば、安保は日本とアメリカだけの条約ですが、集団的自衛権はアメリカ以外の国も対象になっています。
他にも色々と突っ込みどころがありますが、日米安保よりも集団的自衛権の方がリスクは高いです。現状では成立を阻止するのは難しいですが、それでも何とかして集団的自衛権の成立だけは防がないといけません。
*安倍首相の会見はまだ続いているため、これから新しい情報が入り次第、追記などをして新情報をお伝え致します。


☆ニコニコ生放送 【集団的自衛権を巡って】安倍晋三 内閣総理大臣 記者会見 生中継 [詳細]
URL http://live.nicovideo.jp/watch/lv179351223?ref=zero_nicotop




☆集団的自衛権の行使容認を提言、首相の有識者会議が報告書
URL http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DV0C320140515
引用:
[東京 15日 ロイター] - 安全保障の法制度見直しを議論してきた安倍晋三首相の有識者懇談会は15日、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認するよう提言した。安倍首相は「真剣に検討する」と述べ、与党との協議を経て憲法解釈の変更を閣議決定する構えだ。


与党内の合意ができて実現の運びとなれば、日本への直接攻撃にしか反撃できなかった長年の憲法解釈は大きく転換、自衛隊が海外で武力行使する可能性に道を開くことになる。


<「必要最小限度の自衛権に含まれる」>


安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(座長・柳井俊二元駐米大使)は、1)密接な関係にある他国が攻撃を受けた場合に日本が反撃する集団的自衛権、2)武力攻撃には至らないものの日本の主権を侵害するおそれがある「グレーゾーン」事態、3)国連加盟国が特定の国に制裁を加える集団安全保障──への対応を検討してきた。
:引用終了


☆安全保障政策の大転換 議論が本格化へ


憲法解釈変更の必要性訴える、安保法制懇が報告書
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2201527.html


 集団的自衛権などを議論してきた安倍総理の私的諮問機関「安保法制懇」が報告書を提出しました。


 「安全保障の原点はいかなる状況にあっても、我が国の安全を確保し、国民の生命、自由、幸福、平和を断固として守り抜くことであります。そのために必要な法的基盤を盤石にするという確固たる信念を持って、真剣に検討を進めていく決意であります」(安倍首相)


 報告書は、まず、「国家の使命の最大のものは国民の安全を守ることである」とした上で、「我が国が本当に個別的自衛権だけで国家の存立を全うすることができるのかという点についての論証はなされてこなかった」と指摘。ミサイルの発射や核実験を繰り返す北朝鮮や、国防費の高い伸びが目立つ中国を名指しして、「我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増している」とし、「従来の憲法解釈では十分に対応することができない状況に立ち至っている」と、憲法解釈を変える必要性を訴えています。


 その上で、アメリカが武力攻撃を受けた場合の支援や、イラクのクウェート侵攻のような武力攻撃が発生した際の国連の決定に基づく活動への参加、日本の領海で外国の潜水艦が退去の要求に応じず徘徊を継続する場合の対応など、現在の法制度では対処しきれないとする事例をあげて、法整備が不可欠だとしています。


 しかし、こうした事例の中には「日本の近隣で有事が発生した際の米艦等への攻撃排除等」といった、どこで歯止めをかけるのか曖昧な記述もあり、今後の議論の火だねとなりそうです。


 安倍総理は午後6時から記者会見し、政府の基本的な考え方を示すとともに、与党側に協議を促す方針ですが、連立を組む公明党は憲法解釈の変更に否定的で、協議は難航が予想されます。(15日15:33)


 

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コメント
 
01. 2014年5月15日 18:58:53 : N5XKeaw28s
憲法解釈変更、検討加速=安倍首相が集団自衛権行使へかじ―安保法制懇が報告書提出
時事通信 5月15日(木)17時34分配信


 安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は15日、政府が憲法解釈上できないとしてきた集団的自衛権行使を可能にするよう求める報告書を提出した。これを受け、首相は「必要な法的基盤を盤石にする確固たる信念を持って真剣に検討を進めていく決意だ」と述べ、解釈変更に向けた検討を加速する方針を表明。与党との調整を経て早期の閣議決定を目指す。戦後の安全保障政策の根幹を憲法改正によらずに転換することにつながり、国論を二分するのは必至だ。

