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NHKの欺瞞を鋭く暴く三宅博氏。NHKの高給問題はNHK特集で取り上げるべき問題でもある。
あなたから受信料を毟るNHKの職員は1190万円の高給取り
http://www.bllackz.com/2014/05/1190.html
2014年5月10日 Darkness - ダークネス
2013年12月3日、衆議院総務委員会にて議員の三宅博氏が驚くべき現状を明らかにした。NHKの職員約1万人が、人件費だけで1819億円を使っているという現状だ。
これは1人あたりの給与にすると、約1190万円となる。厚生費、退職手当を含めるとさらに額が上がって1753万円になっていると三宅議員は計算して発表した。
国家公務員の給料はもらいすぎだと大批判があるのだが、その額は約651万円だった。
国税庁の民間給与実態統計調査では2013年の民間給与平均は408万円である。パート、派遣社員の非正規労働者の年収は168万円。年収をざっくりまとめると、以下のようになる。
派遣社員 168万円
一般社員 408万円
公務員 651万円
NHK 1190万円
公務員の給料は民間よりも250万円近くも高く、これは是正されないとならないが、それにしても、もっと悪質なのはNHKの人件費である。いったい、これは何なのか。
■これほど理不尽で、非合理な話はない
NHKは最近、日本をけなすような番組ばかりを作って、いったいどこの国の国営放送なのかと国民を激怒させているのは承知の通りだ。
そのNHKの職員は給料が低くてやる気がないから、適当に番組を作っているのかと心配になるが、実際はまったくその逆である。
彼らは、あなたから受信料という名目で無理やり金を毟り取って、1190万円もの高給をもらっている。そして、その上で日本をけなすような番組を作り、誰も見もしない韓国の馬鹿げたドラマを延々と流している。
これは、おかしな話だ。
年収で1190万円もの給料が転がり込んで来る人たちが、年収168万円の派遣社員や408万円の民間の一般社員から金を毟り取り、それを拒否したら「法的手続き」で恫喝するのである。
派遣社員やパートで何とかやりくりして168万円の年収を得ている人たちは、日本の社会では「貧困」に類される。つまり、日々の生活に苦慮しながら生活をしている。
民間の408万円でも、生活するのに充分であるとは必ずしも言い切れない。
ところが、NHKの職員は、ささやかに生きている普通の日本人から問答無用に金を奪って1190万円で豊かに暮らすのである。これほど理不尽で、非合理な話はない。
当たり前の話だが、民間の平均年収が408万円であるならば、当然だが公務員やNHKの職員もまたそうあるべきである。
■彼らの高給は、貧困者からむしり取ったもの
NHKは、老人の孤立死を番組で取り上げ、若者の貧困を番組で取り上げ、女性の貧困を番組で取り上げて、「日本ではこんなに貧困が拡大した」と盛んに報じている。
それは事実なのだから、確かにそれを報じるのは特に間違いではない。
しかし、そうやって国民の貧困を問題だと取り上げるのであれば、自分たちの賃金が逆の意味で問題であるとなぜ取り上げないのだろうか。
1190万円の年収の人間が、「国民は貧困に落ちて大変だ」としたり顔で言う。しかし、彼らの高給は貧困に落ちた人たちから徴収した金で成り立っている。これは、あまりにもスキャンダラスな実態である。
最近のNHKは何を報じたか。2014年5月9日は、「広がるダウンシフター。働き方・生き方、多様性時代」というものを報じている。
ほとんどの人は、「ダウンシフター」などと言われても、それが何だか分からないと思われる。
ダウンシフターとは、直訳すると「減速生活者」という意味になる。アメリカの作家ジュリエット・ショアが、著書の中で、"Down-Shifting"(減速生活)という言葉を使ったのが最初であると言われている。
分かりやすく言うと、「余暇を大事にするためにあえて生活レベルを落とす」という意味だ。NHKはそんな生活者が日本で広がっているという言い方で、「お前たちはみんなそうしろ」と勧めているのである。
もっと分かりやすく言えば、貧困に堕ちていく日本人を指して、このように言っているのだ。
「自分たちは1190万円の年収を得るが、お前たち国民は無理なので、生活レベルを落として趣味を楽しみながら適当に生きていろ」
■民間の一般人には「世の中金じゃない」と世論操作
日本を貶めているNHKが「広がるダウンシフター。働き方・生き方、多様性時代」というようなものを報道する。一見、これは私たちに寄り添い、私たちに「新しい生き方」を提唱してくれているようにも見える。
貧困に負けずに好きなことをして生きていくのは、いいことではないか、というわけだ。
しかし、一般人から金をむしり取って1190万円も年収をもらっている人たちが、そのような提案をするというのは、まるでブラック・ジョークのようでもある。
自分たちはあこぎなまでに年収を増やして今や民間の3倍もの年収を得ながら、民間の一般人には「世の中金じゃない」としたり顔で言うのだ。
「いったい何様のつもりだ。お前たちこそ、ダウンシフターになれ」と国民に罵倒されてもおかしくない。
国民の多くは衆議院総務委員会のやり取りなど見ない。また、NHKの職員は自分たちが1190万円もの年収をもらっていることなど絶対にNHK特集で取り上げることもない。
だから、国民の多くは、NHKの職員がこんな高給取りであることを知らない。知らないから黙って受信料を支払っているのだとも言える。
しかし、いつまで隠し通せるだろうか。そのうちに、「年収1190万円の高給取りが、一般人に貧困でも楽しく暮らせと世論操作をしている」と暴露される日が来るはずだ。
いつ日本国民がそれに気付くのかは知らないが、国会でもNHKの悪質さが問題になっているのだから、そんな遠い話でもなさそうだ。
すでに、NHK職員の給料は民間レベルに下げるべきだという意見どころか、「もうNHKそのものを解体すべきだ」という声すらも出てきている。それを正論と思う人も増えてくるかもしれない。
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