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“手当て”蹴飛ばし財界と決別 小泉元首相「脱原発」の本気度
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2014年5月14日 日刊ゲンダイ
スイッチオン/(C)日刊ゲンダイ
年間報酬1700万円と個人事務所
「脱原発」を掲げる小泉元首相(72)。完全に“スイッチ”が入ったようだ。財界主導の民間シンクタンク「国際公共政策研究センター」の顧問を4月末に辞め、原発推進の財界に“決別宣言”をしていたことが分かった。
シンクタンクは07年3月、経団連会長だった奥田碩トヨタ元会長の呼びかけで主要企業80社が約18億円の資金を出し合って設立された。トヨタと東京電力、キヤノン、新日鉄が発起人となり、原子炉プラントのトップメーカーである日立やIHIなどの原発関連企業のトップも理事に名を連ねている。
「シンクタンクは奥田碩さんが小泉元首相の労をねぎらう目的で設立しました。東京・日本橋の三井本館のビル5階に個人事務所も用意、年間1700万円もの報酬を払っていると報じられた。政治家を引退した小泉元首相を、財界全体で面倒みていた形です」(経団連関係者)
シンクタンク事務局は「顧問の年収は非公表」とした上で、「小泉氏から顧問辞任を申し出たと聞いています」と説明した。シンクタンク側が、「脱原発」の主張を下ろさない小泉元首相に辞任を迫ったという声もあるが、小泉元首相が至れり尽くせりの厚待遇を捨てたのは、本気で脱原発にかじを切ったかららしい。
■社団法人設立
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「小泉元首相は一度スイッチが入ったら周囲の雑音を気にしない。シンクタンクの顧問辞任が4月末だったのは、発起人となった『自然エネルギー推進会議』の設立が5月7日だったからでしょう。ケジメをつけて、思う存分、脱原発に向けて暴れるつもりだと思います。あの性格だから、財界から『恩知らず』と言われようがお構いなしでしょう。『候補者を応援することはない』と言っていましたが、早ければ7月の滋賀県知事選から政治活動を始動し、11月の福島県知事選で現地に入り、“決戦”の照準を来春の統一地方選挙に合わせていると思います」
財界主流とは手を切ったが、「脱原発」ビジネスを狙う企業をスポンサーにつけたという話も流れている。いずれにしろ、この先、本気で「脱原発」を訴えるのは間違いない。
安倍周辺は「もう、過去の人だ」とバカにしているらしいが、総裁選に3回も手を挙げたように、この男はしつこい。いずれ、安倍首相の足元を揺るがすようになるのではないか。
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