 首相は15日夕、官邸で記者会見し、政府対応の「基本的方向性」を示し、限定的な集団的自衛権行使に向けた与党協議に入る意向を表明。与党が、憲法解釈変更が必要と判断すれば、自衛隊法など関連法の改正方針とともに閣議決定する考えを示した。同時に平和主義堅持を力説。武力行使を伴う国連の集団安全保障などは「これまでの政府の憲法解釈とは論理的に整合しない」として採用しないことを明言し、国民に理解を求めた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140515-00000112-jij-pol


02. 2014年5月15日 19:02:03 : N5XKeaw28s
首相会見「行使容認視野に与党協議へ」
5月15日 18時55分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140515/t10014481151000.html


安倍総理大臣は、有識者懇談会からの報告書の提出を受けて記者会見し、憲法解釈の変更によって限定的に集団的自衛権の行使を容認することを視野に与党協議に入り、法整備を進めていく考えを表明しました。

安倍総理大臣は報告書の提出を受けて記者会見し、政府としての検討の進め方の基本的方向性を明らかにしました。

この中で安倍総理大臣は、有識者懇談会が集団的自衛権を行使しなければ実行できない事例として示した日本近隣の有事の際、アメリカ艦船の防護が要請される具体例をパネルで示しました。

そして「今や多くの日本人が海外に住み、海外に出かける時代だ。その場所で、突然、紛争が起きることも考えられる。そこから逃げようとする日本人を同盟国であるアメリカが救助・輸送しているとき、日本近海で攻撃されるかもしれない。このような場合でも日本自身が攻撃を受けていなければアメリカ軍の船を自衛隊が守ることができない。これが憲法の解釈だ」と指摘しました。

そのうえで「国民の命と暮らしを守るための法整備がこれまでの憲法解釈のままで十分にできるのか、さらなる検討が必要だ。『わが国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、限定的に集団的自衛権を行使することは許される』という有識者懇談会の提言は、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置を取ることは禁じられておらず、そのための必要最小限度の武力行使は許容されるという従来の政府の立場を踏まえたものであり、今後、さらに研究を進めていきたい」と述べました。

そして「切れ目のない対応を可能とする国内法整備に向けて、今後、内閣法制局の意見も踏まえつつ政府としての検討を進めるとともに与党協議に入りたい。その結果に基づき、憲法解釈の変更が必要と判断されれば、改正すべき法制の基本的方向を閣議決定していく」と述べ、憲法解釈の変更によって、限定的に集団的自衛権の行使を容認することを視野に与党協議に入り、法整備を進めていく考えを表明しました。

一方で、安倍総理大臣は「こうした検討について、『日本が再び戦争をする国になる』といった誤解があるが、そんなことは断じてありえない。憲法が掲げる平和主義はこれからも守り抜いていく」と強調しました。

さらに、安倍総理大臣は、報告書が個別的か集団的かを問わず自衛のための武力行使は禁じられていない、国連の集団安全保障措置への参加に憲法上の制約はないとしていることについて、政府として採用しない考えを示し、「自衛隊が武力行使を目的に湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加することはこれからも決してない」と述べました。


03. 2014年5月15日 19:07:47 : d1INYqu1to

岸信介が戦犯で吊るされてれば良かったのに。


04. 2014年5月15日 19:13:21 : 7bUsMLlvNQ
解釈改憲だなんて言葉にはいかなる法論理の根拠もないでしょう。憲法違反ですよ。

05. 2014年5月15日 19:18:23 : YszC1ALskw
「今や多くの日本人が海外に住み、海外に出かける時代だ。その場所で、
 突然、紛争が起きることも考えられる。
 そこから逃げようとする日本人を同盟国であるアメリカが救助・輸送しているとき、日本近海で攻撃されるかもしれない」

何言っているのこのおっさん?


