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秘密保護法も集団的自衛権容認も米国からの強圧ではなかった!
http://www.labornetjp.org/news/2014/0510shasin
5月7日に来日したモートン・ハルペリン氏は3日連続、都内で講演したが、10日の日弁連主催「秘密保護法国際シンポジウム」では、元毎日新聞記者西山太吉氏と対談した。
1969年の沖縄返還密約に深く関わったニクソン政権の高官と密約を暴露して逮捕された記者が初めて直接会うという歴史的な瞬間に、400人が詰めかけた会場は緊張に包まれた。
しかし、立場の全く異なる二人から共通する発言が飛び出した。それは、秘密保護法は米国からの強い要請によって日本政府が法案化したのではなく、それを装ったいわば安倍政権の「偽装」であったということだ。
西山氏はさらに、集団的自衛権についても同様と、日本政府の自作自演であると強調した。
ハルペリン氏の東京での3回の講演を通して明らかになったのは、秘密保護法が民主的国家の中では最悪の法律であること、安倍政権が国際的な基準も国内世論も野党の意見も聞かずに強行したこと、そして米国からの圧力によるという偽装を行ったことだ。(白石孝)
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