http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/332.html
Tweet |
水面下で練られる八百長芝居 公明党「裏切りのシナリオ」
http://gendai.net/articles/view/news/150089
2014年5月10日 日刊ゲンダイ
「妥協案」は着々/(C)日刊ゲンダイ
安倍首相が解釈改憲に向けた動きを加速させている。9日に自民党の石破幹事長、高村副総裁と相次いで会談。週明けの13日に安保法制懇の報告書が提出されるのを受け、記者会見も開くという。軍靴の音は近づいている。
頼みの綱は「平和と福祉」の公明党しかない状況だが、水面下では解釈改憲を容認する「裏切りのシナリオ」ができあがっているという。
公明党は安倍政権が目指す「集団的自衛権の行使容認」に反対する姿勢を崩していない。山口代表は、8日の党中央幹事会でも、現行の憲法解釈を尊重する立場を強調している。今のところブレてはいない。
「安倍首相は会期を延長してでも今国会中に解釈改憲を閣議決定すると思います。一方の公明党は絶対にノーで譲れない。支持母体の創価学会も幹部はそろってノーです。いつまでも自民党に付いていくだけの“下駄の雪”じゃダメだ、という過激な意見まで聞こえてくる。ただ、政権を離脱するという選択肢はありません。そのため、今はまず先送りに徹する考えです。時間をかけて合意できる形に持っていこうとしています」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
ただ、公明党の「平和」への思いは、あまり信用できない。前科もある。
小泉政権時代、自衛隊のイラク派遣問題をめぐり、神崎代表(当時)が露払いを演じた一件だ。陸上自衛隊の派遣予定地だったサマワを訪問し、「比較的安全だ」と発言。党内外の慎重論を封じ込めた。
■閣議決定に反対し連立を離れても…
はたして今回はどこまで反対を続けられるのだろう。「権力」の甘い汁を吸い続けようとするのか、それとも頑として「平和」を貫けるのか。国民は注視しているが、すでに「妥協案」は練られているという。与党協議は八百長みたいなもの。反対も抵抗も演技に過ぎないのだ。
「閣議決定に反対し、いったん連立を離脱した後、あらためて政策協議をやって政権に復帰するというプラン。これなら公明党は体面を保てます。太田国交相が閣議で署名を拒否し、政権を離脱する。でも、集団的自衛権行使に関する法案を整備するあたりで再び握手し、“我が党が平和の理念を入れました”とか何とかアピールして、よりを戻す段取りです。必要があれば、公明党が主張してきた消費税の軽減税率も使う。軽減税率導入のために戻るとなれば、学会にも言い訳が立ちますからね」(政界事情通)
数の上では、公明党が反対しても、維新やみんなの賛成で解釈を変えられる。ただ、選挙を考えれば、自民党は公明党と離れられない。それで一芝居打つわけだ。
国民もなめられたモノである。こんなイカサマ、絶対に許してはダメだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK165掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。