06. 2014年5月15日 19:35:52 : EJJCRTSM0U
首相、憲法解釈変更に意欲 集団的自衛権行使容認へ
朝日新聞デジタル 5月15日(木)19時7分配信

 安倍晋三首相は15日、首相官邸で記者会見し、密接な関係にある他国を守るために武力を使う集団的自衛権について、「与党協議の結果に基づき、憲法解釈の変更が必要と判断されれば、改正すべき法制の基本的方向性を閣議決定していく」と述べ、行使容認を目指す考えを表明した。

 首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が同日、首相に報告書を提出。そのうえで首相は、国家安全保障会議(日本版NSC)を開き、憲法解釈の変更に向け政府の考え方をまとめた。

 首相は会見で「今後、政府与党において、具体的な事例に則してさらなる検討を深め、国民の命と暮らしを守るために、切れ目のない対応を可能とする国内法制を整備する」と主張。有事の際に邦人を乗せた米艦船を守るための集団的自衛権の行使など、検討を進める個別事例を示した。また、尖閣諸島での中国との対立を念頭に置いた「グレーゾーン事態」への対処を強化する考えを示した。

 首相の表明を受け、自民、公明両党は来週から協議を始める。行使容認に慎重な公明党に配慮し、グレーゾーン事態の対処から協議する見通し。与党協議を踏まえて、首相は今国会中にも、憲法解釈の変更を閣議決定をしたい考えだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140515-00000038-asahi-pol


07. 2014年5月15日 19:38:33 : FfzzRIbxkp
そもそも首相にそんな権限無い。

国会を解散するのが先。
または今の国会そのものが憲法違反なので国会機能を停止。

司法が役割を全うしなさい。


08. 2014年5月15日 19:45:07 : Jm8pEVwNPM

7党の政党が、集団的自衛権行使容認したのが間違いです。

09. 2014年5月15日 19:50:05 : YszC1ALskw
私的諮問機関ってようするに 勝手に自分で集めたおトモダチの集団ってことでしょ?
そんなモノが出した報告書をもとにエラそうに方向性とかいわれてもね

10. 2014年5月15日 19:59:36 : atxeyfN6Rs
有識者と言う奴らほとんど全員アメリカの手先ではないか。国民をバカにするのもはなはだしい。あほらしくて安倍の会見など見なかったがニュースで安倍がこれでイラクやアフガンの戦争のようなものに参加する事は絶対ありませんと大ウソをついていたのには呆れた。そして口を開けば国民の安全と言うがアメリカにのこのこついて行ったら国民の安全は逆になくなる。正直これが認められたら日本はもはや安心して生活できない国になるだろう。全員アメリカと同じくピストル所持をして自分の身は自分で守り家の塀も高くして生活する事になる。まあしかし石原の尖閣が絶大な効果を発揮し拉致被害者家族も有効に作用している。それを知らずに国民は集団的自衛権は早く確立する必要がありとマイクを向けられ答えていた。まさかヤラセではないだろうがヤラセもオーケーだろう。国民は国が財産を守ってくれると信じていたらいい。戦争に巻き込まれたら財産どころか命のなくすだろう。日本などそれこそ今の兵器なら一発で喪失するのではないか。信じる者は救われる。本当にバカな官僚政治家そしてメディアだ。一度戦争をしたらいい。マー君は生き残っても日本は無くなるだろう。

11. 2014年5月15日 20:11:29 : EJJCRTSM0U
<集団的自衛権>日本ペンクラブ「議論しないまま」批判声明
毎日新聞 5月15日(木)19時0分配信

 日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は15日、「集団的自衛権に関わる政府基本方針の決め方は許されない」との声明を出した。

 声明では「国会の議論も閣議決定もしないまま個人的に集めた『諮問機関』なるものの報告で、憲法解釈とこの国のあり方の根本を一方的に変更しようとしている」と指摘。さらに民主的な手順を踏んでいないとして「安倍晋三首相の政治手法は非常識。到底認められない」と批判した。

 浅田会長は記者会見で「民主主義と法治国家の危機を感じる」と語り、議論の徹底を呼びかけた。【内藤麻里子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140515-00000074-mai-pol


12. 2014年5月15日 20:15:35 : Vx6yTeYcvs
有識者の報告書なるものを受けて、
突然、
安倍が盛り上がった。

大本営発表。
普段、スポーツニュース専門の犬HK19時のニュースが、冒頭から30分間延々と放送・・・

有識者って、いったい何なのだろうか?

何があっても決して責任を取らない、「名無しのごんべい」の寄せ集めかな。



13. ひでしゃん 2014年5月15日 20:22:14 : dsqbUTCLpgzpY : xJTMMWm4xY
売国奴安倍晋三に日本人は血を流せと言う権限はない
アメリカの追従に汲々として国益を棄損している愚か者安倍晋三がいよいよ国民(まず自衛隊員か?)の生命まで捧げることになるとは
小泉時代の自衛隊のイラク派遣の時の相場は死亡すれば一人当たり一億円日当は三万円だった
カネで済む問題か?
これからは日本人というだけで危険視され攻撃される可能性が高まる
防衛は軍事力だけで行うものではない圧倒的軍事力があっても軍事力ですべて解決できるものでもない
諸外国との関係は敵対するのではなく外交交渉(稚拙だが)など英知を結集して信頼関係を築くべきだ
いまの安倍晋三のように近隣諸国との関係を困難にするばかりの能無しは即刻追放だ
醜悪な安倍晋三一派はアメリカに阿るばかりで日本人としての誇りの欠片もない
こんなものを日本国民は何処まで増長させるのだろうか
今後も恥晒しの外遊の過密スケジュールが組まれているという
国家破綻前に遊びまくる愚か者を放置してはならない

14. 2014年5月15日 20:30:16 : YszC1ALskw
さすがペンクラブ 的確な指摘だな

15. 2014年5月15日 20:39:26 : ZxQhiX64rY
解釈改憲ができるのなら
一般市民は解釈改法ができる。ということよね。

16. 2014年5月15日 21:05:42 : IDAuiPISIs
午後6時からの生中継、NHKのカメラワークは、リハーサルどおりって感じだった。

邦人救出のくだりになると、カメラがスルスルと安倍晋三の顔にアップで迫る。

視聴者の情に訴える効果を狙ったものだ。

テロップも、あらかじめ決めていたし、それに順序も決まっていた。

会見の狙いは、B層を情でつること。「法人救出」「友邦支援」など。

集団的自衛権にあまり触れず、国民をぼんやりと騙して、戦争に連れてゆく。

姑息な会見だったな。


17. 2014年5月15日 21:06:31 : joMt9Rs276
でも、法律ではない。集団自衛権容認表明は。
倒置法を使ってみました。

18. 2014年5月15日 21:11:50 : oV9M02MAhY
集団的自衛権とは何か?

頭のいい人は、いろいろ引用とかしながら難しいこと言うんだろうけれど、単純な頭でいろいろ想像してみると、結局「アメリカ人のために日本人が命を捨てること」としか思えない。


19. 2014年5月15日 21:16:42 : vgPgbrsFTs
 安倍晋三のいう集団的自衛権行使を認めたら今の日本はないぞ。 
 安倍晋三はどこの国のスパイなんだ?

 日本を戦争に向かわせようとしている国があるものか
 戦争をしたがっているのは安倍晋三自身。そしてそのバックにいる大企業(軍産複合企業)だ。 
  


20. 土手カボチャ 2014年5月15日 21:31:10 : pl5Rn2lbSatAo : mASxbaOxGo
キチガイみっくす

 アホウの暴走、論評はあるのかね

[32削除理由]:意味ナシ

21. 2014年5月15日 21:56:51 : NM5Cv5zQ2I
<集団的自衛権>行使容認 首相「あらゆる事態対処できる」
毎日新聞 5月15日(木)21時53分配信


 安倍晋三首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)は15日、集団的自衛権の行使を憲法解釈を変更して容認するよう求める報告書を提出した。首相はこの後の記者会見で「これまでの憲法解釈で十分か検討が必要」と解釈変更に意欲を表明した。

 首相は会見で、政府対応の「基本的方向性」を示した。安保法制懇の報告書が「わが国の安全に重大な影響を及ぼす可能性がある時、限定的に集団的自衛権を行使することは許される」とした点について「従来の政府の基本的な立場を踏まえた考え方だ」と評価し、解釈変更を検討することを表明した。

 自衛隊法など関連法案の改正に向けては「従来の憲法解釈のままで可能なのか、一部の立法に当たって解釈を変更せざるを得ないとすればいかなる解釈が適切なのか、政府で検討を進め、与党協議に入りたい」と表明。解釈変更が必要となった場合、閣議決定を行う考えを明言した上で、与党協議については「期限ありきではない」と公明党への配慮を示した。

 行使容認への否定的な意見に対しては「むしろあらゆる事態に対処できるからこそ、抑止力が高まり、紛争が回避される」との持論を展開。中国の沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵犯や石油掘削をめぐるベトナムとの対立を念頭に、「この瞬間も力を背景とした一方的な行為によって国家間の対立が続いている。人ごとではない」と強調。安全保障環境の悪化を背景に法整備を急ぐ必要性を訴えた。

 一方、安保法制懇が提唱した集団的自衛権の全面行使容認や国連の集団安全保障参加に対しては「これまでの政府の憲法解釈とは論理的に整合しない。憲法がこうした活動の全てを許しているとは考えない」と指摘。政府として受け入れないことを明言し、「平和主義はこれからも守り抜く」と強調した。

 首相はまた、現行の憲法解釈では対応できない事例として(1)海外で有事に巻き込まれた在留邦人らを日本に輸送する米艦船の自衛隊艦船による防護(2)海外活動中に武装集団に攻撃された国連平和維持活動(PKO)要員や非政府組織(NGO)への自衛隊部隊による駆け付け警護−−をパネルで例示。今後の政府・与党の検討で対応を可能にすることに意欲を示した。

 自民、公明両党は20日から協議を開始する。公明党は解釈変更に慎重な姿勢を崩しておらず、山口那津男代表は15日、国会内で記者団に、「我々はこれまでの憲法の考え方で、首相が示した課題でも対応できる部分が相当あると考えている」と述べ、解釈変更に慎重な考えを重ねて表明。与党協議に関しては「結果を出すべく真摯(しんし)に協議を始めたい」と述べる一方で、「法的安定性を確保できるかどうかの観点から、(これまでの)政府の基本的な立場を踏まえているか、研究がなされるべきだ」と指摘した。

 ◇安保法制懇「従来の憲法解釈では十分対応できない」

 安保法制懇の報告書は、集団的自衛権の行使に関し、憲法はそもそも「自衛のための武力の行使は禁じていない」として全面的な解釈変更を求めた。同時に、自衛のための「必要最小限度」の武力行使を認めている現在の憲法解釈を踏まえ、「必要最小限度の中に集団的自衛権の行使も含まれる」との考えも示し、行使容認を求めた。

 報告書は「我が国を取り巻く安全保障環境は(2008年の)報告書提出以降わずか数年の間に一層大きく変化」したと指摘。そのうえで、「我が国の平和と安全を維持し、地域・国際社会の平和と安定を実現するには従来の憲法解釈では十分対応できない」と断定した。

 個別的自衛権の行使のみを認めている現在の解釈では対応が困難な事例として▽日本周辺で有事が起きた際の船舶検査や米艦防護▽シーレーン(海上交通路)における機雷の除去▽イラクのクウェート侵攻(1990年)への多国籍軍参加−−などを列挙した。

 集団的自衛権を行使する場合の条件としては(1)日本と密接な関係にある外国への武力攻撃が発生(2)日本の安全に重大な影響を及ぼす可能性がある(3)被攻撃国の要請または同意がある−−の3点が満たされた場合とした。また、行使する際には(4)政府が総合的に勘案し責任を持って判断(5)第三国の領域を通過する場合はその国の同意を得る(6)事前または事後に国会の承認を得る−−という要件を設けるよう求めた。

 集団的自衛権以外の現行法体系の問題点も指摘し、武力行使には至らないが自衛隊の対応が必要となる「グレーゾーン」対処の事例として▽日本領海で外国潜水艦が沈んだまま退去しない事態▽海上保安庁が対処できない海域や離島での武装集団による不法行為−−を示し、対応するための法整備を求めた。

 国連平和維持活動(PKO)の活動中に他国部隊や文民の救援要請に応じる「駆け付け警護」や任務の遂行を妨害する者に対する武器の使用は「武力行使ではなく、憲法上の制約はない」と主張、武器使用基準などを改正すべきだとした。

 国連加盟国が一致して制裁を発動する集団安全保障措置では、「憲法9条が我が国の参加まで禁じていると解釈するのは適当ではない」と指摘し、軍事的な活動を含め積極的に参加すべきだと提言。他国の武力行使を自衛隊が支援することは憲法上許されていないと解釈してきた「武力行使の一体化」論については「国際平和協力活動の経験を積んだ今日においては役割を終えた」と廃止を求めた。【青木純】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140515-00000129-mai-pol


22. 2014年5月15日 22:33:18 : dzSvvl4VUI
安倍なんて殴り合い一つしたことないだろ。いかにもケンカ弱そうだからな。

こいつを支持した根性なしのバカウヨに赤紙送って死んでもらえばよい。



[32削除理由]:アラシ

23. 2014年5月15日 22:38:11 : YxpFguEt7k
柿沢未途氏
「安倍総理の記者会見、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認が必要な理由として、代表的事例として挙げたのが「他国の有事にあたり邦人移送中の米軍艦船の防護」と「PKOの駆け付け警護」。これが集団的自衛権を認めないとできない事例と言えるのか、聞きながらちょっと疑問に感じている。」
https://twitter.com/310kakizawa/status/466875155663163393

実に変な事例。


24. 2014年5月15日 23:24:14 : W2KODMxWXk
救出のために邦人を載せているアメリカ艦船を自衛隊が守れるようにするとか説明しておったな、あのアンポンタン総理。

ことさらに「国民の生命と暮らしを守る」とか強調しておった。 ここは普通、「国民の生命と財産」っていうとこなんだけど、「財産」っていうと貧乏ネトウヨが気を悪くするから「暮らし」なんていってごまかしたのかもね。それとも学力がないから自分勝手な言い回しをしたのかな。

で、その「国民の生命と暮らしを守る」というのがそんなに日本政府にとって、内閣総理大臣にとって大事だというなら、日本の艦船、自衛隊が直接邦人を救出すればいいことなんじゃね?

なんで、邦人救出のために、米国民自ら「地上最強の軍隊」と呼んで憚らないアメリカの艦船を日本の自衛隊が守るという集団的自衛権の話になるのかね? 

邦人を守って、その上アメリカも守ってって、ちと欲張りすぎだよな? 自衛隊にそれができるんだとしたら、自衛隊こそが地上最強の軍隊ってことになっちまう(笑)

本当のところ、邦人救出は二の次で、アメリカ艦船防衛が主目的なんだろ? といっても、アメリカさんは掃海とか地味な汚れ仕事(弾除け)をご希望で、自衛隊艦隊がアメリカ艦隊を護衛なんて、アメリカのプライドが・・・(笑)

その上、邦人救出の話と、集団的自衛権行使を認めることによって(期待されるであろう)抑止力をゴッチャにしてるし・・・

日本の安全保障にとっての喫緊かつ深刻な問題は、最高司令官のオツムの程度だろうな。低すぎ。


25. 2014年5月16日 06:44:11 : CV0JxsV2xk
  結局「アメリカ人のために日本人が命を捨てること」

そうだよね、いままでの自民の、中曽根康弘、小泉純一郎元首相、らのやってきた

ことをみれば、完全に米国追従、米国の命令に従うことだったから。

米国の戦争に引きずりこまれるのを懸念するね。

先ず、中東の最前線に自衛隊が出される可能性あり。

やるのであれば、現行稿憲法改正して、堂々と自衛戦争できるようにしたほうが

スッキリする、自衛隊などという、現状に合わない名称もかえる。


26. 2014年5月16日 07:24:53 : 4vgwtrO8Zs
本当に、何で地上最強のアメリカを日本ごときが助けなくちゃいけないんだか?
組長の命を守るために前に出て弾を体で受ける子分がモデルになってるのかね・・・
親分が人に恨まれることをしなければ済むだけの問題だと思えるんだが・・・

27. 2014年5月16日 18:52:13 : xvHqFtUtxA
もし最悪、徴兵制になったとしてしまったら、国民全員で拒否すべきだ。

一般国民は、本当の数の力に気が付くべきだ。石破のキチガイが懲役300年だとか、死刑だとか好き勝手いっているが、冷静に考えたってそんなの不可能。

国民は、断固拒否すべきだ。

戦争は愛国心とは関係ない。武器商人と、戦争に金を貸して莫大な利子を取る国際銀行家の金もうけのためにあることを肝に銘じるべき。
美味しんぼ問題に関心を向けている間に、恐ろしいことが、勝手にどんどん決められそうだぞ〜〜〜〜!! マスコミが何かに大騒ぎするときは、その陰で何か国民に知られたくないことが進行しているということだ。

注意!!↓

https://www.youtube.com/watch?v=4eHco6RXasc

https://www.youtube.com/watch?v=ZFquYwcwOzM


28. 2014年5月16日 20:53:19 : QBrYpzDGwo
   大体、自衛だろうが何だろうが武力による闘争に入るのだから、相手だって必死になると言う事が分かっていないか、相手による報復という想定を無視しているのは全く誠実ではない。これではいくら「説明して理解を得たい」などと言われても無理である。
  公務員仲間であれば上司による「丁寧に説明」は「強制」であり、「上司による説明が理解出来ない」部下には処分か冷遇が待っていると知っているから「自分の身の振り方を考えて理解をする」のだろうが、利害関係の無い一般国民には全く通用しないだろうに、「丁寧に説明して理解を得る」という官僚トリックが一般国民にも使えると考えているところが頭が悪過ぎである。この官僚トリックは、末端公務員には「強制」となるが、一般納税者国民には「強引、強行」となり、結局のところ本質的に「理解が得られる」というような代物ではないのである。
  第一、文言を聞いていると、駆けつければ必ず勝つかのようであるが、先述したように暴力を振るえば相手も黙ってはいないだろうから、本格的な戦闘になる可能性が100%であろう。従って、相手を「やっつける」ことを前提に話をしているようだが、「やっつけられる」ことを念頭におかないのは真に奇妙なのである。
  この「見たいものしか見ない」という目的を果たすことに血道を上げる際の異常な心理状態は、先の戦争においても、また原発関連においても同様であった。
  敵と遭遇する前に既に兵員は病気と飢えで大方が死んでいた。元気だったのは直接前線に行かない駐屯地の将校クラスや大本営だけだった。それなのに、撃沈、豪沈、勝利は近い、などと喧伝して終戦を遅らせ、内外の死なないでも良い膨大な数の命を失わせたのである。
  原発についても同様である。何しろ稼働させたい、その一心が先に立ち、事故については全く念頭に入れず、従って事故のための対策も何ら立てていなかった、ベントのフィルターは勿論のこと、予備電源も無く、無線連絡網すら整備されていなかった。車にすらエアバッグがあり、航空機には非常用マニュアルがあり、船舶には救命ボートが積んであるではないか。そうした一切を準備せず、ただただ「事故などあり得ない」とし、疑問を持つ住民には飴と鞭を使ってこの狭い島国にぐるっと54機も設置し続けたのである。あたかも腰に巻いた自爆装置である。
  そして、今回の「自衛のための武力行使」である。聞いていれば、自衛隊員の受ける被害について全く言及されていない。漫画のような図柄を見せてあたかもこの法案が可決さえすればスパイダーマンの如きに自衛隊が無敵となるかのようである。戦争大国米国ですら、多くの犠牲が出ており、アーリントン墓地は満杯の様相であるのに、加勢で前面に出て被害が無いわけはないではないか。
  被害が出たら、安倍が示した漫画の図柄のようにならなかったら。そのような想定など一切せず、「助けます、助けます」と言われても、既に先の戦争と原発事故という放射能との戦争、この二点をもってしても、右往左往でとんでもない結果を招いたのだから、日本の統治エリートを一部の利害関係者以外全く信用出来ないのは当然であろう。またしても、「想定外でした」と白を切るつもりなのだろう。いわば、日本のエリートは先の戦争と原発過酷事故の両方を悲惨な状況に棄て置いた、前科2犯のDNAを受け継いでいる者たちなのだ。彼らの説明に納得するようであれば、それこそ正真正銘のおバカ国民だ、ということになるだろう。
  

29. 2014年5月17日 07:55:38 : atxeyfN6Rs
>28
そうなんです。戦争になったら命と暮らしを守るどころか逆に命と暮らしが吹っ飛ぶ事を国民は理解しなければなりません。しかし残念ながらバカ国民はきっちり騙されて暢気なものです。蛇足ですが命がなければ暮らしはありません。暮らしがあれば命があるのでしょうか。何かおかしいですね。


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